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記事一覧
週刊ダイヤモンド誌連載コラム第464回はノーベル賞関係
10月の第1週はノーベル賞受賞者発表で始まります。昨年は「mRNAワクチン」という応用研究でしたが、今年の生理学・医学賞はマイクロRNA(miRNA)の機能に関する基礎研究でした。小さなモデル動物「線虫」を使った研究という点について、2002年、2006年にもそうだったなぁ・・・という点を週刊ダイヤモンド誌の連載コラムで掘り下げてみました。他の解説記事とはちょっと異なる視点をお楽しみください。ちな
もっとみる週刊ダイヤモンド誌連載コラム第450回はヒト人工生殖細胞の話を取り上げました
7週間に1回の連載、先週発売の週刊ダイヤモンド誌に掲載でしたが、タイミングを逸して本note記事に挙げられず……。でも備忘録として残します。
今回はヒトiPS細胞から人工生殖細胞の産生過程の途中段階までを効率良くする方法を開発したという京都大学の斎藤通紀先生のところの論文を取り上げています。
最近、繰り返しAudibuleで聴いていたユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』に影響された書き出し
第19回科学ジャーナリスト賞贈呈式
6月8日(土)審査員を務めた科学ジャーナリスト賞(J賞)の贈呈式に出席してきました。この賞は日本科学ジャーナリスト会議(JASTJ)が毎年、授与しているものです。
こちらが今年の受賞作品です。
大賞、優秀賞、それぞれの受賞者に、白川先生、浅島先生、相澤先生、小林先生が記念品を授与し、それぞれ講評と受賞スピーチをされました。
受賞作品へのリンクを貼っておきます。
週刊ダイヤモンド誌連載コラム第429回で体外受精のリスクについて取り上げました
2015年から続けている週刊ダイヤモンド誌の連載コラム「大人のための最先端理科 生命科学」の今回の話題は「体外受精」。直近で発表された京都大学の篠原隆司先生の論文を取り上げています。
この論文はオープンアクセスですので、どなたでも読めます。Graphical Abstractを貼り付けておきますが、顕微授精だけでなく、体外受精(IVF)のみでも、子ども世代(F1)以降の健康に関してリスクがあるこ
週刊ダイヤモンド連載コラム第422回はカリコ博士にフォーカス♫
2015年から続いている週刊ダイヤモンド誌の連載コラム「大人のための最先端理科」は、個々数年、この時期はノーベル賞がらみの題材を扱うのが恒例。今年はさて、どうしようと思ったのだけど、ある意味、順当すぎるmRNAワクチンを取り上げることにしました。
Amazon/Kindleのリンクが公開されるのを待っていたら、note記事公開のタイミングを逃しました……orz
週刊ダイヤモンド連載コラム第408回は人工冬眠のお話♬
ただいま書店に並んでいる週刊ダイヤモンド誌に、「大人のための最先端理科」の連載コラムが掲載されています。今回は「人工冬眠」の話です。ちょうど6年前にも扱っていて、研究の進歩に驚きました!
ちょっと表紙が……ですが、ぜひ御覧ください。
週刊ダイヤモンド連載コラム:坂本龍一の追悼として
ただいま大型連休合併号として発売されている週刊ダイヤモンドの連載コラム「大人のための最先端理科」に記事が掲載されていますので、ぜひ手にとってご覧ください。Kindle版等でも読めます。
今回は3月末にがんで亡くなられた坂本龍一を悼んで、がんの転移についてフォーカスしました。
週刊ダイヤモンド連載コラム第394回:百寿者のエピゲノムは若い!?︎ 血液から年齢推定する新手法
週刊ダイヤモンド誌に連載している拙コラム、第394回のテーマは、エピゲノムで年齢を推定する新規手法について。岩手医科大学の清水厚志教授らの最新論文を中心にご紹介。Kindle版をご紹介。
こちらのプレスリリース記事も上げておきます。
ちょうど東日本大震災から12年経ちますが、震災復興プロジェクトの1つとして打ち立てられたプロジェクトの1つが東北メディカル・メガバンク機構でした。今、どんどん実り
大人のための最先端理科第380回はペーボ博士のノーベル賞!
週刊ダイヤモンド誌の最新号(10/29日号)に、担当している連載コラム記事が掲載されました。Kindle版のリンクを記しておきます。
今年、10月3日のノーベル生理学医学賞発表直後にもオンライン記事を書かせていただきましたが、紙媒体でもしっかり書かせていただきました。
ペーボ博士が2020年より沖縄科学技術大学院大学(OIST)に研究ユニットを持たれるようになったことを知り、「東北メディカル・
週刊ダイヤモンド連載コラム第372回はHuman Cell Atlasを取り上げました
こちらにアップするのが遅れましたが、ただいま発売中の週刊ダイヤモンド誌の連載コラム「大人のための最先端理科」に記事を寄せています。
もはや単一細胞で遺伝子の働き方を調べるsingle cell RNA-seqを行なっていなければ一流誌に掲載できない、というくらい必要な技術ですが、そのフロントが何を目指しているのか、6月末に開催された「Human Cell Atlas」という国際共同プロジェクトに