マガジンのカバー画像

月と私とゆれるカーテン

460
月が満ち欠けするように、ゆらいで詩と自然と生きる日々を綴ります。
運営しているクリエイター

#詩集

【お知らせ・エッセイ】今週のふりかえり

【お知らせ・エッセイ】今週のふりかえり

こんにちは。長尾早苗です。

振り返りと報告とデータと管理は大事!!

全部がそれに出る気がする。

*最新詩集『暦の中を吹く風と』(私家版)情報解禁

最新詩集の情報解禁がありました!

私家版では3冊目の詩集となる長尾早苗の第五詩集『暦の中を吹く風と』、文学フリマ東京38にて初売りです!

表紙イラスト・デザインは河原奈苗さん。おもちゃ箱から飛び出して遊園地へ、そして帰り道へのこの詩集のイメー

もっとみる
【Podcast書く人のきまぐれラヂオ】#40 昭和から平成を彩った詩人スペシャル②

【Podcast書く人のきまぐれラヂオ】#40 昭和から平成を彩った詩人スペシャル②

はじめにこんにちは。長尾早苗です。

書く人の気まぐれラヂオも、リスナーさんのおかげでエピソード40となりました!
わたし自身、友人や知人の詩集を紹介したり詩人の紹介をしたり、詩の朗読のラジオがないかいつも探していたので、この番組でそれができてとてもうれしいです。
3月、今週も時代を彩った詩人たちを紹介していきます。

ラジカセがあった頃の世代です……。iPodが出始めたときに小学校を卒業しました

もっとみる
【Podcast書く人の気まぐれラヂオ】#39 昭和から平成を彩った詩人スペシャル!①

【Podcast書く人の気まぐれラヂオ】#39 昭和から平成を彩った詩人スペシャル!①

はじめにこんにちは。長尾早苗です。

春も近づいてきて、3月は昭和から平成までの時代を彩った詩人スペシャルとして、昭和初期~後期、平成にかけて詩壇に彩を与えた詩人をシリーズにしてお送りしていこうと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

◆金子光晴いかなる芸術運動にも、政治的な運動にも与しなかった詩人、金子光晴。彼が描いた生活に基づく詩は、そのほとんどが「地獄」でした。泥水をすするような生

もっとみる
【Podcast書く人の気まぐれラヂオ】#37 荒地派スペシャル!

【Podcast書く人の気まぐれラヂオ】#37 荒地派スペシャル!

こんにちは。長尾早苗です。

今回配信したPodcast #37では 、「荒地派」と呼ばれる詩人たちを紹介しました。

かなり古い現代詩文庫のものが多かったので、カバーアートを見てびっくりされた方もいるかもしれませんね。(特に黒田三郎はカバー入りでした)

