シトロンの針仕事naaiwerk_citroen

オランダの田舎生活でみつけたシンプル質素で豊かな「Gezellig(ヘゼリヒ)」な暮ら…

シトロンの針仕事naaiwerk_citroen

オランダの田舎生活でみつけたシンプル質素で豊かな「Gezellig(ヘゼリヒ)」な暮らしを帰国後の日本でも実践中。 Web&紙媒体で手芸・オランダの暮らし・環境についてなど執筆しています。

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自己紹介 naaiwerk_citroen

はじめまして、シトロンです。 編み物・刺繍・繕いものなどの針仕事や、手芸に関する古道具の紹介など、私の心を癒してくれるモノやコトを、読んでくれるみなさまにおすそ…

『曼荼羅』を編む【編み物に恋して】

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グラニースクエアのルームシューズ【編み物に恋して】

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100均ウール1玉で編みポーチ【編み物に恋して】

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グラニースクエアの”種(タネ)”を編む【編み物に恋して】

編み残しの毛糸が余ったら、グラニースクエアの”種(タネ)”を編み貯めています。 ”タネ”というのは私が勝手に呼んでいる、グラニースクエアの1段目の小さなモチーフ。…

引き揃え糸を分解してグラニーサークルを編む【編み物に恋して】

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100均ウール1玉でグラニースクエア【編み物に恋して】

100均ウール1玉でグラニースクエアを編んだら、どのくらいの大きさになるかしら…って思いついてしまったので。 段数を数えやすいように、グラデーション糸を用意しました…

縮れた毛糸をレンジでチンしてみる【編み物に恋して】

前に編んだニットが飽きたり使い道を変えたい時、ほどいて編みなおしますが、縮れたウールの毛糸をまっすぐに戻すにはどうしてますか? 昔は『毛糸ゆのし器』なるものがあ…

【手芸古洋書】残り物で楽しもう(Plezier met Resten)

1960年代と思われるオランダの手芸雑誌の第3段です。 かぎ針編みのあみぐるみや、少しの糸で編める小さな小物がたくさん紹介されています。 (オランダ在住時から手芸関連…

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日本でも人気のデンマークの老舗刺繍メーカー『エヴァ・ローゼンスタンド』のクロスステッチ、チャート集です。 『エヴァ・ローゼンスタンド』の創業者はヨルゲン・ローゼ…

編み編みなべつかみ【買わない暮らし】

我が家は鉄のフライパンを使っています。 テフロンなどのコーティングがはげるたびに買い替えたくないのと、鉄分補給の足しになればと思って。 もう7、8年使っていますが…

癒されグリーンのグラニースクエア【編み物に恋して】

緑色は心身のバランスを整えたり、心を穏やかにしてくれる色といわれます。森や自然に触れると癒されたり、観葉植物のある部屋でリラックスできたりするのはそのためです。…

快眠”あずきカイロ”を編む【編み物に恋して】

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お手製のお正月飾り【編み物に恋して】

我が家のお正月飾りは、鏡餅・門松・しめ飾り。 ・・・といっても全部ミニチュアです。 「お正月飾りの使いまわしは神様に失礼に当たるので避けましょう」とか聞いたこと…

かぎ針編みのアームウォーマー【編み物に恋して】

冬の寒いときは『首・手首・足首を温める』といいそうで。 室内でのパソコン作業とか用に、短めアームウォーマーを編みました。 ふちをひらひらにしたので、ちょっと見せ…

【手芸古洋書】クリスマスクロスステッチ(Diana Ricamo Kerstmis Kruissteek nr. 1)

クリスマスにちなんだ手芸洋書の第2段。 オランダ語の刺繍雑誌『Diana Ricamo』のクリスマスのクロスステッチ図案集です。 (オランダ在住時から手芸関連の本を収集してい…

自己紹介 naaiwerk_citroen

自己紹介 naaiwerk_citroen

はじめまして、シトロンです。

編み物・刺繍・繕いものなどの針仕事や、手芸に関する古道具の紹介など、私の心を癒してくれるモノやコトを、読んでくれるみなさまにおすそ分けできればと思っております。

どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。

自己紹介

名 前:シトロン(naaiwerk_citroen=シトロンの針仕事)
出身地:静岡県
家 族:夫+娘2人
年 齢:1960年代生まれ
好 き:手

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『曼荼羅』を編む【編み物に恋して】

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『Mandala』との出会い

私の『Mandala Crochet(マンダラ編み物)』との出会いはオランダ。
オランダの街の毛糸屋さんの奥では、誰がお客さんで誰が店主かわからないお茶会のような編み物会が開かれていることが多く、おしゃべりしながらコーヒーを味わいながら編み物をして、お互いの作品をほめあって。日本人の私にも容赦のない(笑)早口のオランダ語で話しかけてくれて。それはそれは素敵なお店がた

