あすたりすく

パン屋で働いている19才のフリーターです。日々の記録として「取り立てて特徴のない19才…

あすたりすく

パン屋で働いている19才のフリーターです。日々の記録として「取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記」を書いています。 処女作『取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記』の刊行予定はありません。

マガジン

  • トシさんの本棚

    居候として転がり込んだのは伯父・前田利夫の家。そこで出会った古い漫画たち。

  • 更科みゆ

    二つ年上のバイトの先輩。かつては毎日のように会って話して、笑いあった友人。オレのフリーター時代を語るうえで欠かせない女性。

  • 吉次怜唯

    このカサカサした無色のフリーター生活に鮮烈な色を与えてくれたバイトの後輩。人生最大の片思い。人生最高の失恋。

  • 取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

    好評につき第二弾です。11月27日開始。

  • 取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記

    本当にただの日記です。自分のために、(なるべく)毎日、寝る前だったり、寝落ちしたあと夜中起きた時だったりに書いたものです。

最近の記事

最後だけ日記ではありません

この記事は日記ではありません。 この note を見てくださる方のために書く、機能的な記事です。 そしてこれが最後の記事になります。 半年ちょい続けたこの「取り立てて特徴のない18才(→19才)フリーターと、彼の日記」ですが、僕のライフステージの変化に伴い、ここで終わります。 一年の終わりと一緒に終わるのも、キリがいいかなと。 振り返ると、大量の文章を書いたことに気づきます。 きっと、しばらくは自分が書いたものを読み返してニヤニヤすると思います。 前々からやろうと思って

    • 12月30日「忘年な送別会」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

      今日の小麦屋はランチ営業までで、そっから連休に入りました。 みなさん、今年もお疲れ様でした。 そのあと、みんながオレのために送別会(兼 忘年会)を開いてくれました。バイトの人たちだけでなくパートの方も来てくれました。 みんな、オレのため(?)に集まってくれて、本当に嬉しかった。 し、楽しかったし、幸せでした。 今日の会でみんなに伝えきれなかった思いや、「ありがとう」を、この半年間を噛みしめながら綴ろうと思う。 長江さん。 小麦屋の癒し。ツラい事があっても全然顔に出さずに

      • 12月29日「川合さん is back.」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

        久々の9時出勤。  …体調は万全ではない。 で、小麦屋はスゲー暇だった。ゆくーり仕事して、何とか5時まで働きました。そん中でニュースが2つありました。 一つ目。 朝のシフトから新人さんが入った。落合さんという男の人だ。オレの一歳上で、名大に通っている。大学には車で30分かけて通ってるらしい。家からバイト先まで走って2分の自分と比べると、えらい大変じゃなと思った。 できればこのバイトに定着してほしいもんだ。オレがアメリカから帰ってきても続けてくれれいたら嬉しいな。 二つ

        • 12月28日「シワス」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          今はちょうど1時くれーだけど、スゲー疲れてる。 約一か月ぶりにAVを借りて濃ゆいのをしたからってのもあるけど、 昨日の夜はイロイロあって寝るのが遅かったからってのもあるけど、 バイトで加藤さんが来ていつもよりバタバタしてたからってのもあるけど、 その後に祥くんと遊びに行ったからってのもあるけど、 さらにその後に林と長電話したってのもあって… 要は、なんやかんやイロイロやったから疲れてんよ。 んで、今日やったことはもう全部書けてしまったよ。 しかし、祥くんと行ったラーメン

        最後だけ日記ではありません

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          26本
        • 取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記
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        記事

          12月27日「振り返れば奴がいる」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          この2週間くらい、毎日 そう毎日、ヨシーのこと考えてたな。 オレ、何か、どうしようもない気持ちになってた。 フラれた日のこと 思い出してっと、その… 不思議なことに告っている最中はスゲー幸せな気持ちだったんだ。 すぐ目の前にヨシーがいて、息をしている。 ヨシーがオレの言葉を聞いてくれて、ヨシーの思ってることをオレに伝えてくれる。 それが、ただそれだけだけど、スゴイ幸せだったんだ。 そのやりとりの一つひとつが、ヨシーの存在と自分の存在を確認しているみたいな。 ヨシーへの

          12月27日「振り返れば奴がいる」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月26日「休養日」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          昨夜のオレは、まぁーヒドイもんだった。 昨日のバイトが終わって、急にフクダとカラオケ行くことになって電車に飛び乗った。そして二人で4時間も歌った。 熱唱だす…。 問題はその後だ。 林も呼んで3人でメシ行くことにしたんじゃ。最初のうちはオレの失恋の話とか、高校の懐かしい話や 下らない話をしてたよ。 んでここ、ここだよ、奈落への入口は。フクダがボトルをオーダーしてからだ。そっから、全く違った世界に入ってしまった。 結局どのくらい飲んだのかは覚えていないが、2本目のボトルが

          12月26日「休養日」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月25日「みんなありがとう」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          クリスマスでも朝からコムギバイト。 オレはガンバった。元気にガンバった。 そして、みんなに結果を報告した。オレは大丈夫だから心配しないでって事と、みんなにありがとうって事を伝えた。 一人ひとり、具体的には中田っち、祥くん、長江さんに。 話す度に緊張したけど、そのあと、ひとり話し終わる度に だんだん、スッキリしていった。 今はただ、ありがとうの気持ちだ。

