- 運営しているクリエイター
#オープン学級通信
【小説】穴が空いた靴下をコの字綴じで繕う
「新しい靴下を買って!」
「ダーメ、今月、お財布が厳しいから。縫うから出して」
「そんな靴下、恥ずかしいよう」
「綺麗に縫うから我慢して」
娘が中学生になって、小学生と比べて通学距離や行動範囲が格段に広がった。
しかも、ソフトテニス部にも入ったので、靴下の消耗が激しい。すぐに靴下に穴が空いてしまう。
新しい靴下を買ってやりたいが、身長も体重もまだまだ成長期で服代がかかるし、これから先の
下着は上下セット派? バラバラ派? セットにすると人生が好転するかもしれない話。#ワコールがnoteでコンテスト開催中
これは、ワコール下着価値向上委員会のコンテスト『#下着でプチハッピー』の応募作品です。
そこの女子寮には、共有のお風呂とシャワー室しかなく、唯一の更衣室で服や下着を脱いだり着たりするしかなかった。
最初は恥ずかしくて、下を向いてモゾモゾ着替えていたし、他人の着替えをジロジロ見たら変な人だと噂が立ちそうだと思ったから、なるべく周りを見ないように気をつけてもいた。
数か月経ち、羞恥心もだんだんな
ガリガリに痩せたとき、ブラと胸の互助に気づいた話。#ワコールがnoteでコンテスト開催中
これは、ワコール下着価値向上委員会のコンテスト『#下着でプチハッピー』の応募作品です。
ブラはずっと胸を支え、胸はずっとブラに支えられているのだと思っていた。そう、あのときまでは。
体重が30㎏まで落ちて、ガリガリでほとんどの肋骨が浮き出たとき、痩せる前のいつもの感覚でブラジャーをつけて、外に出掛けた。
(えっ⁉ アレ⁉ 何かおかしいよ⁉)
歩いている途中で異変に気づき、慌ててデパートのト
ブラが透けるのを隠すために、タンクトップを10枚着ていた話。#ワコールがnoteでコンテスト開催中
これは、ワコール下着価値向上委員会『#下着でプチハッピー』の応募ストーリーです。
「もう!洗濯が大変なんだから、そんなに着ないでよ!」
中学生の次女は、反抗期まっしぐらだった。体育の授業がある日は決まって、ブラジャーとTシャツの間にタンクトップを着ていた。
でも、そのタンクトップの枚数が尋常ではないのだ。
その数、10枚!何と10枚も着ているのである。
「もう!何でそんなに着てるのよ⁉」