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DAYS

16
My Diary
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#雨

90歳とSNSへのパッション

90歳とSNSへのパッション

まただ。また今日も彼女は座っている。

ボクは怪訝な顔をしていたわけではない。
大丈夫かな、と心配していた。

彼女との出会いは、ふとしたことだった。

ボクたちがいつものように朝回診をしていると、顔を赤らめながら、何やらこちらをチラチラ見ている人がいた。

同僚が担当している患者さんだった。

患者としての彼女は、退院した後もちょくちょくボクの外来の日に病院にやってきては、整然と並んでいるその椅

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魔女ばあちゃんと魔法の瓶

魔女ばあちゃんと魔法の瓶

子供の頃からボクはかなりヤンチャで、
毎日のようにケガをしていた。

毎週土曜日は、
親友の大輔の家でピアノ教室があって、
ボクは大輔たちと一緒にピアノを習っていた。
その時間の前は、いつも大輔の家で遊ぶのが恒例で、その日も大輔と大輔の妹の3人で、自転車で坂を下って遊んでいた。

その日は雨がパラパラ降っていた。

ボクはかなりふざけていた。

大輔→大輔の妹に続いて坂を下ろうとした時に、普通に下

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六月の雨と天気の子

六月の雨と天気の子

六月、紫陽花がそこはかとなく咲き誇る頃。 

自分の誕生日は暦の上では梅雨入りで、
その日に降る雨が嫌いだった。

雨とは、どこか切ない感じと、
気持ち的に、誕生日は晴れていてほしいという思いがあったからだ。

誕生日はいつも傘をさしていたことを
覚えている。

ボクは子供の頃からピアノを習っていた。

その頃からだ。

降っている雨は音符に見え、雨が打ち付ける音は、絶対音感としてドレミファソラシ

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2020年の記憶と鬼滅の刃

2020年の記憶と鬼滅の刃

病院を出ると、雨だった。
腕時計を一度見て、空を仰いだ。
雨か、、、。

午前0時。
日付けが変わろうとする頃、
辺りは当に真っ暗だった。

それどころか、
自分は今日の天気も知らずに働いていた。
しばらく、もぐらになっていたみたいだ。

少し寒いな。

雨のせいもあって吐く息は少し白く、
暖かい病院の中で白衣から私服に着替えた後、
肘までまくっていた薄手のパーカーの袖は、

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