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ものづくりの記録

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ものづくりはもっと自由でいい。
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Try & Error ③ | プロダクトをいちから創り・送り出すプロセス

Try & Error ③ | プロダクトをいちから創り・送り出すプロセス

前回の記事では部品発注までだった、PEBLWEAR FLAME 開発裏話のつづき。
今回は生産から出荷の道のり、いままで以上に「つくってる」感のある内容を写真多めでお届けします。

部品発注から2週間ほどすると、量産に必要な部品のほとんどが手元に揃う。これまで設計してきた部品がずらっと詰め込まれた段ボール箱を開ける時は、緊張感と嬉しさが入り混じった感覚。一通り部品の仕上がりが問題ないことを確認して

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Try & Error ② | プロダクトをいちから創り・送り出すプロセス

Try & Error ② | プロダクトをいちから創り・送り出すプロセス

前回の記事ではクラウドファンディング中だったプロダクトが無事にファンディングの目標を達成した。(前回記事はこちら)

このプロダクトが手元に届くことを期待して先行投資いただいたことを思うと胸熱で、半端なものにはできないという意気込みも一層強くなる。これがクラウドファンディングのプラスの連鎖。頑張るぞー!ということで詳細な設計作業に打ち込む日々が続く。

クリエイティヴに可能性を拡げていくプロトタイ

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Try & Error | プロダクトをいちから創り・送り出す 話

Try & Error | プロダクトをいちから創り・送り出す 話

いま、ひとつのプロダクトを送り出そうと奮闘している。クラウドファンディングでX百万円達成、とか最近はよく耳にするけれど、ここでは個人の限られたリソースでクラウドファンディングにチャレンジする「失敗は成功の元」と信じたい、筆者のリアルな話を。

2023年の夏と秋にクラウドファンディングで2度の挫折。以前にも何度か同じ経験をしているものの、今のこの状況には正直凹んでいる。とはいえ、なんとか送り出せる

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ポケットの上からタッチ操作できるミュージックリモコン|しくみ

ポケットの上からタッチ操作できるミュージックリモコン|しくみ

新感覚なPEBLWEARウェアラブルリモコンを、一つ一つハンドメイドで製作しているクリエーターのPEBLWEAR代表の赤塚です。
今回は「不思議!」「すごい」と言われる目視不要で、しかもポケットの上からでもタッチ操作ができるミュージックリモコンのしくみについて掘り下げて記事にしてみたいと思います。

PEBLWEARウェアラブルリモコンはもともとアクティブに行動する状況で心地よく音楽操作ができるよ

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アイディアのプロトタイピング | PEBLWEARウェアラブルリモコンができるまで。

アイディアのプロトタイピング | PEBLWEARウェアラブルリモコンができるまで。

シンプルなタッチ操作でスマホの基本的な音楽操作を、ノールックでサッと行えるPEBLWEARウェアラブルリモコン。

前回はその着想とプロトタイプ制作をはじめるまでの経緯を紹介しました。今回はより具体的に、メーカーでもない個人クリエイターがアイディアのプロトタイピングから商品化まで漕ぎ着けた道のりを辿ってみたいと思います。

実は本業の電気メーカーで様々なプロダクトの商品化を担当していた私。思いつい

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新感覚のミュージックリモコンができるまで

新感覚のミュージックリモコンができるまで

ふと感じた不便がアイディアに。新感覚なミュージックデバイスを自宅で開発。「PEBLWEAR ウェアラブルリモコン」の開発背景について振り返ってみたいと思います。

サイクリングが趣味の私。
何かにつけて自転車で行こう!という発言に家族はすこしあきれ顔だったりするのですが、この習慣は今でも続いています。平日の仕事でため込んだストレスを開放するために、愛車のマウンテンバイクで朝イチ、ひとり森へ向かう途

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ものづくりはもっと自由でいい。オリジナルブランドPEBLWEARと長野暮らし

ものづくりはもっと自由でいい。オリジナルブランドPEBLWEARと長野暮らし

仕事や仕事帰り、カフェや散歩、自転車で。自分の周りの景色や香りを感じながら音楽をきく。いまとなっては生活に浸透して意識することもなくなったこの体験は多分、音楽のストリーミングが普及した現在も語り継がれるウォークマンから広がり、。

そんな日常にある「特別」をもっと増やして、「音楽でもっと人生をドラマチックに演出できたらいいよね」という想いから、PEBLWEARでは新感覚のミュージックリモコンをスタ

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