11月22日「オムライス(再)」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

今日はバイトが終わってから久々にミウとオムライスに行った。
多分 2ヶ月ぶりくらい。そして、それは最後にミウとゆっくり話した時でもある。

これまでもココで書いてきたけど、オレとミウは短い期間でスゲー仲良くなって、ひょっとしたら付き合う直前くらいまで行ってて… それがミウの卒検とかで忙しくなってからプッツリと会えなくなっていった。

そんな経緯があるので、今日久々に会うのは少し緊張と不安があった。
でも、それはただの杞憂だった。
ミウと久々に会っても全然気まずくなかったし、前と同じように仲良く話すことができた。

ただ、彼女の様子が全く変わってなかったというわけではなかった。

それは話し方とか、聞く様子とか、会話の流れが何か以前とは違っているような感じだった。
彼女が話してて、話題の途中で全く別の話が始まったり、オレの話にどこか上の空だったり、さらには自分でも「あれ私 いまなに話してたっけw」ってなったり。

でもこれってミウが急に冷たくなったとか、そんな感じではないんだ。
今振り返っても、仲良く話してたな、楽しかったな、って感じる。

んじゃ何が変わったかって、きっとオレとミウは「仲の良い友達」になったんだって思う。そこに恋愛の予感のない、友達。
オレがめっちゃ勝手に想像するに、ミウって女友達との会話ではきっとこんな感じで、自由に気楽に話すんじゃねえかなって。
前までとは違い、ミウはオレのことをそんな「仲の良い友達」って思ってくれてんじゃないかって思う。
そして、今のオレはそれを嬉しいことだと感じている。


帰りの車でふとミウが言った。
「あすたちゃんは今のまま ずっと仲の良い関係でいてくれるよね?」
オレは適当な返事で はぐらかして笑ったけど、心の中では迷わず即答していた。もちろんだよ、って。

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