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取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

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本当にただの日記です。自分のために、(なるべく)毎日、寝る前だったり、寝落ちしたあと夜中起きた時だったりに書いたものです。
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記事一覧

11月26日「今日も小麦屋のバイト」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月26日「今日も小麦屋のバイト」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

今日のバイトは絶対に遅刻できなかった。
なぜなら、今日はヨシーがシフトに入っていて、オレはどうしてもパン場で「焼き」を担当したかったからだ※。

※補足1
オレはパン場専門で、ほとんどの場合 相方の中田っちと二人で回している。それぞれが「焼き」と「成形」を担当するのだが、どっちがどっちをやるかは決まってなく、朝早く出勤した方が焼きを担当するという流れが何となく決まっている。
店のレイアウト上、オー

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11月25日「明日も小麦屋のバイト」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月25日「明日も小麦屋のバイト」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

今日は何だか めずらしくいっぱいラインをしたな。
長江(女)さん、祥くん、メダカ、そしてヨシー か。

ヨシーなんて今でも続いてるしな。
和気アイアイなやり取りは結構なんだが、最近 彼女のことを気になっているオレとしては、ヨシーの鈍さは少々痛い。思い切って聞いてみたら、彼女、いまは気になる人はいないって言ってたけど、これは喜ぶべきことか??

でもまあ、彼女とのラインは楽しいので良いことだ。

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11月23日「終わってる男」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月23日「終わってる男」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

またトシさんがキレた。

彼がキレる理由は理解できる。オレが彼のオーディオを雑に扱ったからと、食器洗いと風呂掃除を彼がやったからと、そして彼の機嫌が悪かったからだ。
キレられてもしょうがない。

オレが気に食わないのは、いつもトシさんはキレるまでひたすら静かだということだ。噴火するまで小言はおろか、嫌な顔さえしないのだ。
彼は黙ってオーディオの整頓をし、皿と風呂を洗い、そしてすべてを一括払いでキレ

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11月22日「オムライス(再)」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

今日はバイトが終わってから久々にミウとオムライスに行った。
多分 2ヶ月ぶりくらい。そして、それは最後にミウとゆっくり話した時でもある。

これまでもココで書いてきたけど、オレとミウは短い期間でスゲー仲良くなって、ひょっとしたら付き合う直前くらいまで行ってて… それがミウの卒検とかで忙しくなってからプッツリと会えなくなっていった。

そんな経緯があるので、今日久々に会うのは少し緊張と不安があった。

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11月20日「バスケットの国」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月20日「バスケットの国」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

小麦屋のバイトで 中田っちに、来年のはじめに従姉の結婚式のためにアメリカへ行く話をした。(でもバイトを辞める可能性については触れなかった)

それについて話をしていた中で、やはりオレは異国の地での生活に、確実に興味を持っているということを自覚した。

外国の人と意思を通わせてみたい。
向こうの人の考えている事をいっぱい聞きたい。
自分の思ってる事や考えている事をたくさん伝えたい。
今まで見たことの

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11月18日「実家に帰る⑤」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月18日「実家に帰る⑤」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

昨夜は実家に泊まって、今日は名駅でパスポートの申請をした。
んでまた来週、パスポートの受け取りに来なければならない。

実家に行くと何が嬉しいかって、母の旨い料理が食えることと、大きな風呂に入れることだ。しかし実家ではついつい飯を食べ過ぎてしまう。

んで夕方からは、久々に北高のバスケ部で集まってガストで飯を食った。
トモミと会うのは卒業以来だ。トモミは浪人生として本当にストイックに頑張っていた。

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11月17日「ヨシー」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月17日「ヨシー」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

前の小麦屋の飲み会でヨシー(吉次さん)とラインを交換してから、途切れることなくゆるーくやり取りが続いている。
今日もけっこうラインしてたし。

彼女は本当に面白くてカワイイ子だと思う。これが恋愛感情かどうかはわからないけど、きっとオレはヨシーのことが好きなんだろーな、という予感がする。

そうそう、今日バイトの最後の方でヨシーと一緒だったんだが、オレが終わって着替えてた時のこと。パンのプライスカー

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11月16日「辞めるバイトの悪態をただ書き連ねる」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

