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僕の説明書

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#多様性を考える

心理検査を受けて分かったこと

心理検査を受けて分かったこと

最後に、心理検査です。

※休職していた時に受けたので、今の心境とは異なるものも出てきます。
その変化ぶりも合わせて これからの記事で表現していこうと思っています。

GATBを受けて分かったこと

GATBを受けて分かったこと

続いて、GATB(ギャトブ、一般職業適性検査)です。

一応、要点を記しておきます。

<認知>

・知的…99~107

・言語…114~122

・数理…116~124

・書記…127~135

<知覚>

・空間…39~49

・形態…48~58

<運動>

・共応…75~85

・指先…77~89

・手腕…31~43

平均値を100とした場合の得点が書かれていて、
その値よりも高い

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WAIS-Ⅲを受けて分かったこと

WAIS-Ⅲを受けて分かったこと

『生まれつきで、自然に治らないから。』の
<見えないものが見えるテストを受けて>で紹介した、
3種類の検査の結果を載せておきます。

まずは、WAIS-Ⅲです。

盛り上げる意味が分からない。

この1年半、"コロナ禍"が終息する兆しすら見えてない中で、

「どんな時も前を向いていないといけない」「負けちゃいけない」といったメッセージに ひたすら嫌悪感を抱く自分がいます。

もともと僕は、
高揚した環境に居ると浮ついた感覚になって気持ち悪さばかり出てくる、
反対に ネガティブで現実的な言葉を聞くと 地に足が着く思いになる、
という傾向があって、

違和感として人知れず抱え続けてきました。

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着飾る意味が分からない。

着飾る意味が分からない。

恋愛感情が湧かない僕は、
皆に良く見られたいとか、きれいで美しく居続けたいという気持ちになったことがありません。

むしろ、空気を読んで順応し続けよう、着飾ってふるまおうという意識が過度なプレッシャーになって、皮膚や心へのダメージがひどくなる経験ばかりしてきました。

テレビや広告、SNSの投稿内容を見る度に、
素の自分を包み隠し 着飾って興味をひこうとする姿勢に違和感を抱いてきました。

治りに

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僕は逆の世界に居るのか…。

僕は逆の世界に居るのか…。

生きる道を探して
マイノリティーの世界に飛び込んだ僕ですが…。

「僕がやることは 他の人がやろうとしない」という感じで、
根拠の無い悪口や 無視とか 仲間外れという
嫌な仕打ちをたくさん受けてきました。

集団生活ではひたすら
否定されたり 誤解されたり 無視されたりして、
個性を主張する僕を保証してくれない返事ばかり受け取っていて、
心はいつも半殺しの状態でした。

特にこの1年は、
"Ar

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生まれつきで、自然に治らないから。

生まれつきで、自然に治らないから。

見えないから分かりづらい

生まれつき現れる症状の中には、自然に治っていかない上に 完治させる方法が見つかっていないものもあったりします。

自閉症スペクトラムやADHDに代表される発達障害もそうなのですが、

採血したりエコーやレントゲンで検査しても反映されない心の病気と付き合うのは、想像以上に大変です。

何せ いつ調子が良くなるのか誰にも予測できないのが一番つらいです。

健康である前提で先

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Love と Like の違い

Love と Like の違い

恋をする とか、愛する という概念自体が理解できていない 「Aromantic」 。

そんな僕にも、「好き」 なものごとがあるわけですが……

皆さんが想像する 「好き」 と違う部分があるかもしれないので、説明しておこうと思います。

簡潔に言うと、僕の好きなものごとは、
全て 「Like」 の範囲内だ、ということです。

また、

恋愛感情が一切湧かない、という時点で、
「Love」 なものご

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「Aromantic」についてカミングアウトします。

「Aromantic」についてカミングアウトします。

新年を迎え おめでとう、と言うにふさわしいか悩む状況ではありますが、



今年もよろしく、と言うついでに伝えておきたいことが出てきたので投稿しました。

僕は、性的マイノリティーの 「Aromantic」 という、誰に対しても 恋愛感情が湧かない要素を持っている と公言することにしました。

これが、「Aromantic」 の旗です。
(虹色はLGBTの旗になります。)

読み方なんですが、「

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"めちゃくちゃ言葉"について

"めちゃくちゃ言葉"について

題名からして想像できると思いますが、僕はいろんな言葉をしゃべることができます。

ただ、それらを場合分けしてしゃべることはできません。

小学生の5年生頃からその傾向が出てきていた自覚はあります。

でも、それ自体が僕を嫌う理由のひとつなんだと身にしみたのは大人になってからでした。

一言しゃべるごとに相手の顔色を無意識にうかがっていて、特に 悪い意味で笑われるのが嫌な場面では"め

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