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エシカル消費とは〜個人でもできるSDGs〜

近頃耳にするワードとなってきましたが、
皆さんご存知でしょうか?

特に、過去記事で記載した「SDGs」とも
関係が深いことです。


「エシカル消費」とは、直訳をすると
「倫理的な消費」という意味です。

基本的にこれまで買い物するといえば、
どれだけお買い得に買えるかなど、自分の損得
を重視して買い物をすることが多かったように
思います。

そのため、その商品がどれだけ環境に配慮
されたものなのかなどは考えず、

ただ安くて量がたくさん入ってるものが選ばれる
といった部分が強調されていました。

しかし、このエシカル消費では倫理的な消費
ということで、自分だけでなく環境や社会に
とっても配慮された買い物を心がけるという
消費の方法です。


では、どのような消費がエシカル消費とされる
のか具体例を挙げてみます。


①地産地消

ふるさと納税などでも知られた言葉ですが、
地産地消も立派なエシカル消費です。
配送が発生しないため環境に優しいなどが
理由の1つです。
できるだけ地元の商品を購入し、地産地消を
応援してみるのも良いでしょう。

②フェアトレード

フェアトレードとは、「公平な貿易」という
意味です。
スーパーなどでたくさんの安売りを見ますが、
その背景として生産地は発展途上国で不当な
労働で人件費を削減していたりなどの問題も
発生しています。

よって、適切な労働対価を得られていない人が
生産から消費のプロセスの間に介在している
ということです。

そのため、適正な価格で輸出入を行い、生産者の
生活を改善することなどが目的です。

③リユース リサイクル

これはみなさんご存知の通りですが、
地球環境にエコな方法ですね。

本来廃棄するものや使わなくなったものを、
再利用しているものです。

ごみの削減やエネルギーの無駄遣いを減らす
ということに繋がります。


④食品ロスを減らす

余分についつい買い物をしすぎてしまい、
賞味期限入れで廃棄するといったことも
しばしばあるのではないでしょうか。

そのため、食材は使用する分だけ適量を
購入することや、使い切るためのレシピ工夫、
少量売りしているものを買うなどを意識して
みることが大切です。

また、手前に陳列しているものから購入し、
店舗で廃棄とならないことにも協力するなど
も必要です。


⑤オーガニック製品や食品の購入

オーガニックな自然由来の食品で環境や体
にも配慮したものを選択することにより、
健康を意識した生活や環境改善などに
繋がります。

また、従来は食品というイメージが強かった
オーガニックですが、最近は化粧品などの
製品もオーガニック物が増えてきています。

環境にも体にも優しいため、ぜひ選択を
したいですね。


以上がエシカル消費の例です。

皆さん知らず知らずのうちにやっていた
エシカル消費もあったかもしれません。

このエシカル消費はもしかすればこれまでの
消費より少しコスト高となるケースもあるかも
しれません。

しかし、これからの社会は人類一人一人の
こういった工夫がなければ、環境がどんどん
悪化することにより、より我々の消費が
周り回ってコスト高となる可能性もあります。

また、そもそもの環境保全といったような
SDGsという部分について一人一人がより
真剣に考えなければいけないフェーズにも
なってきています。

ぜひそれぞれの消費を意識してエシカルに
切り替えていけるといいですね。

それでは。

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