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9/30にむけたリハーサル!
ガムランの森に潜む人、ガムランの畑で音を摘む人。「月影之川」のリハーサル。ガムランは、村の人々の調和を図ります。紡がれる音と声、そして舞の調和をリハーサル中です。
白拍子+ジャワガムラン 「月影之川~Benewi aweayang wulan」
■月影之川(つきかげのかわ)組曲
第一楽章 古ジャワ語 “Benawi awewayang wulan” ブナウィ アウェワヤン ウラン
第二楽章 古ジ
🌛白拍子とジャワガムラン「月影之川」(インドネシアの三つの言語、日本語と日本古語で歌い舞う六楽章の組曲)~その創作の舞台裏~(その5)
第五楽章 ジャワ語
“Kali lelayan bulan” カリ ルラヤン ブラン
これでジャワ語の「ムーンリバー」です。
ジャワガムランのテンポは、曲によって2倍になったり1.5倍になったり1/2(半分)になったりします。テンポを握っているのは、太鼓奏者です。このシステムを採用して、1曲の中で、2倍の速さになる小節を作ったり、半分のテンポにしたりしています。そのたびに太鼓のパターンが変わ
🌛白拍子とジャワガムラン「月影之川」(インドネシアの三つの言語、日本語と日本古語で歌い舞う六楽章の組曲)~その創作の舞台裏~(その4)
第三楽章 雅楽風ガムラン(龍笛・月琴+チブロン・ゴング)
「ムーンリバー」だから月琴も入れてよとランバンサリの有志からのリクエストで、龍笛の旋律に月琴が楽琵琶のように主要な音を押さえて演奏します。
雅楽の鞨鼓の「来」(トレモロ奏法)と「正」(一打)をチブロン(ciblon)の太鼓で、鉦鼓(チチンと鳴る楽器)をクンプル(Kempul)で、終始音を決める親分の楽太鼓をゴング(Gong)で演奏し
🌛白拍子とジャワガムラン「月影之川」(インドネシアの三つの言語、日本語と日本古語で歌い舞う六楽章の組曲)~その創作の舞台裏~(その2)
2022年に入って、カール・ストーンと即興をすることになり、では、10世紀の古英語で「ムーンリバー」をやってみようということになり、東京インプロカーニバルで、5月21日に演奏しました。
さらに、「白拍子とガムラン」という構図で「ムーンリバー」をやってみようと思い、ジャワの影絵芝居の人形遣いのローフィット・イブラヒム氏に古ジャワ(カウィ)語、ジャワ語、インドネシア語にそれぞれ、「ムーンリバー」
🌛白拍子とジャワガムラン「月影之川」(インドネシアの三つの言語、日本語と日本古語で歌い舞う六楽章の組曲)~その創作の舞台裏~(その1)
「ムーンリバー」を日本語に訳すと「月影之川」。水に映った月、これを日本語で特別に月影と呼びます。「ムーンリバー」に着目した点は、これまでも随所で述べてきました。
2020年4月7日にコロナ感染症の対策として緊急事態宣言が出されました。通勤、通学も一旦中断されました。そして合気道の道場も閉鎖されました。そこで私は、毎朝、近所の綾瀬川をランニングすることにしました。ホール、ライブハウスで行われる