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自分にとっての『生きる』〜生きた証を残す方法〜

先日、友人からお題をいただきました。
本日のテーマは「生きる」について。

とても難しいテーマなので数日考えました。

結論から申し上げると、

自分にとっての生きるとは、

『意味付けによる生きた証作り』

これに辿り着きました。
生きるとは人それぞれ千差万別であり、
正解もありません。

この答えに行き着いたのには3つの言葉が
深く心に残っているからです。

1つ目は、YouTuberとしてバスっている
ひろゆきさんの言葉。
著書の中でこのように語られています。

「僕は生きる意味は存在しないと考えている。虫や細菌に生きる意味がないのと一緒で、地球上の生き物は地球の熱循環システムの一部としての機能を果たしているだけだ。」 

引用:1%の努力/ひろゆき

生きる意味はなく、ただ地球という惑星に存在
する人間という生き物の一部である。
これぞ究極な答えな感じがしますね。

ただそんな悲しいことも言ってられないので、
「死ぬまでにできるだけ楽しく暮らせればいいな」ということが、ひろゆきさんの生きることの様です。

2つ目はホリエモンさんの言葉。
3つ目は漫画家みうらじゅんさんの言葉。

「人生は壮大な暇つぶし」
「人生は死ぬまでの暇つぶし」

生まれてから死ぬまでが余生であり、
生きることは死ぬということ。

どうせ死ぬと決まったこの人生はすべて
暇つぶしの時間。それならば、この暇つぶし
とことん楽しもうじゃないかというお話です。

またこの3つの言葉に、もう1つの考え方が
加わり私の答えを形成しています。

『輪廻転生』

輪廻転生とは、人は何度も生死を繰り返し、
死ぬ度に新しい命に生まれ変わるということを
意味しています。

この生まれ変わりは、生前の善行悪行から
決められるとされていて6つの世界に分けられ
ます。

苦しい順番から言うと、

地獄界→餓鬼界→畜生界→修羅界→人間界→天上界

の6つで「六道」とも呼ばれます。
そして、私たちが存在するのが人間界です。

国際社会調査プログラム(ISSP)の2008年の
データによれば、日本人の42.8%がこの輪廻転生
という生まれ変わりの考え方を信じている様です。

私もどちらかというとなんとなく
「死んだら生まれ変わるのかなぁ」と思っている
タチです。笑
そのため、できる限り悪さはせず生きてきた
つもりです。笑


この3つの言葉と輪廻転生の考えから、

自分はこの人間界で父と母の元に生を受け、
いつかは死ぬと決まった、そのいつがいつかも
わからないタイムリミットのある人生を偶然に
与えてもらったという考えに行き着きました。

そして、死ぬと決まっている壮大な意味のない
時間を過ごす人生の1つずつの出来事に意味付け
をしていくことが生きることだと思いました。

『無意味な人生を自分色に全て意味付けていく』

この意味付けがあるからこそ、毎日生きて朝から
晩までやる1つ1つのこと、その繰り返しの365日
やこれまでの人生が「生きた証」になってくる
のだと思います。

意味付けのない無意味な人生は、本当に生きて
いたのかどうかもわかりません。

輪廻転生する際に、自分がこの人間界にたしかに
存在したという「生きた証」をどれだけ多く残す
ことができたか。これを担うのが「意味付け」と
思っています。

仏教には人間は何も持たず生を受け、何も持たず
死ぬという「本来無一物」という考えがあります。

次の人生に何も繰り越すことはできない、この
今の人生でこの世にどれだけの荷物を置いて
去れるのかどうか。

それは家族であったり、仕事であったり、
名誉であったり、はたまたお金であったり、
人生を歩んできた道そのものかもしれません。

この荷物が「生きた証」で、その証を形成する
ことが「意味付け」だということです。

あくまでこれは私個人の考え方ですが。

私の先輩で若くして「白血病」に罹患された
先輩が無事寛解された時に1つ言われた言葉が
あります。

闘病中1番怖かったことは、
副作用でもなく、死ぬことでもなく、
人の心から忘れ去られることだった。

どんなに悲しかったことも、時間が解決し、
涙は次第に枯れ、記憶の濃度は薄くなります。

その時、完全に記憶から自分が消滅してしまう
ことが怖かったと言ってました。

この記憶から忘れ去られないことが、
どれだけ現世に多くの生きた証を残すこと
にも繋がってくるのではないかと思いました。


日々生きていることに意味付けを行い、
多くの生きた証を残せるよう楽しく生きて
いきたいと思います。


最後に、私の好きなアーティスト「UVERworld」
さんの「Core Pride」という曲の出だしの歌詞
をどうぞ。

『生を受けそれぞれの人生を謳歌』


この世に偶然生を受けたこの人生を、皆さん
それぞれが日々意味を持って謳歌しましょう。

それでは。

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