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数字のための文章ではなく、思いついたことをなるべく正直に書く
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2022年2月の記事一覧

殴り合うのが苦手なの。

殴り合うのが苦手なの。

ごめんなさい、ボクシングやプロレスの良さがわからない。

どうしてわざわざ、血で出て倒れるまで殴り合うの?
どうしてわざわざ相手を痛めつけるの?

それを見て煽る観客がまた恐ろしい。

そういうショータイムですから、と言われても、ショーだろうが何だろうが人が人を力一杯痛めつける、それを見るのが楽しいという心理がわからない。

やられた方が再び立ち上がる、そんなファイターの姿が勇気付けられるのだよと

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みずのえとらの目標。

みずのえとらの目標。

人生で初めて、まともに『目標』というものを考えました。

今までの人生で何か『意識』を傾けてやっていたことといえば………
何となく節目節目で受験や就職のために頑張ったことだったり、仕事でやらねばならない作業をこなしたり。

好きなことや夢中になれることを追い求めて生きてきた ─── そんな人には、それまでに積み重ねた光るものが確実にあります。

でも、わたしには、人に誇れるそんな何かもありません。

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プレゼントを選ぶとき。

プレゼントを選ぶとき。

誰かにプレゼントをする時、その相手のことを思い浮かべますよね。

喜んでほしい、好みに合いそうなものを贈りたい、自分の気持ちを伝えたい……などなど、相手のことや相手と自分のことを考えて選ぶ。
それに割くのがどんなに短時間だとしても、会計する手間だってある。

もらう側からすれば、一瞬でも相手が自分の時間を使い、こちらのことを少しでも考えてくれていたことになります。

だから、何かプレゼントをもらっ

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ダブルスペース・ファミリー。

ダブルスペース・ファミリー。

黙って各々がスマホやタブレットをいじる。
家族が家の中で同じ空間にいても、決して同じものを見てはいない。
最低限の必要な会話はするけれど、後はたいてい画面を見ている。
自分だけの画面を。
音声だって、イヤホンで自分だけで独占できる。

家にいながら、そして家族が傍にいても、目に入るものと耳へ流れる音を限定し自分だけの世界へ潜り込む。
道具さえあれば、それはいとも簡単なことになった。

こんな光景、

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たぶん世界は三つある。

たぶん世界は三つある。

向き合っているパソコンなりスマホなりの画面。
その奥の世界には何があるのだろう。

リアルな世界から事実を切とりったもの。
リアルな世界に対する誰かの解釈、あるいは誤った認識。
リアルな世界とは無関係な虚構、妄想。
リアルタイムではないどこかの時点。
時間のない仮想空間。
そして、知らない誰かの日常の破片。

そんなものが混沌とした0と1の世界を手繰ると、誰かの何かと繋がる。

どんな時間でも、そ

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応援、とは。

応援、とは。

頑張っている人を応援したい、
のではない。

頑張っている人の中に見える、
心、人間性、生き様。

そんな垣間見得たものに共感したからこそ、応援したくなるのた。

だから、スポーツをやっている人=頑張ってるから応援したい、とは思わない。

そこから何も感じなければ、
応援したい気持ちは
正直、一欠片も産まれてこない。

わたしにとって、

羽生結弦くんも、

寒い中で愛を持ってお酒の仕込みをする杜

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ちょっとした恋愛話のような実話。

ちょっとした恋愛話のような実話。

もうすぐバレンタインですね。

たまにはお題のタグを見て何か書いてみようかと思いました。

私のバレンタインの一番の思い出は、はるか大昔(笑)、同じ職場の気になる人にお仕事中にこっそりチョコレートを渡した時のことです。

他の人がいない隙をみはからって、彼に声をかけてチョコレートを差し出しました。

すると、彼から帰ってきた言葉は、

「 ごめん、受け取れない 」

……… でした。

え、…… 

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わたしがわたしを 感じて、知って。

わたしがわたしを 感じて、知って。

時には

ぼた雪のような
重みのあるうつくしきもの

それにまみれたような
わたしになりたい

それは、
何かで汚されたいのではなくて

わたしからは決して
生まれることのないものを

身体中に浴びて そして
全身を上塗りした自分になりたい

よじるようにまとわりつくその感覚で
わたしの存在を感じたいの

時には

重力のような
抗えずどうしようもない必然

それを
当然のように受け止めてる
わた

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わたしの文字を消したとき。

わたしの文字を消したとき。

わたしの手と指から生まれた文字

それらは、

書きたいから書いたものもあれば、

書かずにいられなかったのもあれば、

書くことで自分を救ったものあれば、

書くことで喜んでくれた人が
間違いなくいたものもある。

書いたもので、
読んだ人が傷ついた。

書いたもので、
真実を語りすぎてしまった。

書いたことで、
黙り込んでしまった人がいる。

そんなときも、間違いなくあった。

そんな、

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