それでは、配信の音源を聞きながらでも大丈夫ですので、荒地派について長尾が学びなおしたことをアップしていこうと思います。

◆荒地派とは?詩誌「荒

もっとみる
【詩人のPodcast裏話】書く人の気まぐれラヂオができるまで

【詩人のPodcast裏話】書く人の気まぐれラヂオができるまで

こんにちは。長尾早苗です。

今、わたしオリジナルの活動でPodcastのパーソナリティをしています。

今日はなぜその活動に至ったかをお話ししますね。

しゃべりたい! 声を出したい! 忙しさからの脱却

もともと、なんだかもやもやしてました。

わたしたち家族はみな何かと忙しく、そしてわたしは大きな声を持っているため、騒音問題になるかなと朗読からは離れていました。

あまり防音のことを気にせず

もっとみる
【詩人の読書記録日記ミニ】草間小鳥子『源流のある町』(七月堂)所収「役に立たないものについて」を読んで

【詩人の読書記録日記ミニ】草間小鳥子『源流のある町』(七月堂)所収「役に立たないものについて」を読んで

こんにちは。長尾早苗です。

今日は寒かったですね! 朝早くから読書会だったので、寒さが身にこたえたけれど、よい時間でした。

今日は、役に立つもの・立たないものについてお話しします。

こころに闇や影をまとう時

今年こそ「宿題を早く終わらせたい病」を治す

と誓った元旦。

いろいろなことが起こったし、リアルでしか出会えないお仕事も

年始からたくさんありました。

雑談の中で、こころに闇を抱

もっとみる
【詩人の読書記録日記ミニ】北爪満喜『Bridge』(思潮社)を読んで―自分は自分として過ごすこと―

【詩人の読書記録日記ミニ】北爪満喜『Bridge』(思潮社)を読んで―自分は自分として過ごすこと―

こんにちは。長尾早苗です。

昨日は夜遅くまで作業でした。

企画に参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

今日はなかなか自分の仕事のペースを取り戻しづらかったので、

自分なりに自分を整えることをお話ししようと思います。

あの人はたぶんこう思ってる、から抜け出すこと

「怒ってる?」

これは、よく聞く質問第一位……だったのが学生時代。

自分のことをどう見られているのか、

もっとみる
【詩人の読書記録日記ミニ】佐峰存『雲の名前』(思潮社)を読んで―ゆらぐからだとこころで生きること―

【詩人の読書記録日記ミニ】佐峰存『雲の名前』(思潮社)を読んで―ゆらぐからだとこころで生きること―

こんにちは。長尾早苗です。

やっと! やっと! 座ってものが書けるようになりました涙

このnoteを長年読んでくださっている方や、

わたしの著書を読んで知ってくださっている方もいると思うのですが、

わたしは毎日持病と闘っています。

今日はそれと、ちょっと今日回復するまでにいたったお話し。

安定して生きるため

わたしは12歳のときに、背骨が横に曲がる病気、側弯で手術をしました。

詩人

もっとみる
【詩人の読書記録日記ミニ】小川三郎『忘れられるためのメソッド』(七月堂)を読んで

【詩人の読書記録日記ミニ】小川三郎『忘れられるためのメソッド』(七月堂)を読んで

こんにちは。長尾早苗です。

ひっさしぶりの詩人の読書記録日記。

今回はミニバージョンでお届けしますね。

幸せってなんだっけ

小川三郎さんはわたしも参加している同人『現代詩の会』の「ハルハトラム」でご一緒させていただいている詩人さんです。

時折、厳しくつらいニュースがあると手に取るのが小川さんの『忘れられるためのメソッド』でした。

この詩集の中でも「日課」という詩が大好きで、今度Podc

もっとみる
【わたしが詩人であるために】共振するちから、共鳴するちから―先生たちが教えてくれたこと―

【わたしが詩人であるために】共振するちから、共鳴するちから―先生たちが教えてくれたこと―

こんにちは。長尾早苗です。

以前兄のことを書いたnote、たくさんの方に読んでいただきありがとうございました。

そのこととも関連して、わたしが詩人であるために、中学から高校、大学にかけて先生たちが教えてくれたことを書いていこうと思います。

兄のこと、母のこと、よき理解者だった父。

兄は先日多くの方に読んでいただいたnoteを書く前から

心配していましたが、

本日母と直接会う機会があり、

もっとみる
【フリーランス詩人のオンの日】活動っていったい何してるの?

【フリーランス詩人のオンの日】活動っていったい何してるの?

こんにちは。長尾早苗です。

今回は詩人のオンの日をエッセイにしてみました。

わたしは自営業で詩を書いたりエッセイを書いたり

ZINEを作ったりしています。

活動何やってるの?メインは執筆活動だけじゃない

そうなんです。メインは執筆活動だけじゃない。
普通に仕事として執筆をしたりしていますが、その他いろいろやっています。

朗読YouTube

こちらはチャンネル登録していただけると本当に

もっとみる
【日記】2023/10/18 そうか今は秋だったのか/重版出来!

【日記】2023/10/18 そうか今は秋だったのか/重版出来!

こんにちは、長尾早苗です。

無事に35冊の詩集の紹介のpodcast収録を終えて、ホッとしたのかかなり眠りました。

3時ごろ起きて作業。
白湯を飲んで、YouTubeで藤井隆さんの「ナンダカンダ」を聴きながら植物に水をやって、顔を洗って、YouTubeのヨガをして着替えて一日が始まります。

朝ごはん、卵かけご飯は4時に食べます。

昼ごろまで作業をしたり休んだり、ゆっくりしていました。
出版

もっとみる
【日記】2023/10/16 読むと頭がすっきりする。

【日記】2023/10/16 読むと頭がすっきりする。

こんにちは、長尾早苗です。

0時ごろ起きて、ぐったり。5時に起床。
昨日おとといの詩集の紹介ラジオの反響が良くうれしいです。

今日の卵かけご飯。一合のごはんと2つの卵、ごま油にコショウ。
とにかくカロリーがほしかった!!

マンデーモーニングブルースよ……月曜日、バスで出勤したらまだコワーキングスペースが開いていない時間だったので、今週紹介する詩集を5冊選んだものを読み込みました。今回のテーマ

もっとみる
【 #文学フリマ東京 37に出店します】ブース・商品のご紹介

【 #文学フリマ東京 37に出店します】ブース・商品のご紹介

こんにちは。長尾早苗です。

すっかりnoteもご無沙汰していました……!
読んでくださったみなさま、ありがとうございます。

さてさて11/11土曜日の文学フリマ東京37、出店します!
ブースはA-64。第一展示場の壁ブース!!

お品書きとしては文学フリマ大阪より新刊3冊!!
・『詩誌La Vague vol.1』をユニークな形で販売させていただきます。乞うご期待!
・新刊として『水脈の呼び声

もっとみる