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お菓子は「お菓子」だけじゃない

皆さん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


5月も今日で終わってしまいますね。

仕事を退職してから2ヶ月が経つのですが、やはり体調もよく、また「庭いじり」の習慣が身に付いてきたおかげか、本当に元気に過ごせています。

勤務していた時の体調不良は、一体何だったんだ?!

あれは、実は私と別人の誰かだったのか?!

と、ノリツッコミしたくなるくらいの余裕も出てきます。

誰でも、自分の生きやすい環境に身を置くのは、大切なことですね。


皆さんは、お菓子好きですか?

私は食べるのはもちろん、お菓子を選ぶのも、原材料の表示をみるのも、パッケージをみるのも、お菓子に関わる過程が大好きです!

キャンディー、クッキー、ポテトチップス、グミ、ラムネ、ガム、チョコレートetc・・・

たくさんの種類がありますよね。


自分がHSPという点を前提に、おすすめしたいお菓子があります。

それは「絵ごころのあるお菓子」です。



🍩

「絵ごころのあるお菓子とか、どんなお菓子だよ。」

そうですね、そう思いますよね。


人の感性は千差万別なので「これです!」なんてことは言えませんが、私が考える「絵ごころのあるお菓子」は、

お菓子の形が、生き物あるいは植物、もしくは繊細な形をしている

ものです。

もちろん、味が美味しいとか、良質な素材で作られていることは、大前提です。


ここで、実際に見ていただきたいと思います。

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これは、私が今はまっているクッキーです。

パッケージがかわいくて絵柄が好みだったのと、味が「バニラ」であったこと、あと商品説明で「保存料不使用・良質な原材料」とあったので、購入してみました。

ちなみに原産国はイギリスでした。


日本は商品のイメージ戦略からか、お菓子の写真のパッケージが多いですが、海外はこうした「絵が描かれている」パッケージをよく見かけるので、手に取ると思わず笑ってしまいます。

「あぁ、この2匹、すっごいかわいいなぁ・・・」とか、思いながらです。

また、味がバニラという部分にも、購入する時にはこだわりました。

バター味のクッキーや、バニラクリームがクッキーで挟んであるお菓子はよく見かけますが、クッキーの味そのものが「バニラ」というのは、あまり知りません。

私がまだよくスーパーにあるお菓子を把握できていないから、知らないだけかもしれないですが・・・。

そして、気を遣っている方にはとても気になる「添加物」や「材料」の部分ですね。

「保存料」などは、確かに、食べるまでの日を持たせてくれますが、食べ物は、出来上がったその瞬間から、酸化が始まります。

健康や栄養の面から言っても、手に入れてすぐにいただくのがベストで、それが出来ないならば、なるべく早くいただくことにしています。


HSPの人で、味覚に敏感な方もいらっしゃいます。

私も味覚が敏感な方です。

自分を例にすると、

・お菓子に保存材が入ったプラスチックの袋の味を感じてしまったり、

・焼き菓子で、油が回りきった物を、職場でいただいたりすると、いらないですとは言えず、その場で我慢して食べて、後に体調不良になるほど気持ち悪くなる、

といった、状態になります。

(状態は人によって様々なので、上記の状態がHSPの方すべてに共通する状態ではありません)


ここまでは大前提で、大事なのはここからです。



🍩

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中を開けると、柄がとても細かい、フクロウさんとねこさんがお目見えされました。


ここで楽しんだのは

パッケージの絵とクッキーの柄が同じかどうか見比べる

ことでした。

「フクロウさんのおなかの部分、ちゃんともふもふしてる!」とか

「ねこさんのしまもようの数は合ってた・・・!」とか

一人で納得して、楽しめる遊びです。

おまけに形は、袋にちゃんと入れるように、フクロウさんは広げていた羽をきちんとたたんでいるし、ねこさんもしっぽをしっかり収納しています。

なんていい子たちなんだ・・・!と思いつつ、しばらく眺めます。

だんだん世界が、私とフクロウさんとねこさんだけになっていきます。

「おいしく食べてね」「残さず食べてね」

「食べて幸せな気分になって欲しいな」「ほら、素敵でしょ?」

という、たくさんの色々な思いが、このお菓子を通して伝わってくるのです。

・・・かわいい。


さて、いよいよ食べる時には、このクッキーを作ってくださった職人さん、これを日本に仕入れてくださったバイヤーさん、こうして美味しいクッキーになってくれた、フクロウさんとねこさんに感謝していただきます。

ただ食べるだけではなくて、目にもこうした満足感を与えてくれることは、お菓子は単なる食べ物ではなく、食べる芸術品だとも思います。

食感は、ショートブレッドとよく似ていました。

ほんのり香るバニラに、心が和み癒されたおやつ時間でした。



🍩

「お菓子に顔や形があると、感情移入してしまって食べられないー!」という人もいらっしゃるでしょうし、「別にそんなとこまで考えてない。」という方もいらっしゃるでしょう。

お菓子は「自分の心を味覚を通して満たしてくれるもの」だと思いますので、味覚で、あなたの心を癒してくれるものこそ、「あなたのお菓子」だと思います。


よく、野菜嫌いの子どもさんに、星型に切ったり、うさぎ型に切ったりするお母さんがいらっしゃると思います。

パン屋さんでも、くまさんの型のパン、ねこの型のパンを、おいていらっしゃる所がありますよね?

大体の動機は「それを食べきってもらうこと」が目的だと思いますが、もっと別の部分にそうした行為の本質があると思います。

にんじんであっても、パン生地であっても、うさぎやくまに話かけられることは、とてもわくわくします。

ましてや星など、空高く手の届かない所にあるのに、食べられるだなんて、夢のような話です。

「星の味は・・・!」なんて語りはじめれば、きっとみんなが吟遊詩人になって、なんだか素敵な世界になりそうです。


どの世代であっても、そうして語られる人の姿はいきいきしていて、私の「生きる心」をくすぐられます。

野菜やパンの生地も、顔も表情もないですが、食べ物としての役割を果たすことを分かっているのなら、きっと

健康に楽しく幸せに食べて欲しい

と、思うのではないかな・・・と思うのです。


そうした場面を作るための相棒が「絵ごころのあるお菓子」だと、思っています。

HSPの方は、みんなで楽しく和やかな雰囲気でいるのが、好きな人が多いです。

ぜひ、自分にも相手にも、素敵な気持ちにしてくれるお菓子との出逢いを楽しんでくださいね。


話が長くなってしまい、すみません💦



🍩

トップ画像は あさの あさの様 からお借りしました。

ありがとうございました!


それでは、今日はここまでです。

皆さん、いいお菓子との出逢いを!

クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。