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ドローンと人工知能が海洋ごみの実態を解明する
調査方法が確立されていない海洋ごみ動物生態学が専門の高屋さんが一見畑違いとも思える海洋ごみ問題に取り組むのは、「生き物にとっても人間にとっても住みやすい環境にしたい」という思いから。海洋ごみとなって漂う漁網がウミガメや魚を捕らえてしまう「ゴーストフィッシング」をニュースで見かけるたびに心を痛めていました。
ここでいう海洋ごみとは、プラスチックごみを指しています。プラスチックの歴史は意外と浅く、開
RE:CONNECTワークショップ「牡蠣養殖用パイプでアイロンビーズ製作!~海ごみからアートへ~」
身近な森・里・海の自然を感じて、考えて、動ける市民参加型の環境問題解決モデルを作るために、日本財団と京都大学は「RE:CONNECT」を立ち上げました。その中で、人工知能を使って海ごみ問題の解決を目指す研究チーム『PicSea』の活動の場である瀬戸内海湾岸地域では、カキ養殖用パイプの漂着による海岸の汚染が報告されています。
*カキ養殖用パイプについての詳細はこちら
https://note.com
RE:CONNECT 社会連携ワークショップ「海ごみの巨大アイロンビーズ 」のためのカキ養殖用パイプを収集しました
カキ養殖用パイプとは?
瀬戸内海はカキ養殖が盛んな地域で全国の生産量の約77%を占めています(農林水産省 令和2年漁業・養殖業生産統計)。
カキ養殖はホタテの貝殻を使って行います。卵から生まれたカキの幼生は海を浮遊し、岩礁などに付着します。その性質を利用して海中にホタテの貝殻を吊るし、そこに幼生を付着させるのです。
ホタテの貝殻は70~80枚を1本のワイヤーに通します。このときに貝殻と貝殻の
シチズンサイエンスの手法で海洋ゴミの今を知る「PicSea」のスタートを記念した、オンライントークイベントを9月25日(土)に開催!
日本財団と京都大学共同事業RE:CONNECTは、シチズンサイエンスの手法で海洋ゴミの今を知る「PicSea」のスタートを記念しオンライントークイベントを9月25日に開催します。トークイベントには海洋ゴミにゆかりのある、各方面での活躍される方々が登壇いたします。
▼PicSeaとは?人工知能を活用し、浜辺や水辺のゴミの画像からゴミの自動識別を行う「PicSea」。市民ボランティア( 市民サイエン
『研究者の私がもし小学生/中学生なら、この夏やりたい自由研究』 RE:CONNECT×Nue inc note企画
森・里・海のつながりを総合的に研究する「RE:CONNECT(リコネクト)」。日本財団と京都大学が共同で行うプロジェクトです。本プロジェクトのクリエイティブ部門を担当するコンサルティングファーム、Nue incからお題をいただき、研究者が記事を執筆する企画がはじまりました。
この企画では、RE:CONNECT所属の研究者たちが各自のnoteで執筆した記事を、この『RE:CONNECT公式』で、マ
【研究者紹介】亀山 哲(流域圏環境学/空間情報学)
森里海連環学教育研究ユニット 特任教授
国立環境研究所 生物多様性領域 主幹研究員
専門分野(流域圏環境学/空間情報学(GIS・リモートセンシング)/自然環境の再生と復元)
一言メッセージ森里海の繋がりは、連続テレビ小説「おかえりモネ」でも一つの主題になっているようです。「豊かな海を育むのは豊かな森」という言葉に、細やかな一日のやる気を貰うのは私だけではないでしょう。そんな里山里海の恵みを見つ