          12月25日「みんなありがとう」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月24日「フラれた」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          フラれた。 オレの人生初の、失恋…。 失恋したよ。マジで。 ツラくて、ツラくて、泣いた。 少しだけど、泣いたよ。 フクダから今 電話がきて、めずらしく。オレが「フラれた」ってラインしたからなんだけど。アイツ、やっぱ優しいやつだよな。 言われた通り、詩でも書いてみるか? 今日のこと書き留めておきたい。なるべくサラッと。 もともと、オレ、祥くん、長江さん(女)、ヨシーでランチに行く約束をしてた。集まって、二時間くらいかな、ダベって、さぁ帰ろかってなって、まずヨシーを家まで

          12月24日「フラれた」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月23日「日記」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          今日は新月。 パートさん達に辞めることを伝えた。 店長とヒロミさんに、オレがヨシーに告ったことがバレた。 クリーニングに出していたジャケットを取りに行った。 ハガキを買って、パンの懸賞を送った。 林、フクダ、トモミ、長江さんとラインした。 早めに風呂に入って、体をキレイにした。 現在 20時39分。 ヨシーから連絡はない。

          12月23日「日記」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月22日「恋」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          バイトは3時に終わり、その後 中田っちと祥くんと一緒にカラオケに行った。カラオケは1時間だけだけど、楽しかった。 ここ数日ずっとモヤモヤしている。理由は当然アレのせいだ。そのせいか、カラオケではラブソングばっか歌ってた。でも残念ながら風邪気味でうまく歌えなかったよ…。 カラオケの後はファミレス。イロイロな話をした。 中田っちと祥くんの彼女の話とか、SEXの話とか(汗) あと、バイトのグチとか(主に井出さんの)。 もちろん、オレの話も聞いてもらった。そこで気づいた。 気

          12月22日「恋」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月21日「報告」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          バイト。 いつもと同じように中田っちと一緒だった。 ただいつもと少し違ったのは、食パンの予約が大量にあって、それを焼いたり袋詰めしたりするので忙しかったったことか。 先月くらいから、ちょくちょくパンの事前予約が来るようになった。なかなかスゴイことだと思う。別に小麦屋としてはパンの予約は公には謳っていないのに。 多分、常連の主婦の方々のコミュニティから広がってるみたいな感じだろう。 今後、またそういう注文が増えたらいいんじゃないかな。 今日、店長にバイトを辞めることを告げた

          12月21日「報告」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月20日「好きなんじゃん?」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          今、告っちゃった…。 オレの人生で初、人に、好きだってことを告白した。 何だか、今はテンションがおかしい。よ。 相手はヨシー。もちろん。 まず、彼女にオレが来月アメリカに行くことと、小麦屋を辞めることを告げ その勢いにまかせて言ってしまった。 「ヨシーのこと 好きなんじゃん?」って。 でも、よく考えたらオレ、何がしたかったんやろ? アメリカに行くってんなら、「付き合ってくれ」なんて言えるワケねぇし。てか言ってねえし。 多分、向こうも急に色んなこと言われて困ってるやろし

          12月20日「好きなんじゃん?」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月19日「オトナ」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          今日、小麦屋さんは臨時休業です。 そしてみんなで大掃除をしました。 でも井出さんは全然仕事していませんでした。 掃除のあと、若いメンバーでロイホにお昼を食べに行きました。 そこで思ったこと、 「伊藤さんはオトナだ」 …なんだ?今日はムショーにムシャクシャする。 きっとアレだ。あの伊藤さんと喋ったせいだ。 今日はいつもとちょっと違って、もうこっから感情のまま書く。 ロイホで伊藤さんと話してて、彼女、すごいオトナだもんで、何だかオレは子どもだって言われてるようで…。 それ

          12月19日「オトナ」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月18日「小麦屋はヒマだった」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          とっとと寝たいと思いますが、少しだけバイトの話を書く。 今日も今日とて小麦屋はヒマだったなーー。最近土日でもこんな日が多い。ランチも全然入ってなかったしー。 んでさ、明日は久々に(本当に久々に!)9時出勤だ。 そんで明日は店の営業を休みにしてみんなで大掃除をするそうなむ。 懐かしいなーて思った。店を閉めてみんなで仕事するなんてアノ火事の時以来だな。 あの頃はWバイトしまくって毎日クタクタだったな。でもなんか充実していたような気もする。 いやはや、とにかく明日のバイトは楽

          12月18日「小麦屋はヒマだった」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月17日「オレの番」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          もう17日… いや「まだ」17日か? さて、オレが小麦屋にいるのもあと一か月弱か。 えっ?マジかよ…。もうそれだけか? 小麦屋で出会った大好きな人たちともそれでお別れかよ? ちょっとキツイぜ、おいおい。 でもまあ、これは避けられないことなワケで。 そう、そろそろ始まるんだよ、オレのも。 やっとオレの番が回ってきたんさ。 もうパスはできない。 ってことで、来週には店長に言わなきゃいけない。 「辞めます」 その前に、言っておきたい人がいる。 更科みゆ と、 吉次レイ か。

          12月17日「オレの番」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          12月16日「根なし草」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

          さあて… オレが今 ヨシーのことをどう思ってるのか、っちゅうことを考えたいな、と。 初めて会ってから2か月半くらいか。その日の日記には名前が出てたけど、正直 第一印象はあんま覚えてないや。 でも、最初に一緒に休憩に入った時のことはよく覚えてる。その時、こいつ面白ぇなと思った。よくわかんないけど やけにボケてくるな、って。多分その頃くらいからだろうか、ヨシーのことが気になりだしたのは。 始めの頃はただ、どんな子なんだろうっていう興味でしかなかったのが、話したりラインを重ねた

          12月16日「根なし草」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記