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2023年8月の記事一覧

サクサク大好き人間が見つけた、韓国ソウルのパイ専門店。

サクサク大好き人間が見つけた、韓国ソウルのパイ専門店。

みなさまコンニチハ、ひでみです。

今日は韓国ソウルで偶然、とても素敵なパイ専門店を見つけたお話です。

この日は古宮・徳寿宮へ観光の予定で、市庁駅へ。

朝ごはんを食べていなかったので、観光する前に先にご飯へ行こうということになり、カルグクス(韓国のうどん)屋さんを目指してテクテク歩いていると、素敵なウィンドウが現れました!

ELIE’S PIE SINCE2007

端から端まで美味しそ

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小さな旅・思い立つ旅|淹れたての一杯、至福の京都[私設図書館・鈍考、ティールーム・冬夏]

小さな旅・思い立つ旅|淹れたての一杯、至福の京都[私設図書館・鈍考、ティールーム・冬夏]

「蝉が鳴き始めたようです
         雨がやみましたね」

小雨の降る京都の朝。市中から少し離れた比叡山の麓にある私設図書館『鈍考』を目指す。1時間に1本のローカル線に乗り、駅から緑豊かな住宅地を歩くこと約10分。目的地につくころには雨がすっかりやんでいた。

建物に入ってもスタッフから案内や説明はとくにない。目の前の案内板を静かに読み、あぁそうか、もう“鈍考”は始まっているのか、と気づく。

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風の甘味

風の甘味

「共感覚」という言葉を知ったのは中学か高校の英語の授業だ。共感覚に関する説明文を読んで問題に答えるというもので、synesthesiaという英単語も、「共感覚」の意味も知らなくても、その長文がきちんと読めさえすれば解答できるという類の問題だった。

それを知ったときに、私にそのような感覚があるか刹那思案したが、そういう特殊な能力は持ち合わせていそうにないと思った。私はそのことにほんの少しだけガッカ

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父のことを顧みて思うこと

父のことを顧みて思うこと

自己受容についての学びを深めるために、野口嘉則先生のYouTubeを観ている。

その中で、自己受容と他者受容は正比例すると仰られていた。

自分を受け入れられないと、他者のことも心で裁いたりしがちという。

本当にその通りだと思う。

そして、遺伝子が引き継がれていくように、自己受容度も家族の世代間でバトンタッチされていると思う。

私の父は社会的には成功者だった。地方公務員だった父は出世して、

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椎名林檎「ありあまる富」

椎名林檎「ありあまる富」

「サピエンス全史」でいう、「科学革命」のカテゴリーの中で、我々は産業革命を経験し、資本主義社会を手に入れました。そして、第3次産業の発展も目の当たりにしてきました。

その過程の中で、持たざる者と持つ物が現れてくるのは、自然の摂理だったのかもしれません。持つというのはいわゆる金銭的な「富」のことですね。

でも、本質的な「富」は、「生きているという事」でしょう。そして、「生きているという事から発生

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ゆっくりと流れる時間を楽しむ 癒しのおこもりホテル3選

ゆっくりと流れる時間を楽しむ 癒しのおこもりホテル3選

毎日うだるような暑さが続く8月。お盆休みが待ち遠しいひとも多いのではないでしょうか。

夏といえば、海や山のレジャーに出かけることも多いかと思いますが、今日は、大人がゆったりと過ごせ、心と体のエネルギーをじんわり補給できる、そんな日本国内のホテルを3つご紹介します。

1.箱根リトリート(箱根)

新宿からロマンスカーで1時間半。箱根湯本の駅からバスに乗り継ぎ、30分程で到着する、森の中にひっそり

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ハーゲンダッツはなぜバニラを熟成させたのか

ハーゲンダッツはなぜバニラを熟成させたのか

アイス売り場のえんじ色は私たちが人生で一番最初に触れる高貴だ。

幼い日の私たちは、ガリガリ君やスイカバー、クーリッシュなど、素晴らしいアイスがひしめき合う業務用冷凍庫の中、「贅沢」でしか埋められない心の隙間があることを、ある日、ハーゲンダッツによって知ってしまうことになる。それは多くの人々にとって「贅沢の原体験」となっていることだろう。かくいう私の「贅沢の原体験」も、もちろんえんじ色のハーゲンダ

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