普通に過ごしていると苦しくなる星に、普通は存在しない、酸素を欲した魚が、雨雲に捕まって死んでいく。もし生まれ直せるなら、存在しない言葉があるだろう、今日の風だけ…
落ちている時と落ち切った所を彷徨う時、どちらの方が痛いだろうかと、熱さは冷たさで、暗さを明るさで測ろうとして泣く、人それぞれ必要な栄養素は違っていて、その手を近…
今誰かが悲しんでいたとしても、今日はスキップして帰ると決めていた、月が踊る、目に見えない星の、回るスピードがあがる、夜風を慣らす、毎日に慣れる恐怖、繋ぐ、手、境…
あなたの言葉の手触り、古いラブレターのほこりを払うような間合いが、私に、私を私で、探せと言う。 昔の違和感を、洗ったばかりの手で差し出す時、笑われたくて滑らかに…
追いつきたい、宇宙にも敵わない不思議、私がここにいて、起きると眩しい、春の汗が身体に染みている。 最初から守り方を知っていた、どうしてか全てのことが、起きると同…
その人にかかる重力はその人になってみないとわからないように、私の身勝手さは誰にもわからない、他人は変えられないと、作物は、育つことからやめる。 幸せな時だけ人の…
青と青が出会い、橙の道が伸びる、育ちすぎた木の下で、他人の生活は紺一色。海がおかしいのか私がおかしいのか、この光を明日に持っていく術を、雲の名前を知らないまま、…
私の端っこを手放す。 あなた作られたお人形、から遠ざかる、大雑把に区切られた寂しさ、語られた、手応えのない執着。 大人になった孤独を、俯いた夜に聞く、窓を開けて…
最初から、0から存在したかった、老いて、鼻をつまむほど簡単なこと、ひとりになって自分になれる、匂いが遠ざかる、一度できた溝は埋まらないと知りながら、皺々の心に保…
運転者の顔を忘れる、ミラーに映る自分、以外に興味がない、昨日と似た光の、見慣れた夜景に涙を流すことができる。恋していたい、いつも、どんな薬も消化する、陽気に、誰…
全員が主人公だと知って、服を捨てた、生き物みたいな湯は、裸の私だけに話しかけてくれる。 湯気に消えそうな故郷の声、できるだけ身体を乗り出して、黙って俯く夜に、あ…
手袋が大きくて力が入らない、握れない寂しさを目印に、走っている人はいるだろうか。 無重力みたいに軽い、光が、あなたに共感してもらったみたいな、たった1つの点が、…
学校で教えてくれなかった、早足で帰っていく流行りのサビが、何を伝えたいのか。 モンキチョウが落ちている、過ごしたい季節はいつも、次の春にあって、待った、祈った、…
私には一生辿り着けない場所に、花が咲く季節が来る。 抱きしめる力が弱い、いつまでも拭いきれない違和感を、私が望んだのかもしれない。私は、あなたが必要なことを誰に…
簡単に開いた鍵は、自然と失くしてしまう、悲しさが育つ、開けっぱなしにする代わりに、今日は何も許さないと決めている。 全てじゃなくて良いから、正しく生きようとしな…
隣の君も、いつかは皆になってしまって、苦い孤独は、大気圏のようにいつもそこにいる、目の前を流れる人達を、待っている人達がまたどこかにいるのだろうか。 特別になっ…
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2024年7月6日 18:53
普通に過ごしていると苦しくなる星に、普通は存在しない、酸素を欲した魚が、雨雲に捕まって死んでいく。もし生まれ直せるなら、存在しない言葉があるだろう、今日の風だけが、私が行くべき場所に行ったことがあるらしい、現実にだけある運命が、バカにしたように川の流れをはやくする。置いていく、置いていかれる。足元の水が淀んでいる、連れて行けと纏わりつく、言い方がわからなかった、大多数の人にはどうでも良いような
2024年6月20日 22:38
