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愛に満ちた教頭先生から、付箋だらけのアートブックを受け取って


1/11の日記。札幌滞在2日目。「いよいよあの方にお会いできるなんて」。そう思うだけで胸が躍る。この日記でも度々ご紹介した、北海道で小学校の教頭先生をされている方と今日は初対面できるのだ。吹雪く天候の中、バスに乗って待ち合わせの江別 蔦屋書店へ向かう。車窓から見える雪景色にテンション爆上げ、道中も撮影を思いっきりか満喫した。



教頭先生とは昨年にとあるオンラインコミュニティで繋がり、ずっと交流させて頂いていた関係。出版したアートブックをお迎えして頂いただけでも有難いことなのに、「こういったアートの本は小学校にないから」と、教頭先生は学校図書室に置いてくださった。しかも、ポンと棚に入れておしまいではなくて、「良い絵があったら、付箋を貼っていきましょうね〜」と、生徒さんがアートブックに付箋を自由に貼ることができる環境も整えてくださったのだ。そしたら、、、「勉強中の辞書ですか・・・!?」と思わずツッコミしたくなるくらいの付箋、付箋、付箋だらけ。。。!


更に、昨年のクリスマスには、アートブックを読んだ生徒さんお手製のサプライズプレゼントが、東京の自宅に届いた。 これは教頭先生から提案したのではなくて、小学1年〜3年生の子供たちが自発的に取り組んでいたらしく、その姿に先生自身も感動されたとのことだった。これは忘れることができない温かなプレゼントだったし、生徒さんの気持ちがとっても嬉しかった。



愛に満ちた教頭先生から、こうしてオンライン越しに何回もお世話になっていたので、北海道に行くときは、直接ご挨拶とお礼を伝えたかったのだ。江別 蔦屋書店で無事に教頭先生と合流、「プリちゃん、はじめまして。でも、zoomで何度もやり取りしていたから、はじめましてな感じじゃないね笑」と、微笑む教頭先生。付箋だらけのアートブックのことや、生徒さんによるクリスマスプレゼントに感動したことなど。対面しながら直接、喜びと感謝を何回もお伝えさせて頂いた。

教頭先生の話を聞きながら驚いたのは、去年までずっと生徒1名しか入選しなかった北海道教育美術展に、今年は7名入選されたらしく。。!?「その要因は、生徒さんがアートブックを読みこなしていた背景にあるのでは??と私は考えていて。プリちゃん、貢献してますよ〜!」と、教頭先生は笑いながら分析結果を私に伝えてくださったりもした。

楽しいトークが続く中、教頭先生は鞄からスッと、あの付箋だらけのアートブックを取り出した。そして、「この付箋がいっぱいの本は、プリちゃんに持って欲しい」と、なんと私に渡してくださったのだ。。。!これまでずっと目にして触れてきたアートブックだけども、この本は特別。「全ページに付いているんじゃない??」と思うほど、ページを捲るたびにカラフルな付箋たちが。会ったこともない、生徒さんたちの愛を確かに感じた。




「どうして教頭先生は、こんなにも愛で満ち溢れているのだろう」
、私はとにかく不思議で堪らなかった。でも、教頭先生の学校教育に対する想いや志などを伺うだけで、それは充分納得できた。

「自分に自信を持つことができたら、心は満ちて相手を認めることができる。私は生徒さんがそれぞれの個性をリスペクトし合えるような、日本の教育を変えていきたいの」、「私がこうして色々と変革していけるのは、今の役職のお陰様だから。一人立てば、想いは拡げていける。」


最高の出会いは、あっという間で。江別で教頭先生と別れを告げたあと、再び札幌へ。まさか、あんなことが起きるなんて。。この時の私はまだ気づきもしなかった。



プリちゃん
「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです! 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」


- INFORMATION from プリちゃん -

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