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#コミュニケーション

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。⑥

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。⑥

完璧を常に求めるのって…

⑤の最後で プロ意識に関して書きましたが、

完璧を求める方法によっては、心身を傷つけるだけの「マルトリートメント」になることにも気づきました。

どんな職業でも、プロを名乗る人やプロを目指している人に対しては、

"完璧と共感性と強さ"を常に見せてくれるものとして扱い、

心身の弱さや個性が現れた途端に
その人格をけなす傾向が強いように見受けます。

生まれつき 苦手

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この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。③

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。③

性行為に関するマルトリートメント

個人的な性欲を満たすためにとる言動を 「性行為」とひとくくりに表すようですが、

他人と一緒に行う場合は、参加者全員の同意が必要です。

同意した範囲外だったり、法律上の年齢に達していない場合は、犯罪にあたります。

また、罪として認定されるかは関係なく、
性行為を目撃したりして心身に悪影響が出た場合も、
「性的マルトリートメント」とみなすべきだと 友田先生は主

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この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。②

この社会は「マルトリートメント」ばかりだ。②

では早速「マルトリートメント」の具体例を紹介します。

体罰、しつけまずは、「体罰」や「しつけ」と称して行われる言動です。

日本には、昔から体罰という風習があります。親や教師などが、子どもに対する教育の一環として、肉体的な苦痛を伴う罰を与えるものです。わたしの子ども時代、学校では、宿題を忘れたら廊下に立たされる、教室で騒いでいたら正座させられる、といった懲罰は日常茶飯事で、特に悪いことを

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「怒り」というウイルス ②

「怒り」というウイルス ②

〈①の続き〉

つまり、自分自身が「怒り」というウイルスをまき散らしていたことに、最近になって気付きました。

相手に共感や同意を求める際に 良かれと思って使い続けていましたが、悪口を相当含んでいたと思います。

その結果はというと…。
やはり よろしくない反応がほとんどでした。

そういったことに気付いたこともあって、このnoteを書いていく上で 2つ決めたことがあります。

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「怒り」というウイルス ①

「怒り」というウイルス ①

2020年は、明確な治療薬もワクチンさえも無いウイルスが世界全体に広がった年になりました。

そういった意味でいうと、それと同じ時期に、異なるウイルスが世界全体に広がっているのではないかと僕は思うんです。

それは、「怒り」です。

アメリカでは、永遠の課題とも言えるであろう 人種差別の問題がここにきて再燃し、冒頭の画のような状況になっています。

また、誹謗中傷の渦中にいた有名人

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