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紫葉梢【Siba-Kozue】
2022年2月18日 13:38
空は 誰のことも裏切らない青さも 白さも日々 ただ その色で あるがままに空は 誰のものでもなく空は 常にそこにあり人々の願いを受け止め人々を見守り求めれば 寄り添ってくれるいつまででも いつまででもどう見ても構わない空は ただ見る者の見たいようにそのまんま 見えるだけそこにあるのは おおいなる赦し誰かが残した 空の姿は絵画も 写
2022年2月6日 14:23
歩きながら、空を見た10歩 歩いては、空の写真を撮った一粒万倍日の空は、美しすぎて 眩しすぎてアイスブルーの海にドライアイスをのせてさらに そこから生まれるスモークをふんわりと泳がせたようなあるいは、青と白の絵の具だけを厚く乗せたり薄く広げたり混ぜたり重ねたりしながらキャンバスを埋めたようなそれを唯一無二の宇宙のライトで目映く、でも あたたかく照らす
2022年2月22日 15:31
人生で初めて、まともに『目標』というものを考えました。今までの人生で何か『意識』を傾けてやっていたことといえば………何となく節目節目で受験や就職のために頑張ったことだったり、仕事でやらねばならない作業をこなしたり。好きなことや夢中になれることを追い求めて生きてきた ─── そんな人には、それまでに積み重ねた光るものが確実にあります。でも、わたしには、人に誇れるそんな何かもありません。
2022年2月15日 18:57
誰かにプレゼントをする時、その相手のことを思い浮かべますよね。喜んでほしい、好みに合いそうなものを贈りたい、自分の気持ちを伝えたい……などなど、相手のことや相手と自分のことを考えて選ぶ。それに割くのがどんなに短時間だとしても、会計する手間だってある。もらう側からすれば、一瞬でも相手が自分の時間を使い、こちらのことを少しでも考えてくれていたことになります。だから、何かプレゼントをもらっ
2022年2月14日 11:26
黙って各々がスマホやタブレットをいじる。家族が家の中で同じ空間にいても、決して同じものを見てはいない。最低限の必要な会話はするけれど、後はたいてい画面を見ている。自分だけの画面を。音声だって、イヤホンで自分だけで独占できる。家にいながら、そして家族が傍にいても、目に入るものと耳へ流れる音を限定し自分だけの世界へ潜り込む。道具さえあれば、それはいとも簡単なことになった。こんな光景、
2022年2月14日 07:38
向き合っているパソコンなりスマホなりの画面。その奥の世界には何があるのだろう。リアルな世界から事実を切とりったもの。リアルな世界に対する誰かの解釈、あるいは誤った認識。リアルな世界とは無関係な虚構、妄想。リアルタイムではないどこかの時点。時間のない仮想空間。そして、知らない誰かの日常の破片。そんなものが混沌とした0と1の世界を手繰ると、誰かの何かと繋がる。どんな時間でも、そ
2022年2月2日 18:33
わたしの手と指から生まれた文字それらは、書きたいから書いたものもあれば、書かずにいられなかったのもあれば、書くことで自分を救ったものあれば、書くことで喜んでくれた人が間違いなくいたものもある。書いたもので、読んだ人が傷ついた。書いたもので、真実を語りすぎてしまった。書いたことで、黙り込んでしまった人がいる。そんなときも、間違いなくあった。そんな、今