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2021年7月5日 02:07
1ヶ月に一度以上は必ずこんな夜がやってくる何ともわからない不安感に駆られ焦燥感を覚え孤独を味わうそんな夜だ一度眠ってしまえればその先は楽なものだが97%の確率で意識を手放すことが困難だ今夜の私はこう考える水の中に溺れてしまいたい苦しまずにあの私を冷たく包み込む世界で体の隅々まで侵食されながら水面を眺めその光を見つめていられたなら私はもう孤
2021年2月18日 06:13
「助けて」と言えない私のSOSは今日も沈んだまま誰も見つけてくれなかったもしかしたら拾われなかっただけなのか似たような救助信号は海の上にたくさん浮かんでいる必死に助けを呼ぼうと光ってはみるがより強い光に消されてそうしているうちに沈んでいくそれとも周りがそんなSOSに慣れてしまっただけなのか誰も何も手を差し伸べないオオカミ少年とはよく言ったもので虚言癖
2020年10月1日 22:13
ねぇ、一生のお願いがあるのよく使ったよね、小さい時に何気ない事に「一生のお願いだから!」って言ってた懐かしいな大した事じゃなくても、その時の私にとっては大した事だったんだろうね今は一生のお願いを使ってもなかなか叶わない願いばかりあれって叶うから使ってたんだなって最近気付いたよでもそれよりも、一生のお願いを使うほどの大したお願いがなくなった事の方が、それを使わなくなった理
2020年4月20日 01:30
好きだった人の話をしよう。彼は私の7つ歳上だった。私が高校生の時、彼は大学生だった。彼は少し変わっていた。いや、純粋だった。浪人して、留年もした。それでやっと次、卒業次年度だ、というところで別の学科に編入し直した。やっぱりこっちの勉強がしたいからって。学年的には私の1つ上になった。そんな彼に私は憧れていた。尊敬していたんだ。好きだった人の話をしよう。
2020年4月3日 02:34
4月に部活で学校にいた私が出会った今思えばスーツ姿のあなたに、教室で出会ったあの時から魅かれていた そこからまさか担任になるなんて思ってもなかった先生にとって初めての1年私にとってかけがえのない1年前者はわかりきっていたけど、後者はそこまでとは思ってなかった 気づかない内に好きになってた理科が大好きな所も字がそんなにきれいじゃない所もしわを寄せて笑う顔も
2020年3月28日 01:27
頭の中がぐちゃぐちゃで、空っぽで寝たいけど、寝れなくて深夜の戯言なのでいつものルーティーンみたいなものがなくなると、何をすればいいかわからなくなってこんな時こそ、本読んだり映画みたり自分の時間を楽しむのがいいと思うんだけど忙しい時に無理矢理するその時間が好きだから今、時間がある今、やろうとは思えなくてこんな時相手になってくれる恋人とかいればいいのになって思うんだけど
2020年3月25日 02:12
腕時計を変えた新しい時計ちょっと奮発したいい買い物身なりはちゃんとするべきだと思ってて服は自分をよく見せてくれる髪は清潔感やこなれ感を出してくれる化粧は私を堂々と見せてくれる靴は私を素敵な場所に連れて行ってくれるじゃあ腕時計は?腕時計は私の過ごす時間を新しくしてくれるあなたと過ごしていた時間とは違う時間を新しい私の時間を新しく刻みはじめる前に進む
2020年3月23日 07:53
女の子の爪はキラキラしてる 私の爪もキラキラさせる彼に会う時は必ず彼の前では爪先まで可愛くいたいと思って、少しでもずれると、よれると、やり直し 芸術品みたいに、丁寧に丁寧に塗る 赤とかピンクとかラメとかほんとは青とかも塗りたいけど、今日は我慢 少しでも女の子らしく、かわいい配色で 気づいてくれるかなそんな気持ちでうずうずしながら塗る女の子の夜 彼
2020年3月20日 23:07
人に対して、自殺のお手伝いをすることは、犯罪である間違いない死にたい人に対して、生きようとさせることは、いいことである本当か?私はそうは思えない生きたい人に生きる権利があるように、死にたい人にも死ぬ権利はあると思う死にたい人に、生きろよ!って言うのは、生きたい人に、死ねよ!と言うことと何が違うのかなわかんないや死にたい人にとって、生きろって言われるのは苦痛だよね
2020年3月16日 20:48
好きだったの画面の向こう側の、ステージの向こう側のあなたが好きだったの痛いと言われても、表面上のあなただってわかってても好きだったんですでも、今、等身大の人間を見て絶望して、こんな人好きじゃないって思ってる人としてクソで、好きになれないと思ったこんな人嫌いだ嫌いだ嫌いなはずなのに 嫌いになれないいつも通りの画面の向こう側のあなたが、憎めない期待しちゃうそ
2020年2月25日 01:18
彼女は春が似合うそう思っていた僕が彼女に一目惚れしたのも、桜並木が満開だった頃だった桜のピンクと彼女の肌がよく馴染んでいた事を、今でも鮮明に覚えている出会ってから9ヶ月後に付き合いはじめた彼女に一目惚れした時の話をすると、彼女自身春が1番好きだと、答えていたなんとなく直感が通じ合ったようで嬉しかった彼女と付き合いはじめて、はじめての春が終わった夏の気配がやってくると同時に、少
2020年2月25日 00:03
気づいてしまった私、ずっと好きだったんだ日常で会うことがなくなって1年が経ち、飲み会で再開すると変わらない笑顔が見られた憧れの先輩には変わりなく、今もあのきれいな彼女さんと遠距離恋愛が続いているらしいもう4年の付き合いだそうで会社でのお仕事も順調なようで、就活に使えそうな情報を教えてくれた相変わらずちゃんと目を見て話してくれるし、話を聴いてくれるあの時から変わらない、人として
2020年2月14日 21:52
毎日が色づいていたあの頃、それでもなお死にたいと思っていた時、今思えば誰よりも何よりも、私は輝いていた。今になってみると、教室の椅子と机はもう小さくなったけど、あの床と擦れる音は何も変わっていなくて、ただ私の足音が変わってしまっただけだった。あの時入れなかった扉の先も、今は未知で満ちていなくて教科書の中の世界になってしまった。あの時抱いていた感情も、使い慣れたシャンプーで、なかなか変えられず
2020年1月17日 03:42
僕は今日も1人で眠りにつく。彼女が居なくなってからはずっと、毎日同じような生活を送っている。正直、生きる気力をなくしたみたいだ。隣には誰も居ない。ずっと居て欲しいと思っていた人が居ない。ずっと隣にいてくれると、約束した人が居ない。こんな悲しい事なんて他にないよな、と心の中で彼女に語りかけてみても、返事が帰ってくるはずもない。部屋はまだ彼女が居た時から、何も変わっていない。時折