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12月26日「休養日」|取り立てて特徴のない19才フリーターと、彼の日記

昨夜のオレは、まぁーヒドイもんだった。

昨日のバイトが終わって、急にフクダとカラオケ行くことになって電車に飛び乗った。そして二人で4時間も歌った。 熱唱だす…。


問題はその後だ。
林も呼んで3人でメシ行くことにしたんじゃ。最初のうちはオレの失恋の話とか、高校の懐かしい話や 下らない話をしてたよ。

んでここ、ここだよ、奈落への入口は。フクダがボトルをオーダーしてからだ。そっから、全く違った世界に入ってしまった。

結局どのくらい飲んだのかは覚えていないが、2本目のボトルが入ってから記憶が途切れ途切れになっていく。
林がトイレから出てこないのを、オレとフクダは「情けねぇな」とか言ってたけど、それどころじゃあない。
どうやら、オレはその後にトイレに行き、吐いて、約1時間出てこなかったらしい。(今考えるとスゲー…)
その後またトイレに行くって言って、掃除道具入れに行こうとして止められていたらしい。ちなみに、このあたりのことは全く覚えていない。


そんで一番困ったのはその後だ。オレはどうやって帰ったらいい??
当然、もう電車はない。というか、一人で歩くのも怪しかった。
フクダと林は、ネカフェやカラオケにオレ一人で置いておくのは危ないと思ったらしく、かと言ってヤツらの家に泊まることもできなかった。
そん時、誰かが実家に帰れと言った(気がする)。

オレは辛うじて実家に電話し、鍵を開けてもらい、タクシーに詰め込まれて送られていった。その後は、自分の部屋で泥のように寝るだけだった。

しかしまぁ、ヒドイ体験をしたもんだ。ホント、無茶したらあかんな。
普段ならそんな風にはならないのに、何故だろうか?やっぱ失恋のショックが大きかったんだろうか…?
林やフクダに、オレが大丈夫なところを見せたかったのに、真逆の結果になってしまった…。


んで今日は実家で朝を迎える。
小麦屋のシフトが入ってたけど、当然バイトなんか行けるわけも無し。店長に電話して謝り、休養日(休肝日)にすることにした。
何も食う気になれず、水だけ飲んでまた寝た。

昼過ぎ、ちょうどいい機会なので結婚式に着ていくスーツを母親と買いに行った。何着もスーツを着て着て…相当疲れた。疲れすぎて最後の方になると、シャツやらネクタイやらはもう適当に決めた。

久々に家族みんなで夕食を食べ、その後 姉ちゃんが車で送ってくれた。

今日たくさん寝たせいで、まだまだ眠くならなさそうだ。
ま、明日も休みだから、いいっしょ!?

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