375,376,377日目 何歳まで働くか?

歴史が長い大企業であれば、定年を迎えて引退するベテラン社員に引退式のようなものが毎年の定例行事としてあります。

役職定年になって、役職を外れて平社員としてそのまま残ったり、子会社に転籍になったり、嘱託社員として残ったり、引退を機に転職したりと様々です。

課長の仕事としては、彼らがいつまで働くのかを聞いて、将来の人員計画を立てておかなければなりません。

時期も立場によって違います。

また、定年になった人は新しい事より
「今までやってきた事をどう伝承していくか?」
を主眼としており、
「10年先の事は若い人達で考える」
という意識を持っています。

「あと何年働くか?」という事に意識しているため、
「今後に備えて、積極的に新しい事を覚えよう」視点はほぼなく、
「今持っている知識でどうやって業務を捌くか?」という視点で物事を考えます。

体力、気力も、労働者の平均よりかなり低いです。
自分の能力の事より、健康の事が気になります。

過去に部長まで昇進し、こういう実績がある、これができなかったという経験があり、古いやり方を推奨したり、廃案を復活させようとしたりします。

こう言った人材ということを踏まえて、
「何歳まで働くのか?」、「何年後まで働くのか?」を定めて、人員計画、体制を考えていく必要があります。

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