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哲学 論語・孔子

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論語・孔子の考えを引用しております。
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難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しいのだ。

難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しいのだ。

古代ローマ・ストア派哲学者セネカの言葉です。ストア派の思想の核は「欲望からの脱却」です。自然や宇宙の法則に絶対的な価値を置き、人為的に作り出された快楽や欲求を取り除くべきとしたものです。

昨年の仕事は、ここ10年の中で一番チャレンジングな仕事に取り掛かった。やるとなれば、相当大変なことになると感じていた。つまり「難しい」と思っていた。しかし、やろうと決めた。自分が持つものを全て出し尽くそうと腹を

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過ちはすぐに改める

過ちはすぐに改める

歳が過ぎると、自分の過ちを認めることをためらいがち。

下手な言い訳をしたり、居直ったりしてしまう。

そこにつまずくと、本来進めなければならないことが停滞、もしくは後退しまう。

最近のリモートワークにおいて、電話会議システムを使い、会議を行なっている。

まだ慣れていないせいか、余裕がなく、自分なりの進め方で事を進めがちである。

先日、会議を進める事を第一に、自分の考えを通そうとしすぎた自分

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常識とは、意志と知恵と情愛とがバランスのとれた状態

常識とは、意志と知恵と情愛とがバランスのとれた状態

渋沢栄一先生の「論語と算盤」に、常識とは如何なるものか、が記載されています。

意志の強固なるが上に聡明なる智恵を加味し、これを調節なるに情愛をもってし、この三者を適度に調合したものを大きく発達せしめていったのが、始めて完全なる常識となるのである。

知識があって頭の回転も早い。でも人の気持ちがわからず、思いやりがない。

知に優れて判断力を持ち、情愛もあるけれど、意志が弱い。だから、続かない。

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(再掲) 中庸の徳

(再掲) 中庸の徳

孔子の言葉に

「中庸の徳たるや、それ至れるかな」があります。

どちらにも片寄らない中庸の道は徳の最高指標である、ということを述べています。

極端に多すぎてもだめだし、少なすぎても良くない。

私は、物事を白黒ハッキリさせる気質があり、よく同僚に「ゼロか100ではない」とたしなめられます。

この世の中は、

「自然」例えば、葉っぱの色ひとつ取っても、極端ではない。

その環境に応じ、葉の色は

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中庸の徳

中庸の徳

孔子の言葉に

中庸の徳たるや、それ至れるかながあります。

どちらにも片寄らない中庸の道は徳の最高指標である、ということを述べています。

極端に多すぎてもだめだし、少なすぎても良くない。私は、物事を白黒ハッキリさせる気質があり、よく同僚に「ゼロか100ではない」とたしなめられます。

この世の中は、

自然例えば、葉っぱの色ひとつ取っても、極端ではない。

その環境に応じ、葉の色は違う。

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