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グラニースクエアのルームシューズ【編み物に恋して】

グラニースクエアのルームシューズ【編み物に恋して】

正方形に編んだグラニースクエア大小2枚で作るルームシューズ。
四角く編んだのを畳んでつないだだけ。減らし目とかなし。
赤系の色々並太毛糸、端糸の再利用です。

時々足にあてて確認しながら編んだだけなのでサイズは適当。(目を数えるの苦手なので…)
平置きするとこんな感じ。

足首まで覆う丈にしたかったので、かかとの上部分に小さめのモチーフをつなぎました。

以前Opelのソックヤーンで靴下を編みまし

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100均ウール1玉で編みポーチ【編み物に恋して】

100均ウール1玉で編みポーチ【編み物に恋して】

100均のウール100%の毛糸一玉を使い切って、
12cm四方に編んだグラニースクエア。

半分に畳んでファスナーをつけて、細長ポーチにしました。

中布は、フランスリネンのハギレ。
大柄なので使い道に困っていましたが消費完了♡

筆箱として使っています。
中わたがなくても、毛糸がふんわりしているので中身の保護になります。

ただこの糸、編みあがりの水通しをした時に色落ちが激しかったです。
そうい

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グラニースクエアの”種(タネ)”を編む【編み物に恋して】

グラニースクエアの”種(タネ)”を編む【編み物に恋して】

編み残しの毛糸が余ったら、グラニースクエアの”種(タネ)”を編み貯めています。
”タネ”というのは私が勝手に呼んでいる、グラニースクエアの1段目の小さなモチーフ。

ここから2段目以降、外側に向かって大きく編みすすめることもあれば、”タネどおしをつないでいくこともあります。どう育てるか、グラニースクエアのはじまりなので”タネ”。

わずか1mくらいの端糸だけど、編んで貯めておくとカラフルなモチーフ

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引き揃え糸を分解してグラニーサークルを編む【編み物に恋して】

引き揃え糸を分解してグラニーサークルを編む【編み物に恋して】

元はマフラーだった白&ピンクの引き揃え糸。
キッチンの食器用たわしとして編みなおすことにしました。

糸の表情を変えたくて、引き揃えを分解して白糸&ピンク糸に戻し、それぞれ分けて中心部分に。
外周もツートンカラーになるように、数目ずつ白糸とピンク糸を交互に細編みしています。

実は食器用のスポンジは、自分で編むようになってもう10年以上買ったことがありません。
吊るしておけるし、乾きも早いし、好き

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100均ウール1玉でグラニースクエア【編み物に恋して】

100均ウール1玉でグラニースクエア【編み物に恋して】

100均ウール1玉でグラニースクエアを編んだら、どのくらいの大きさになるかしら…って思いついてしまったので。

段数を数えやすいように、グラデーション糸を用意しました。

素材:ウール100%
重量:約30g(約73m)
購入先:ダイソー

推奨針は4mm~5mmと書いてありますが、あえて3mm針で編みます。
(かっちりしてる方が好きなので)

ぐるぐる・・・ぐるぐる・・・

全部で12段編めまし

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縮れた毛糸をレンジでチンしてみる【編み物に恋して】

縮れた毛糸をレンジでチンしてみる【編み物に恋して】

前に編んだニットが飽きたり使い道を変えたい時、ほどいて編みなおしますが、縮れたウールの毛糸をまっすぐに戻すにはどうしてますか?

昔は『毛糸ゆのし器』なるものがあったそうです。『湯のし』とは布に蒸気を当てて繊維を柔らかくして皺を伸ばして均等に揃えるための加工のこと。『毛糸ゆのし器』は縮れた糸に熱い蒸気にあてることで、元のまっすぐな糸に戻すマシン。
残念ながら『毛糸ゆのし器』は、現在では蚤の市やアン

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【手芸古洋書】残り物で楽しもう(Plezier met Resten)

【手芸古洋書】残り物で楽しもう(Plezier met Resten)

1960年代と思われるオランダの手芸雑誌の第3段です。

かぎ針編みのあみぐるみや、少しの糸で編める小さな小物がたくさん紹介されています。
(オランダ在住時から手芸関連の本を収集していたものを、蔵書管理を兼ねて載せています。)

