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『虎に翼』が残したもの
久しぶりにいわゆるNHKの「朝ドラ」を視ました。最初から最後まで。リアルタイムにはTVの前にいないので、いわゆる視聴率に関わらないファンでした。たいていは週末にまとめて「見逃し」でPC上で観ていました。
押し付けられた価値観などに「はて?」と疑問を呈する主人公、寅子の姿勢には共感を覚えました。取り上げられた裁判には知らないものも多く、日本の歴史や法律関係の知識として勉強にもなりました。
「朝から重
ゴードン会議でトスカーナを訪れた(その4):エクスカーションでワイナリーへ
ポスターセッション
ポスターセッションは、2日目から5日目までを2グループに分けて2日間ずつ掲示していた。午後のフリータイムが終わって16:30-18:00の間の時間帯。同僚の吉川講師は前半で、ショートトークを行ったこともあって大盛況。私の方は後半の日程で、昔からの知り合いを中心にポスターを見に来てくれた。現在、リバイス中の内容だったので「Good luck!」と皆に励まされた。
対面会議の良
ゴードン会議でトスカーナを訪れた(その1):フィレンツェ入り
はじめに
Gordon Research Conferences (GRC)は米国でCold Spring Harbor Laboratory Meetings (CSHLM)、Keystone Symposiaと並ぶ合宿形式の研究会だ。30代から40代にかけて、何度も参加していたが、GRCは夏休みで空いている米国の大学の寮に宿泊する形式。さすがに歳をとってくると、シャワールームを見知らぬ参加者
週刊ダイヤモンド誌連載コラム第450回はヒト人工生殖細胞の話を取り上げました
7週間に1回の連載、先週発売の週刊ダイヤモンド誌に掲載でしたが、タイミングを逸して本note記事に挙げられず……。でも備忘録として残します。
今回はヒトiPS細胞から人工生殖細胞の産生過程の途中段階までを効率良くする方法を開発したという京都大学の斎藤通紀先生のところの論文を取り上げています。
最近、繰り返しAudibuleで聴いていたユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』に影響された書き出し
第19回科学ジャーナリスト賞贈呈式
6月8日(土)審査員を務めた科学ジャーナリスト賞(J賞)の贈呈式に出席してきました。この賞は日本科学ジャーナリスト会議(JASTJ)が毎年、授与しているものです。
こちらが今年の受賞作品です。
大賞、優秀賞、それぞれの受賞者に、白川先生、浅島先生、相澤先生、小林先生が記念品を授与し、それぞれ講評と受賞スピーチをされました。
受賞作品へのリンクを貼っておきます。
全体講評をさせていただきまし
Luncheon Session at CINP2024
We will organize a luncheon session at CINP2024 on May 24th supported by the World Women in Neuroscience (WWN) as well as the International Brain Research Organization (IBRO). It is an onsite session,
もっとみるナノテラス運用開始記念式典と祝賀会に参加しました
本年度より運用が開始された次世代放射光施設ナノテラス(NanoTerasu)の記念式典が現地の第1会場と仙台国際ホテルの第2会場にて開催され、盛山文部科学大臣、大島理森元衆議院議長をはじめとする多数の国会議員、関係する大学や研究機関の長、地元経済界関係者、本学関係者等、総勢400名余が参集しました。
(サムネイル画像はwebマガジン『まなびの杜』より拝借。
式典前に大臣の視察があるとのことで、今
週刊ダイヤモンド誌連載コラム:piRNA
今週発売中の週刊ダイヤモンド誌(4/20号)に連載コラム掲載。今回は東京大学の塩見美喜子先生が内藤記念科学振興賞を受賞されたことを受けて、small RNAを取り上げました。
実は、現在、進めているプロジェクトが絡んでいるテーマだったので、勉強を兼ねて調べた次第。マクリントックのトランスポゾン(動く遺伝因子)、キッドウェルのPエレメントから塩見先生のpiRNAへと続く道。サイエンスを行うのは人。
大野総長お疲れ様でした
昨日(3月29日)、第22代東北大学総長、大野英男先生の総長退任式が片平の本部棟前で執り行われました。朝は暴風に加えて雨模様でしたが、午後4時からの退任式前までに雨は上がり、報道機関含め、学内外から多数の皆さんが参集して、賑やかなセレモニーとなりました。(画像はすべて、史料館の加藤先生よりご提供いただきました)
旧理学部化学棟として登録有形文化財でもある本部棟の玄関で、大野先生のご退任挨拶。20