落ちている時と落ち切った所を彷徨う時、どちらの方が痛いだろうかと、熱さは冷たさで、暗さを明るさで測ろうとして泣く、人それぞれ必要な栄養素は違っていて、その手を近くで見たい、あなたみたいな人になりたいと叫ぶ、どこか奥深く、あなたのための細胞が生まれつき備わっているみたい。人の言葉でよく喋ります、あなたの言葉から見下ろした景色は、フィルムに残ることはなく、ただ私の空っぽの中にポツンと句読点を打った
2024年5月20日 23:30
今誰かが悲しんでいたとしても、今日はスキップして帰ると決めていた、月が踊る、目に見えない星の、回るスピードがあがる、夜風を慣らす、毎日に慣れる恐怖、繋ぐ、手、境界が浮かぶ、いなくなる、私、空を仰ぐとごめんなさいが広がって、そこに夜があった、明るくて苦しい夜が、身勝手に泣いた、誰にも届きませんように、私、そばに居るから、祈るだけで終わっていくなにもかも、ずっと何も変らないすべて、あなたのおかげで、時
2024年5月11日 01:08
あなたの言葉の手触り、古いラブレターのほこりを払うような間合いが、私に、私を私で、探せと言う。昔の違和感を、洗ったばかりの手で差し出す時、笑われたくて滑らかになった、それでも1人で生きなければいけない事への恐怖に、必死の抵抗があなたに、せめて面白くみえますように。可笑しさを私だけのものにして、深夜に持ってきた、愛することを強制しない、真っ平らな心を月と呼ぶ人と、朝まで一緒にいよう。昼が最高
2024年4月3日 23:19
追いつきたい、宇宙にも敵わない不思議、私がここにいて、起きると眩しい、春の汗が身体に染みている。最初から守り方を知っていた、どうしてか全てのことが、起きると同時に始まり、困らせた背中の、誰かの温もりに、必然や偶然、初春、許されながら生きてきた感じがする。安心も納得もない、積んだ花はすぐに枯れ、暖房の温度を間違えた、この部屋に私の悲しみがある限り、あなたがしてくれたことの、傷は正しかった。産
2024年3月25日 01:53
その人にかかる重力はその人になってみないとわからないように、私の身勝手さは誰にもわからない、他人は変えられないと、作物は、育つことからやめる。幸せな時だけ人の欲を守れる、誰かを見下すと平和を願える、みんなに好かれるあの人は、正義の話をしたがらない、否定的な言葉だけが、本当に聞こえるのは何故だろう。お腹が減った人が怖い、普通が当たり前じゃないから、できるだけ自意識を無くして、ばいばいさようなら
2024年3月1日 22:00
青と青が出会い、橙の道が伸びる、育ちすぎた木の下で、他人の生活は紺一色。海がおかしいのか私がおかしいのか、この光を明日に持っていく術を、雲の名前を知らないまま、生きていてよかった。どこかに行くようで、近寄ってくるようで、ずっとそこにいる私達のおわり、一番輝いているところに届くまで、ずっと誰を好きでいたい。今消えても良いと思ってしまう程、私達は自然に逆らえない、大きな勘違いの先に、自ずと終わるま
2024年2月13日 02:35
私の端っこを手放す。あなた作られたお人形、から遠ざかる、大雑把に区切られた寂しさ、語られた、手応えのない執着。大人になった孤独を、俯いた夜に聞く、窓を開けて正座して、会える夜に聞く、母の背中。平日の深夜、公園に落りてきた星が透けて、透明な笑顔の思い出に、窓が唸る、外に連れ出して欲しくて泣き、止まなかった。いつも何かに謝りたい、私の願いで変わることはないから、突然の暗闇も嬉しい、差し出さ
2024年1月29日 00:21
