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歌、物語、街に人──。あらゆるモノゴトから受けた感動(Inspired)を、”中山かず葉”の視点で紡いだ作品集。”あなた”の視点が1mmでも柔らかくあたたかい方に変わることを祈っ…
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【エッセイ】"子供"が巣立つとき

【エッセイ】"子供"が巣立つとき

"わたし"という対象から巣立つとき、"言葉"はすでに一回性を逸している。

史実、ノンフィクション、私が執筆の主にしているエッセイや散文詩すら、一歩外へ飛び出してしまえばある意味でフィクションに変わってしまう。

わたしのなかにある思考や感情を創作に落とし込む際、輪郭のないそれらを「見せる」つもりで書いていても、「魅せて」書かれているように受け取られることの方が多いからだ。

鼻毛が伸びていないか

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【エッセイの書き方に悩むあなたへ】│これもあれも、どれも私なりのエッセイ。

【エッセイの書き方に悩むあなたへ】│これもあれも、どれも私なりのエッセイ。

随筆を、ポストした。
文末には「#エッセイ」のタグもつけて。



note更新のお知らせ以外に、兼ねてから苦手意識がある「考え感じていることの自己開示」の練習をするためにもXを利用している。

それらに加え、最近は詩や短歌を書いたり作ったデザインを添付したりと「作品を発表する場」として選ぶことも多い。

この部分をふくらませたら後々エッセイにできるかも、という下心もなくはない。

それでも、私

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2023年、”マチュア”な私へ。

2023年、”マチュア”な私へ。

こんばんは、中山かず葉です。
2月となりましたが、今回は本年の目標を書いていきたいと思います。

2023年の目標はずばり、
【マチュアな私に近づく】こと!

以下、詳しく書いていくので、気になる項目だけでも読んでいただけると嬉しいです。

”マチュア”との出会いマチュアという単語を知ったのは、2022年の終わり頃。美容家であるジュミ・ソンさんの著書『自分にあるものだけを見る』を読んだのがきっかけ

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好きなものは好きと。

好きなものは好きと。

たとえば、強烈に何かを好きになったとき。

「あ、これ好き」「これいいじゃん!」
と、感覚的に言葉が降ってきたり、

「これの○○で△△なところが好き」
理論的に好きな部分を発見したり。

100人いれば100通りの答えがあるはずだし、
「この好き!を誰かに伝えたい欲」なるもの
が湧くのも、自然なことのように思います。

SNSやブログを通して「推しへの愛」を綴る
ファンの投稿を目にする機会もグッ

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live on

live on

数字というものが、
どうやら私は苦手らしい。

数学はおろか算数の時点で苦手というより
大嫌いのレベルに達していたけれど、
四則演算とかそういう類の数字ではなくて
「何かに付属する数字」というものに、
強烈な苦手意識を抱き続けている。

特に「年齢」はそれを顕著に表していて、
誰かが何気なく使った言葉に敏感に心が
反応してしまう。

──といっても、巷でよく使われる
「私もう○○歳だから……」とい

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