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parfaitと持ち寄りパーティー
本当に久しぶりだった。前に会ったときは学生で、住んでいるところが違くって、髪型や服の趣味も今とちょっと違った。一緒にわいわいするのも、ダラダラするのも心地よかったことは鮮明に覚えているんだけど、何をしたかの記憶は断片的だ。
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5、6年ぶりの再会だった。タイミングとか、電車で2時間の微妙な距離に暮らしているとか、そういういくつかの小さな理由で会っていなかった。そのまま疎遠になってしまう関係も多
一体何が違うんだろう
金曜の夜、新橋のまちに降り立つ。
「広い席ご用意できますよ!」
「一杯、どうですか?」
「ギョウザおいしそう~、ここにしない?」
一週間を終えた大人たちの、解放感と熱気が充満している。自然と肩の力が抜けていくのを感じた。
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先日出会ったばかりの同世代の人たちと会う約束をしていた。学生の頃の友人でもなく、会社の同僚でもない人。友人でもなく、知人でもない。確かに言えるのは、この人たちは特別な
「なぜそのような話し方をするのか?」と聞かれた話
友人と、その知人の方とお話しする場をいただいた。3人で話し始めて30分くらい経ったときのこと。
「あなたの話し方は不思議です。ゆっくりなんだけれど『早く次を話して!』と思わせない。何か惹きつける力をもっているようにも思います」
不意打ちに驚いて、まごつく。私がはっきりしない間に友人も「確かに!なんで?何かコツはあるの?」と畳みかける。
自覚もなければ指摘されたこともなかったけれど、私の口から
かけないなら うたう
キーボードをたたけない。
色鉛筆を握れない。
残されたのは声。
編集の仕事をさせてもらっている。そういうとサザエさんのノリスケみたく、作家先生に原稿をもらいに行ったりする姿が思い付くのかなと思う。
だけど、私の仕事はWebの領域。書く前の素材=情報集め、情報整理、集めた情報の価値判断=キュレーション、企画、ライティング、制作関係者とのやり取りetc。
尊敬するあの人は、編集を「ことばをデザイ
帰れる場所のような存在
数年前に一度読んだマンガを読み返していたら、絵も描写もことば選びも美しくて儚くて、本当に「その」通りだった。
ヤマシタトモコ「違国日記」。
ひとりで過ごす時間が好きな方だと思う。
本、お笑い、音楽、映画、まちあるき、カフェ、どれも好き。お店にひとりで入ることを厭わないし、足が向くままに、気の向くままに動けるのは、ラクで楽しい。
月に1回友人と会って話す時間があったら十分。そのひとときで全てが
こころの梅雨と目の前の梅雨
梅雨入りしたらしい。
今のところ一日中雨の日はほとんどない。それでも、水分がたっぷりと含まれた空気は肌にまとわりつき、心身を少しずつ重くする。
沈みきる前に、外へ出る。
夕方になって出てきた太陽がわたしを照らす。風もわずかに吹いていた。さっきまでの鬱陶しさが、徐々にかたちを変える。
こころに描いていた梅雨と、いま目の前にある梅雨の違いに気づく。
ときどき見せる空の青さ。若葉から成長し深く色