449日目 褒められるより、怒られないように仕事をしたいと思う人の特徴
人は承認欲求があって認められたいと思って業務に取り組んでいる人もいますが、
言われたことを無難にこなして、遅れたりして怒られないように仕事をしたいと思っている人もいます。
この違いは、表面的にはやる気の違いかなと思われがちですが、実際は目指すべき仕事の質のレベルが違っていることです。
褒められたい人は、褒められるために平均以上の質を目指します。
怒られないように仕事をする人は、合格ラインギリギリを目指します。
ここで注意しなければいけないのは、合格ラインギリギリ系の人たちはマージンを確保していないため、懸案が発生するとすぐに不合格ゾーンに入ります。
不合格ゾーンに長らくいると、何が合格かもわからなくなり、投げやりになったり、何も対策をせずに期限を迎えて炎上したりします。
合格ラインギリギリで仕事をするのは効率的と思われますが、不合格ゾーンと隣り合わせなので、リスクが高いです。
怒られないように仕事をする人は、仕事が進捗するに連れて質が落ちていきます。褒められようと思っていないので、質を上げるという意識はありません。
このような人たちの業務の管理方法は、余裕を最初からとっておき、進捗に応じて質が低下したり、進捗が良くない場合でも、不合格ラインに入らないようにコントロールしていく事です。
「3日で出来ます」と言われても、「5日はかかる」だろうなと見込んでおく必要があります。
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