最初から、0から存在したかった、老いて、鼻をつまむほど簡単なこと、ひとりになって自分になれる、匂いが遠ざかる、一度できた溝は埋まらないと知りながら、皺々の心に保湿液を塗る。毛の生えてない、初めての間合い、あなたが、この会話を後悔しないように、あなたを通り抜ける、普通でいられますように。自由を手放しそうな、正しい他人の匂い、きっと誰もが好きになる身勝手を、一見複雑な退屈が、これまでもこの先も、
2024年1月4日 03:23
運転者の顔を忘れる、ミラーに映る自分、以外に興味がない、昨日と似た光の、見慣れた夜景に涙を流すことができる。恋していたい、いつも、どんな薬も消化する、陽気に、誰にも迷惑をかけずに生きれるはずもないから。全部を寂しくする、ちゃんと黙って、丁寧に、丁寧に消費できない、特別になりきれない、あなたはいつか、あなたと似た人と幸せになる、その確信が嬉しいです。全く違う私は、あなたという話の中で、ただほん
2023年12月4日 01:30
全員が主人公だと知って、服を捨てた、生き物みたいな湯は、裸の私だけに話しかけてくれる。湯気に消えそうな故郷の声、できるだけ身体を乗り出して、黙って俯く夜に、あの頃の私が幸せでありますようにと祈った。細かい雪が頬に当たって、一瞬、今まで貰った言葉達が遊び回って、溺れていたかった、コンパスで掘った足の傷も、ぜんぶ笑い話の中。皮膚が剥がれるように、私の透明な部分だけが溶け込んで、このまま、私だ
2023年11月27日 00:41
手袋が大きくて力が入らない、握れない寂しさを目印に、走っている人はいるだろうか。無重力みたいに軽い、光が、あなたに共感してもらったみたいな、たった1つの点が、点が眩しくて、たくさん、瞬きをする。あの頃、誰かに愛されていた気がする。無いものばかりがあるから、何も見えないように、私をギュッと抱き寄せる。帰る家がある人とは友達になれないような、ひとりの、それぞれの冬だけが繋がれる、限界で会いたい
2023年11月5日 00:56
学校で教えてくれなかった、早足で帰っていく流行りのサビが、何を伝えたいのか。モンキチョウが落ちている、過ごしたい季節はいつも、次の春にあって、待った、祈った、祈ることを考える、嘘に触らないように、眺める、私はあなたと話をする時、自分のことばかり考えていて、あなたはそれに気づいている。あなたの嘘は心地良い、背負ってきた、きっと、もっとずっと本当の不安を手放さず、それを隠そうともしない。詰め
2023年10月19日 00:19
私には一生辿り着けない場所に、花が咲く季節が来る。抱きしめる力が弱い、いつまでも拭いきれない違和感を、私が望んだのかもしれない。私は、あなたが必要なことを誰にも理解されたくない、過剰摂取、解像度を下げ鼻を噛む、鼓膜が張る、小さな嘘が優しさになる。失う予感がする、夏だった、波は、私を置いて帰ってしまう。私を怖がる目の二重線、あなたの肩から伸びる水平線、真っ直ぐに、体温計、自由と永遠、この後悔が
2023年9月20日 01:04
簡単に開いた鍵は、自然と失くしてしまう、悲しさが育つ、開けっぱなしにする代わりに、今日は何も許さないと決めている。全てじゃなくて良いから、正しく生きようとしなさいってお婆ちゃんが言うから、新しい友達に合わせて、都度、下地を塗り直す肌。何1つ安全では無いのに、危険な見出しの本を探しにいく。守るものがあるから悲しいのか、面白くない、そんな事ない、退屈が根が張る頭で、扉を叩く。おばあちゃんが良
2023年9月9日 03:31
隣の君も、いつかは皆になってしまって、苦い孤独は、大気圏のようにいつもそこにいる、目の前を流れる人達を、待っている人達がまたどこかにいるのだろうか。特別になって許されたかった、標準に近づけた目や鼻が、なんとなく、あの人の望む娘にはなれないと知っている。愛を真剣に歌った人の目、人混みに融和する私と、たまごの温かい匂い、あなたの過去にしてください、今見ている景色と同じように、元カノみたいにすれ違