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MBA振り返り: マーケティングコースの不安なスタート

オンラインMBA Summer Termの8週間が終了した。昨年の4月の基礎課程スタートしてから、5Termが終了したことになる。

今Term受講したのは、上級課程必修科目である「Analysis of Customers and Markets」。これはB2Bマーケティングのコースである。先生によると、"B2B markets form the backbone of the global economy"とのこと。私自身はIT業界で法人向け営業やマーケティングを経験してきたが、B2Bに特化したマーケティングを学ぶ機会はあまりなかった。基礎課程でのマーケティングは主にB2Cに関する内容で、分析対象企業もユニクロやDisney+が選ばれていた。

開始週の月曜日にシラバスが公開され、1週目から6週目までは毎週異なるケース分析をチームごとに日曜日までに提出し、7-8週目はFinal Reportとしてマーケティングプランを提出するというスケジュール。チームはクラスの中でランダムにアサインされるということで、Blackboardというオンラインツールを確認する。私がアサインされたのは3人チームで、他の2人は日本人ではなさそうだ。このプログラムは米国州立大学のMBAプログラムだが、日本の教育事業会社アビタス社が独自の基礎課程プログラムを提供していることもあり、これまでのコースではクラスの半分ほどが日本からの学生だった。

今回は初めて日本人以外と同じチームになるため、多少の不安を感じつつも、まずは初回のタスク分担やスケジュールを決めるためにオンラインツールでコンタクトを試みる。しかし、水曜日、木曜日になっても返事は来ない。締切は日曜日なので、一人ででも提出する準備を始めることにした。念のため、先生にもメールを送り、「連絡が取れない場合、個人として提出しても良いですか?」と問い合わせる。

1週目の対象企業は実在するMobileye。これはイスラエル発の先進運転支援システム(ADAS)と自動運転技術の分野におけるパイオニア企業だ。Harvard Business Schoolのケースは24ページあり、ケース分析の結果、答えるべき質問は「1. Mobileyeの強みと弱み」「2. テクノロジー大手との戦略的提携 - Googleの視点」の2つ。

まもなく、先生からメールの返信があり、他の一人がDropしたため、別のチームに移してくれるとのこと。

新しいチームは4人で、金曜日時点では二人とはまだコミュニケーションが取れていなかったが、コンタクトが取れたメンバーがドラフトレベルのケース分析を書いていたので、それを受け取り、私が最終化して提出することにした。しかし、いざ作業を始めると、他人が分析し、構成し、書いたものをどこまで直すべきか悩む。結局は、私が分析を計画してプレゼンテーションするならという観点で再構成し、かなりの部分を書き直した。

ケース分析のガイドとして、以下の点がある。
1. 講義ノートから関連するフレームワークや理論を取り入れること。
2. ケースにデータがある場合は、または外部から信頼できる情報源がある場合は、データを根拠として議論を展開すること。
3. 異なる視点や代替案も考慮すること。

次回以降、講義ノートやケース分析の振り返りを行っていきたい。






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