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令和6年/2024年6月の総括と雑感

5月末に恩師を囲む会を催して、それからあまり経っていないと思っているうちに、6月があっという間に過ぎてしまった。

(1) 読書
今月は70冊読んだ。1月からの通算は429冊。年間目標200冊に対して達成率215%
Q2(第2四半期)のベスト26冊を別記事にまとめている。

(2) 映画
7本観る。
『ちひろさん』
有村架純主演の話題作。第三者として観ているぶんには、主人公やそれを取り巻く人たちの生き様は面白いのだろうけど、自分の身近なところや親類にいた時に、心から共感できるのか、自分の中に偏見はないのかと考えてしまった。

『大いなる幻影』
ジャン・ルノワール監督、ジャン・ギャバン主演の古いフランス映画。戦争が近代化されるギリギリの時代だった、第一次世界大戦の現場の雰囲気がよく描かれていた。

『我等の仲間』
これまたジャン・ギャバン主演映画。永遠の友情はないということか、あるいは、終わりの来ないものはないからこそ今が美しいということなのか。

『バッテリー』
若き日の林遣都の好演が光る。熊木杏里による主題歌も名曲。

『ホテル・ルワンダ』
映画の存在は知っていても、観たことがなかった。ハリウッド映画だから仕方がないんだけど、ベルギー領だったルワンダで英語、それもアフリカ訛りのないキレイなアメリカン・イングリッシュを全員が話すのには少なからぬ違和感があった。

『嵐を呼ぶ男』
石原裕次郎の出世作。あの時代の日活映画にありがちな荒唐無稽なストーリーながら、渡辺美佐を念頭に置いて描かれたとされる北原三枝もよかった。

『向田邦子の恋文』
先月に続き、映画ではないがDVDを借りてきた。若き日の向田邦子の道ならぬ恋を、没後に知ってしまった妹の和子女史が綴る問題作。原作も読んでいるのだが、何が問題かと言えば、故人で実の姉とはいえ、もっとも個人的な事柄を、ここまで明らかにしてしまってよいのかということ。そして、向田の傑作短編のひとつ『胡桃の部屋』は、実は彼女の実家で起きていた出来事だったことが示唆されるなど、向田文学の影にひそむものの存在に心をえぐられる思いがする。このドラマでは向田三姉妹を山口智子、石田ゆり子、田畑智子が演じ、ご両親が岸部一徳と藤村志保という豪華キャストで、とりわけ山口智子の醸す雰囲気が生前の向田を彷彿とさせるもので好感が持てた。

1月からの通算は23本。年間目標12本に対して達成率192%

(3) 食べる
静岡県に出張の折、久しぶりに浜松餃子の五味八珍でたらふく食べた。石川県では、日本に1店舗だけ残っている鬍鬚張魯肉飯で台湾の味に触れた。

(4) 友達と会う
今月は友達に会う機会がなかった。

(5) 旅をする
今月もあちこちに出張。

(6) 語学の勉強
フランス語は、母校のフランス語講座に参加。

英語は、ショート・コラムを書き始める https://medium.com/@n-mizuno

イタリア語は、NHKの『しあわせ気分のイタリア語』を繰り返し観ている。基礎的な単語は出来る前提で番組が進んでゆくけれど、むかし習ったり現地で見聞きした表現を思い出したり、フランス語から類推できる事柄も少なくないので、少しずつでも学びとってゆきたい。

(7) 息子と過ごす
今月はあまり話す時間がなかったが、高校の入学祝いをまだしていなかったので、リクエストを聞く。

(8) アウトプット
月イチの400字連載と書評を書く。上述の通り、英語のコラムも始める

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