残り物で楽しもう

原題:Plezier met Resten 3 SUISSES
年代:1960年代
言語:オランダ語
形態:ペーパーバック
詳細:あみぐるみ・クッショ

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【手芸古洋書】エヴァ・ローゼンスタンド クロスステッチ100図案(KORSSTINGSMONSTRE 100 nye monstre til korsstingsbroderi)

【手芸古洋書】エヴァ・ローゼンスタンド クロスステッチ100図案(KORSSTINGSMONSTRE 100 nye monstre til korsstingsbroderi)

日本でも人気のデンマークの老舗刺繍メーカー『エヴァ・ローゼンスタンド』のクロスステッチ、チャート集です。
『エヴァ・ローゼンスタンド』の創業者はヨルゲン・ローゼンスタンド(Jørgen Rosenstand)、現在はペルミン社(Carl J. Permin A/S)に引き継がれています。

(オランダ在住時から手芸関連の本を収集していたものを、蔵書管理を兼ねて載せています。)

エヴァ・ローゼンス

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編み編みなべつかみ【買わない暮らし】

編み編みなべつかみ【買わない暮らし】

我が家は鉄のフライパンを使っています。
テフロンなどのコーティングがはげるたびに買い替えたくないのと、鉄分補給の足しになればと思って。
もう7、8年使っていますが、びくともしないどころか、油がなじんで使いやすくなっています。
鉄のフライパンは扱いが難しそう…と思われがちですが、ガンガン空焚きしても、フライ返しでガジガジしても大丈夫だし、熱いうちに水洗いしてかるく火にあて乾かすだけで洗剤も必要ないの

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癒されグリーンのグラニースクエア【編み物に恋して】

癒されグリーンのグラニースクエア【編み物に恋して】

緑色は心身のバランスを整えたり、心を穏やかにしてくれる色といわれます。森や自然に触れると癒されたり、観葉植物のある部屋でリラックスできたりするのはそのためです。

編み物をしていても、時々無性にグリーンの糸で編みたくなる時があります。私の心が安定しているから緑色が気になるのか、逆に平穏を求めているからなのかわかりませんが、緑色の毛糸に触れているとなんとなく心が落ち着いてくるような気がします。

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快眠”あずきカイロ”を編む【編み物に恋して】

快眠”あずきカイロ”を編む【編み物に恋して】

同じリズムで同じ動作を繰り返す作業は、瞑想と同じ効果があるそうで、あてもなく不安なときでも、編み物に没頭すると気が紛れてきます。
今回は、寒さ対策のひとつ「冬の寒いときは『首・手首・足首を温める』」の第二弾、『首を温める』です。

もう何年も前から、寝るときに首の後ろにあてて使っているあずきカイロ。
レンジで数十秒温めると20~30分温かさが持続します。
コレを首にあてて寝ると不思議なくらい寝つき

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お手製のお正月飾り【編み物に恋して】

お手製のお正月飾り【編み物に恋して】

我が家のお正月飾りは、鏡餅・門松・しめ飾り。
・・・といっても全部ミニチュアです。

「お正月飾りの使いまわしは神様に失礼に当たるので避けましょう」とか聞いたことがあるけど、私の勝手な解釈で「最近の神様はきっとSDGsをわかっていらっしゃる」って思って、毎年同じものを出してます。

門松の竹は、オランダにいたころに通った陶芸教室で作ったもの。
オランダ人の先生に「ジャパニーズ・ニューイヤーオーナメ

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かぎ針編みのアームウォーマー【編み物に恋して】

かぎ針編みのアームウォーマー【編み物に恋して】

冬の寒いときは『首・手首・足首を温める』といいそうで。
室内でのパソコン作業とか用に、短めアームウォーマーを編みました。

ふちをひらひらにしたので、ちょっと見せてもかわいい。

作業中よく目に入るところなので、気分があがります。
松編みは「長編み」「細編み」の2つを使うだけなので簡単です。

色違いも編みました。

私にはちょっとラブリー過ぎな感じもしますが。
家の中で使うつもりだからまぁいいよ

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【手芸古洋書】クリスマスクロスステッチ(Diana Ricamo Kerstmis Kruissteek nr. 1)

【手芸古洋書】クリスマスクロスステッチ(Diana Ricamo Kerstmis Kruissteek nr. 1)

クリスマスにちなんだ手芸洋書の第2段。
オランダ語の刺繍雑誌『Diana Ricamo』のクリスマスのクロスステッチ図案集です。
(オランダ在住時から手芸関連の本を収集していたものを、蔵書管理を兼ねて載せています。)

Ricamo クリスマスクロスステッチ

原題:Diana Ricamo Kerstmis Kruissteek nr. 1
年代:不明
言語:オランダ語
形態:ペーパーバック 4

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