伝来(宅配すし屋)の店長に、バイトを辞める旨を伝えた。

実は、一か月くらい前にそろそろ辞めるつもりだとジャブを打っていたのだが、今日の店長は「えぇーー!イキナリは困る」というリアクションだった。

相変わらず、自分の都合のいいことしか聞かない&頭に入れない。もうアノ人マジ嫌い。
ここで店長のグチを言うことに何の生産性も公益性もないが、溜まりに溜まった怒りをどうにかしたいので、もうここで一気にムカ

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11月14日「トシさんの本棚②」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月14日「トシさんの本棚②」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

なかなかいいフレーズだね。
これは手塚治虫の『ばるぼら』の主人公、美倉のセリフだけど、これ自体何かの引用なのだろうか。
この後に美倉は「そして なにがおれのジレンマを救うのか」と自問するのだが、その答えは…?

さてここで、オレも治虫さんに倣って一つ考えてみた。

なにを以ってそれを「生きている」とするか
          ーー変化だ

11月13日「オシャレ」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月13日「オシャレ」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

今日の小麦屋はヒマで早く上がることができた。伝来(すし屋のバイト)もなかったので、夕方からはゆっくりと過ごした。

バイトの帰り道で本屋に寄り、ファッション雑誌を立ち読みした。
正直 服のことなど興味もないし、そんなものに金をかける余裕もないのだが、昨日のように友人と集まることがあると、どうしても外見に気を使わなければいけない。

特に、バイト仲間は普段私服を見せ合わないので、たまに見る私服の印象

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11月12日「アスタリスク」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月12日「アスタリスク」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

さっきまで、小麦屋の歓迎会&送別会があった。

ミウと会うのはだいぶ久しぶりだ。コンビニで会って以来か?
いや、まともに話したのはもっと前だな。んで今日はせっかくの機会だったのに、結局ほとんどミウと喋ることなく会は終わってしまった。

だいたい、オレが最初にもぐり込んだテーブルが悪かった。
オレは吉次さんをはじめニューな顔ぶれが多い席に行ったのだが、ミウは古株バイト&パートさんの席に行ってしまい、

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11月8日「誠実さについて考えるときにオレの考えること」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月8日「誠実さについて考えるときにオレの考えること」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

「誠実」
まじめで真心がこもっていること。

オレが誠実さについて考えるとき、思うのは、オレはつくづく不誠実なやつなんだということ。
高校時代、フクダにいつも言われていた。お前って薄っぺらな人間だなとか、お前に向いてるのは詐欺師くらいだって。実際、自分でもオレは薄っぺらなやつだと思う。

だいたい、オレは人や場所にあまり執着がない。だから、人や場所に関りを持っても、何かがあればそれを簡単に断ってし

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11月7日「真っすぐ」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

今、ふっと北高のトモミのことを思い出した。

今のこのオレの状況ーー後ろめたさを感じつつフリーターをしている今いまーーは、きっとトモミの存在が影響しているんだ。
そうだ。オレが大学受験に失敗して、逃げるように放浪の旅に出たのは、きっとトモミへの見栄がそうさせたんだ。

高校では周りに、「受験なんてマジになんなよ」なんて言って強がってたけど、なぜかトモミにだけは通じないような気がして。
なぜならアイ

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11月5日「解放」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

11月5日「解放」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

今日、中田っちに無理言って3時に小麦屋を上がった。
それなのに、帰ってきたら…居やがる。

駐車場にフィットを見つけた時、オレ、もうガクーーーってなって、
思わず「出てけぇ!!」って叫びそうになった。

ま、こっちは居候なんだけどね。

それでも、4時ごろにトシさんが用事に出かけたので、それから速攻でAVを見て、ゆっくり時間をかけて鑑賞することができた。
だけど2本目は、何だかもういいやってなっ

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