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ヒロシマでの制作

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#青焼き

「呼吸する影-被爆樹木を撮影して10年の活動報告展覧会」を開催します!

「呼吸する影-被爆樹木を撮影して10年の活動報告展覧会」を開催します!

2012年の8月。はじめて訪れた広島で、被爆樹木に出会いました。

それから、毎年広島に通い、最も爆心地から近い370mで被爆したシダレヤナギをカメラを使わないフォトグラムの技法で撮影してきました。

2022年は、10年目となる節目。
あっという間の10年でしたが、10年前、1人ではじめた撮影から、展覧会や様々な企画を通して、仲間が出来、活動を支援してくれる方と出会いました。

今回の企画では、

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【フォトグラムワークショップのお知らせ @広島】

【フォトグラムワークショップのお知らせ @広島】

【フォトグラムワークショップのお知らせ @広島】 

来る8/4。作品展示している「はつかいち美術ギャラリー」でフォトグラムのワークショップを開催します。

実ははつかいち美術ギャラリーのエントランスには「被爆アオギリ2世」がいます。まっすぐ伸びた美しい幹に、大きな葉を茂らせています。根元には1枚だけ小さな葉があり、これもかわいいです。

ワークショップでは、このアオギリの木漏れ日を写したいと考え

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【Action 2019】2019年、広島滞在制作スケジュール

【Action 2019】2019年、広島滞在制作スケジュール

【HIROSHIMA 2019】

8/3-8/6今年も広島入りします。
今年で8年目の制作。今年も暑そうです。

広島の制作滞在スケジュール

●8/3:
東京→広島:現地入り
                                                        
●8/4:

「影をつかまえる-フォトグラムで被爆樹木を撮ろう!」
@はつかいち美術ギャラリー 
14:0

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【アートは、「コンセプト」を「身体」にする】2019年、8年目のヒロシマでの制作を経て感じたこと。

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アートは、「コンセプト」を「身体」にする。

                                 
「概念」が溢れている。それにリアリティを持つことが困難になっている。それに強く危機感を持った経験が東日本大震災だった。日々の生活に欠かせないライフラインがどこで生まれているのかも知らないまま生活をしていたことに大きな衝撃を受けた。日々、大切なものの根っこを知らないまま或いは疑問にも湧か

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【Workshop2015】影をつかまえる-被爆樹木のこもれびをTシャツに写して着よう!-WSレポート

【Workshop2015】影をつかまえる-被爆樹木のこもれびをTシャツに写して着よう!-WSレポート

去る2015年8/1。

garelly Gで開催した個展『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』関連企画として、ワークショップを行った。

フォトグラムワークショップ『影をつかまえるー被爆樹木のこもれびをTシャツに写して着よう!』は、2014年に衣裳家の田村さんと設立したSeeSewで実施。

今回のワークショップの主な目的は、参加者の皆さんと実際に被爆樹木を見に行き、幹や葉に触れ、衣服にその影

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コロナ禍のヒロシマで「10年目の被爆樹木の撮影-葉に触れ、影を視つめ続けることで感じたこと-」

コロナ禍のヒロシマで「10年目の被爆樹木の撮影-葉に触れ、影を視つめ続けることで感じたこと-」

爆心地から370m。最も近い場所で被爆し、今も生きている被爆樹木シダレヤナギと出会ったのは2012年。

それから毎年、この樹に会いに行き、樹木の存在を撮影している。

今年で10年目の節目となり、これまでの制作を記したいと思う。

撮影は、フォトグラムという方法で行う。

フォトグラムとは、カメラを使わずに撮影する撮影技法やその写真のことを指す。光に反応する感光紙に直接光をあて、その光の差(日焼

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