HSP自己テスト ⑦ 「豊かな想像力」

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


昨日は「note連続投稿200日目」を一緒にお祝いくださって、ありがとうございました。

これからも、自分自身のやりたいことや、noteでの交流や創作を通して「生きやすさ」について探求していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


「こんなこともあるんだ・・・」と、私自身も書いていて改めて実感する、

エレイン・アーロン博士著「ささいなことにもすぐ『動揺』してしまうあなたへ。」のチェック項目を基準にした、実体験について

の日です。

みなさんからのコメントで、似た経験をされていることを聞くと、自分独りで探しているのではなくて「みんなも生きやすさを探しているのだな」と、元気をもらえます。

それぞれの「生きやすさ」を見つけていきたいですね。

では、本日も参ります。



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はじめに


最初にお断りさせていただきます。


この記事に書く、敏感さ、思考・考え方、感じる事は、すべて、一個人の感覚、体験や価値観、考え方に基づいています。

なので「あるHSP当事者の敏感さ」について「参考」として、ご覧ください。


また、各項目によって、「感じ方や刺激の察知度合いは、人それぞれ」という前提で、話を進めていきますので、

「こういう状態でないと、この項目には当てはまらないんじゃないか?」

「ちょっと気になるくらいなのに、この項目に当てはまると言っていいのか?」

「自分に、特定のレッテルを貼るみたいで、嫌だ。」

と、感じられる方や、持論を変えたくない方もいらっしゃるかと思います。

ですが、ここでの主張は変えませんので、閲覧の際は、「ご自身の判断」において、よろしくお願いいたします。


ある人が「悩んでいる、困っている」と感じている「敏感さ」が、テスト「項目」に、あてはまるか、あてはまらないかを、判断するための記事ではありません。

「判断基準」として「HSP自己テスト」をお知りになりたい場合は、申し訳ないですが、他のクリエイター様でお探しください。



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豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい


いろいろなことについて、自分ならどう考えるか、どう行動するか、どう思うかと、想像できるのは、様々な思考や思想に出会えますし、出会えた分だけ、自分を内省することに深みが出て来るように思います。

どんなことを思い描けることが「豊かな想像力」なのかとか、こんな想像は「豊かな想像力」とはいえないとか、個人が定義できるものではありません。


”あくまで私の所感”になりますが、

豊かな想像力を持つからこそ、相手の「痛み」が伝わり、相手が「痛み」を味わった状況に自分もいたとしたら、どうなるのだろうという、空想で追体験ができ、相手に寄り添える

のではないかと思います。

その「痛み」を実際に自分も感じて、心身に不調をきたすことがあったり、端から見ていて何ともなさそうでも、

「想像力からくる情報の多さ」ゆえに、パニックを起こす方もいらっしゃるのかもしれません。

そうした状態になっても、親身になって話を聞いてくださるHSPの方が多いので、

「人の優しさ」を感じる気質ですが、自分自身にも負担がかかることを心に留めておきたいと思います。


一方で、空想に耽りやすいという部分で、深く考え過ぎて行動できないという部分につながってくることがあります。

想像し過ぎてしまい、空想でそのイメージができてしまうがために、

現実では恐怖や不安で行動できなくなったり、

行動したいと思っても、想像で力を使い果たしてしまい、動けなくなる

こともあるのではないかと思います。

人によっては「そんなの思い込みでしょ。」と言われる人もいらっしゃるだろうと思うのですが、

人によっては、その「思い込み」に現実味が加わっていたり、生々しい感覚がつきまとっていたら、”ただの思い込み”としては片付けられない場面がでてくるのです。


「豊かな想像力」も、見方を変えれば、よくも悪くも「強い刺激」となり、HSPは刺激を過剰に反応する傾向があります。

豊かな想像力からもたらされる「刺激」が、自分の生き方に対してよりよき助けや支えになることが、1つの生きづらさに向き合えることになるだろうかと考えています。



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実生活から、考えてみる


この気質を「自分にも、相手にも、生かそう」とされているHSPの人が多いと感じています。


先ほどは、相手が苦しんでいる例を挙げましたが、

自分も相手も楽しめる場面にも、この気質は大いに生かされます。

例えば、私はイラストを描いたり、文章を書いたりする「創作活動」が大好きで、毎月、フォロワーさんのアイコンのお姿を借りて、カレンダーを制作しています。

その時に、この「豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい」気質で、カレンダーの構想を練り上げていきます。

フォロワーさんのアイコンや記事を確認しつつも、

・その月はどんな世界観をカレンダーに押し出すか

・フォロワーさんにどんな装飾を施すか

・その月に描くフォロワーさんのシチュエーションが伝わるミニストーリーを考えてみる

といったことを、想像し空想に耽り、形にします。

頭の中で描いたことを形にするには、空想の中の想像も重要だと、思っているからです。

自分が楽しいのはもちろんですが、今までご協力くださったフォロワーさんにも、すごく喜んでいただけて、嬉しい思い出が、今もできつつあります。

「創作の世界で、私と○○さんなら、こんな感じになりそうだと思っていますー!」といった、楽しい会話も弾みます。

人と関わることが純粋に「楽しい」「嬉しい」「面白い」と思える手助けをしてくれるのも、この気質の魅力的なところだと思っています。


時々「豊かな想像力」で、おそらくあり得ないだろう恐ろしいことや、戦慄の場面を想像してしまう自分に「大丈夫か?!」と、呆れていたことがありました。

それでも考えてしまう「最悪の事態を空想する」自分を否定せず、

「自分の頭の中の資料を、増やしたいんだよね!」

と解釈してあげたら、過度に悪いことを想像しなくなったのも、1つの経験になりました。


何か無意識に思うところがあって「豊かな想像力」が、いい方向にも、悪い方向にも、働いているのかもしれませんね。



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視えない偉大な魔法


「豊かな想像力」は、自分をどこに向かわせるかという、素材の1つだと思っています。


現実社会では、目に見える成果や数字が重視されていますが、「自分がどうしたいか」という問いには応えてくれません。

あえて応えてくれるとしても、自分が向かいたい目的を定めた上で

「どのような成果を挙げれば、楽して目的に近づけられるか」

「どのような数字を意識すれば、この部分を達成できるか」

といった、

決められた目的に対して、具体的な方法を示してくれることです。


各々の人間が、何に対して喜怒哀楽を感じ、考え、想いを巡らすかは、それぞれの感性があり、誰もが目に見える事象ではないと思っています。

それでも、相手の立場になって「分かりたい」「理解したい」と思う時に、「想像力」が必要になるのです。


「視ることができないものだからこそ、見られるようにしよう」とするのではなく、

「視ることができないものだからこそ、視えないものを想う」ような寄り添い方もあるのではないかと思います。


その「想像力」で、あなたはどこへ向かおうと思われますか?



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トップ画像は 妖精ゆり様 からお借りしました!

ありがとうございました。


みなさんからのスキに、今日も幸せな気分でいられます!

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさん、いい週末をお過ごしください。



クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。