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チェンジマネジメントとの出会い
1年半前、私はアメリカのIT企業の日本支社での職に就いていました。私は、B2Bのセールス組織に所属し、営業、マーケティング、プリセールスエンジニアなど、約150人のスタッフと協力し、一般的に「チャネル」や「流通」と呼ばれるステークホルダーと協力してビジネスを展開していました。
パートナーマーケティングマネージャー(シニア担当者レベル)として2年が過ぎた頃、事業部長であるYさんから、本社の指示で新
インクルージョンとは
私のキャリアを支えてくれた恩人のIさんが亡くなりました。最後にお会いしたのは恐らく恵比寿の寿司屋で、もう5年以上前のことです。
今年の年初にIさんから「教育のデジタル化として未来の子供達に何か残せればなぁ」というFacebookメッセージを受け取り、「一緒に世のためのこと、面白いことをしていきましょう」との言葉に、新しい方とのグループチャットも作っていただいていたところでした。信じがたい知らせが
日本の小学校からイギリスの中学校に入って2年。現在の英語力は?
「今日の英語はなかなか良かった!」
息子がイギリスの中学校で過ごして2年が経ちました。
日本の高校受験を視野に入れ、定期的に日本の塾の定期テストも自宅で受けています。通常、テスト後には、「文法問題でこんな英語の表現が出たんだけど、学校では使わないよね!」や「"Curry and Rice"というフレーズが出てきたけど、イギリスではそんな料理はないよね」といった不満を口にしますが、今回は少し違う様
ホームとアウェイにある境界
これまでに住んだ場所は北九州、東京、ロンドン、福岡、東京、香港、上海、西宮、東京、イギリス。
学生時代の課外活動は、合唱団、吹奏楽、バドミントン、写真部、学生新聞。アルバイトは塾講師、家庭教師、ファストフード、コールセンターオぺレーター。
その後3社の企業で働いた。今はキャリアブレイクでオンラインMBA生。
すべて自分が決めて行動してきたことであるが、幅広い選択肢から慎重に選んだり、優先順位を決
イギリス中学校のポジティブフィードバック
イギリスに来てから約2年が経ち、セカンダリースクールのYear 7から学校生活をスタートさせた息子は7月にYear 8を終えました。
学期の終わりに保護者に渡されるレポートカード(日本における通知表に相当)には、各科目における「Attainment(達成度)」と「Effort(努力)」の4段階スコアに加え、教師からのコメントが記載されています。これは息子の学業の現状を知るための情報であり、同時に各
チェンジに抵抗はつきもの
チェンジマネジメントは組織が進化し成長するために必要なプロセスですが、その道のりには抵抗がつきものです。私が所属していた組織は、人事、組織、プロセス、報酬などの変化が常に飽和しており、社員は変化に慣れている印象もありましたが、それでも変革プロジェクトの初期には何らかの抵抗がありました。
なぜ人は変化に抵抗するのでしょうか?経験上、私たちは、変化が不安を生むことを知っています。現状に100パーセン
個人が経験するチェンジのプロセスを理解しよう
例えば、あなたは女性向けにプラントベース食習慣改善プログラムを主宰しているとします。参加者向けに1日3食×4週間分のメニューを開発して渡せば、皆がそれを見るだろう。皆がすぐにそれを使って新しい食事を作り始めるだろう。皆がそれを効果的に使うだろう。プログラムが終わっても、その習慣は続けられるようになっているだろう。もし、これらの仮定が正しければ、参加者の変化は毎回望ましい結果をもたらすでしょう。
チェンジマネジメントにおける「チェンジ」を理解する
チェンジマネジメントに取り組む準備として、まず「チェンジ」を理解して定義することが必要でした。私の所属する組織が関与するチェンジについては、米国本社より社内の限られたメンバーへプロジェクトの概要やスケジュールが共有されることでチェンジマネジメントの準備が始まります。そこから、どんな人達に、どんな変化の受け入れが発生するのか、さらには変化のインパクトの大きさやどれくらいの準備期間がいるのかを調査して
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