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ささやかな日常

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近所の公園が教えてくれた

近所の公園が教えてくれた

近所の公園へ散歩に、来ている。

街の中にある割には自然が豊かで、気持ちがリフレッシュできる場所だ。

今の家に住むことを決めた時、この公園が近くにある事が決め手の一つになった。

しかし、実際に住んでみると意外と行かない。

子供が小さい頃は月に一度くらいは行っていたように思う。

しかし、子供たちも大きくなるにつれて誘ってもいい返事をしなくなってきた。

一人でたまに行っても人が少なく、うら寂

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チーズパンへの期待値

ランチでよく行くパン屋さんに立ち寄った。

これまでどのパンも凝っていて美味しかったし、コーヒーもたっぷりで、席と席の間も空いていたので気に入っていた。

今回頼んだのはチーズパン。

初めてのチョイスだったが、チーズ好きとしては「4種類のチーズが入ったチーズパン」は以前から気になっていた。

切って温めたパンをもらってから、テーブルに着いて食べてみると、チーズが殆ど入っていない。

チーズら周り

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産後は歯医者で治療中ですら癒やし時間だった

産後は歯医者で治療中ですら癒やし時間だった

「痛かったら手を上げてくださいねー」

歯医者の先生が優しく声をかけてくれた。

今歯医者にて、今年初めての治療を受けている。

詰め物が古くなっていてずっと「隙間ができているので、変えたほうがいいですよー」とオススメされていた所をずっとあとまわしにしていた。

年明けてやっと治してもらっているのだ。

「麻酔が効きにくい人は、治療辛そうなんだよね」

ずっと昔にアルバイトしていた歯医者の先生の言

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布団

布団

寝室で寝る前のリラックスタイムを過ごしていたら、次女がそっとやってきて部屋の電気をパチパチ点灯させた。

「なにすんのー」

と言いながらも嬉しい私。

次女は布団に潜ってきて「部屋中がフワフワの毛布みたいだったらいいね」とはしゃいでいる。

次女が寝室を分けて寝るようになり一年以上過ぎた。

たまに、一緒に寝たいと思うようで自分の布団を持ち込んできたりする。

しかし基本的には、自分の部屋で寝て

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サンタでいられる期間

サンタでいられる期間

今年のクリスマスは、いよいよ次女もサンタさんの正体を知ったようです。

毎年書いていたサンタさんへの手紙は、なくなり

「プレゼントはハンドミキサーがいいなー」

と、直接私に伝えてきました。

ママ友にお子さんがサンタさんを信じているか話を聞くと同じ学年でも、

まだバッチリ信じている子、

疑いながらも母に「いるよね」と聞いて見る子、

うちの娘のようにすっかりいないと思っている子

個人差が

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娘と私の朝寝坊のモヤモヤ

娘と私の朝寝坊のモヤモヤ

目が覚めたら1時間半の寝坊をしてました。

娘にお弁当作りを頼まれていたので、6時に起きたかったのに7時45分でした。

一瞬パニックになった後、慌てて長女を起こしましたが娘もパニック!

二人で慌てながら、準備をして送り出しましたが電車から送られて来たLINEには

「間に合わない…。完全な遅刻…」

と絶望に満ちたメッセージが届きました。

一先ず学校へ遅刻する旨を連絡しましたが、気持ちがモヤ

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こんな時代もあったねと

こんな時代もあったねと

ゴールデンウィークを過ぎたあたりから、ステイホームの生活が、だんだん日常になってきた感覚がある。

卒業式も縮小、入学式はいつ行われるか分からない、混乱の中、やれることは家にいること。

そんな非日常の生活も、2ヶ月もすると慣れてくるものなのかと、自分でもびっくりする。

慣れてきたからこそ、無事に引きこもっていられるのは、感染の危険と隣合わせの中みんなの生活を支えてくれる大勢の方の尽力を忘れない

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母の日は誕生日

母の日は誕生日

今日は母の日、そして私の誕生日だ。

この日が誕生日の私は、数年に1度母の日と一緒になる。

数十年前の今日は私が生まれ、私の母が初めて母になった日なのだ。

私が子どもを産んでからは、母が私をこの世に生み出してくれた誕生日を、母の日と共に感謝できる特別な日となった。

母は初めてのお産を不安な気持ちになりながら産院のベッドで待っていた、という話を聞かせてくれたことがある。

遠い昔の新米だった母

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アナログゲームのススメ

今日は、夕食後に家族でボードゲームを6種類くらいやった。

夫がアナログゲームが大好きで、家にはコレクションが山のようにある。

実は私はルールを覚えるのが苦手で、あまり積極的にやってこなかった。

家事や育児に忙しく、腰を据えてゲームをする余裕が無かったというのもある。

しかし、このステイホーム生活である。

時間はいくらでもある。

You Tubeもテレビも読書も楽しいけれど、一緒にいる家

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話が面白い人への憧れとコンプレックス

話が面白い人への憧れとコンプレックス

上手に話すことが苦手だ。

どうも結論が出るまでに、結論の周りの「枝葉」を沢山話してしまう。

伝えたい内容であるほど、伝えたい相手であるほど、説明が回りくどくなってしまう。

夫と次女は、説明が完結で分かりやすい。

本人たちはあまり意識していないようだが、結論を伝えたい時に必要な情報を、選別するのが上手なようだ。

回りくどい説明は、聞いていると少しイライラするらしい。

実は、私も回りくどい

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