あんまり色々言わないでください

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最寄りの川

普通に過ごしていると苦しくなる星に、普通は存在しない、酸素を欲した魚が、雨雲に捕まって死んでいく。もし生まれ直せるなら、存在しない言葉があるだろう、今日の風だけ…

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3週間前
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体調不良

落ちている時と落ち切った所を彷徨う時、どちらの方が痛いだろうかと、熱さは冷たさで、暗さを明るさで測ろうとして泣く、人それぞれ必要な栄養素は違っていて、その手を近…

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1か月前
11

今誰かが悲しんでいたとしても、今日はスキップして帰ると決めていた、月が踊る、目に見えない星の、回るスピードがあがる、夜風を慣らす、毎日に慣れる恐怖、繋ぐ、手、境…

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2か月前
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あなたの言葉の手触り、古いラブレターのほこりを払うような間合いが、私に、私を私で、探せと言う。 昔の違和感を、洗ったばかりの手で差し出す時、笑われたくて滑らかに…

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2か月前
15

33日目、母

追いつきたい、宇宙にも敵わない不思議、私がここにいて、起きると眩しい、春の汗が身体に染みている。 最初から守り方を知っていた、どうしてか全てのことが、起きると同…

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3か月前
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24日目、空腹

その人にかかる重力はその人になってみないとわからないように、私の身勝手さは誰にもわからない、他人は変えられないと、作物は、育つことからやめる。 幸せな時だけ人の…

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4か月前
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1日目、南

青と青が出会い、橙の道が伸びる、育ちすぎた木の下で、他人の生活は紺一色。海がおかしいのか私がおかしいのか、この光を明日に持っていく術を、雲の名前を知らないまま、…

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5か月前
24

-1日目、端

私の端っこを手放す。 あなた作られたお人形、から遠ざかる、大雑把に区切られた寂しさ、語られた、手応えのない執着。 大人になった孤独を、俯いた夜に聞く、窓を開けて…

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5か月前
25

最初から、0から存在したかった、老いて、鼻をつまむほど簡単なこと、ひとりになって自分になれる、匂いが遠ざかる、一度できた溝は埋まらないと知りながら、皺々の心に保…

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6か月前
35

運転者の顔を忘れる、ミラーに映る自分、以外に興味がない、昨日と似た光の、見慣れた夜景に涙を流すことができる。恋していたい、いつも、どんな薬も消化する、陽気に、誰…

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6か月前
32

全員が主人公だと知って、服を捨てた、生き物みたいな湯は、裸の私だけに話しかけてくれる。 湯気に消えそうな故郷の声、できるだけ身体を乗り出して、黙って俯く夜に、あ…

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7か月前
45

手袋が大きくて力が入らない、握れない寂しさを目印に、走っている人はいるだろうか。 無重力みたいに軽い、光が、あなたに共感してもらったみたいな、たった1つの点が、…

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8か月前
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学校で教えてくれなかった、早足で帰っていく流行りのサビが、何を伝えたいのか。 モンキチョウが落ちている、過ごしたい季節はいつも、次の春にあって、待った、祈った、…

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8か月前
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私には一生辿り着けない場所に、花が咲く季節が来る。 抱きしめる力が弱い、いつまでも拭いきれない違和感を、私が望んだのかもしれない。私は、あなたが必要なことを誰に…

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9か月前
62

玄関

簡単に開いた鍵は、自然と失くしてしまう、悲しさが育つ、開けっぱなしにする代わりに、今日は何も許さないと決めている。 全てじゃなくて良いから、正しく生きようとしな…

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10か月前
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コーヒー

隣の君も、いつかは皆になってしまって、苦い孤独は、大気圏のようにいつもそこにいる、目の前を流れる人達を、待っている人達がまたどこかにいるのだろうか。 特別になっ…

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10か月前
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最寄りの川

普通に過ごしていると苦しくなる星に、普通は存在しない、酸素を欲した魚が、雨雲に捕まって死んでいく。もし生まれ直せるなら、存在しない言葉があるだろう、今日の風だけが、私が行くべき場所に行ったことがあるらしい、現実にだけある運命が、バカにしたように川の流れをはやくする。置いていく、置いていかれる。

足元の水が淀んでいる、連れて行けと纏わりつく、言い方がわからなかった、大多数の人にはどうでも良いような

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体調不良

落ちている時と落ち切った所を彷徨う時、どちらの方が痛いだろうかと、熱さは冷たさで、暗さを明るさで測ろうとして泣く、人それぞれ必要な栄養素は違っていて、その手を近くで見たい、あなたみたいな人になりたいと叫ぶ、どこか奥深く、あなたのための細胞が生まれつき備わっているみたい。

人の言葉でよく喋ります、あなたの言葉から見下ろした景色は、フィルムに残ることはなく、ただ私の空っぽの中にポツンと句読点を打った

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ミ

今誰かが悲しんでいたとしても、今日はスキップして帰ると決めていた、月が踊る、目に見えない星の、回るスピードがあがる、夜風を慣らす、毎日に慣れる恐怖、繋ぐ、手、境界が浮かぶ、いなくなる、私、空を仰ぐとごめんなさいが広がって、そこに夜があった、明るくて苦しい夜が、身勝手に泣いた、誰にも届きませんように、私、そばに居るから、祈るだけで終わっていくなにもかも、ずっと何も変らないすべて、あなたのおかげで、時

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マ

あなたの言葉の手触り、古いラブレターのほこりを払うような間合いが、私に、私を私で、探せと言う。
昔の違和感を、洗ったばかりの手で差し出す時、笑われたくて滑らかになった、それでも1人で生きなければいけない事への恐怖に、必死の抵抗があなたに、せめて面白くみえますように。

可笑しさを私だけのものにして、深夜に持ってきた、愛することを強制しない、真っ平らな心を月と呼ぶ人と、朝まで一緒にいよう。
昼が最高

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33日目、母

33日目、母

追いつきたい、宇宙にも敵わない不思議、私がここにいて、起きると眩しい、春の汗が身体に染みている。
最初から守り方を知っていた、どうしてか全てのことが、起きると同時に始まり、困らせた背中の、誰かの温もりに、必然や偶然、初春、許されながら生きてきた感じがする。

安心も納得もない、積んだ花はすぐに枯れ、暖房の温度を間違えた、この部屋に私の悲しみがある限り、あなたがしてくれたことの、傷は正しかった。

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24日目、空腹

24日目、空腹

その人にかかる重力はその人になってみないとわからないように、私の身勝手さは誰にもわからない、他人は変えられないと、作物は、育つことからやめる。
幸せな時だけ人の欲を守れる、誰かを見下すと平和を願える、みんなに好かれるあの人は、正義の話をしたがらない、否定的な言葉だけが、本当に聞こえるのは何故だろう。

お腹が減った人が怖い、普通が当たり前じゃないから、できるだけ自意識を無くして、ばいばいさようなら

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1日目、南

1日目、南

青と青が出会い、橙の道が伸びる、育ちすぎた木の下で、他人の生活は紺一色。海がおかしいのか私がおかしいのか、この光を明日に持っていく術を、雲の名前を知らないまま、生きていてよかった。

どこかに行くようで、近寄ってくるようで、ずっとそこにいる私達のおわり、一番輝いているところに届くまで、ずっと誰を好きでいたい。今消えても良いと思ってしまう程、私達は自然に逆らえない、大きな勘違いの先に、自ずと終わるま

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-1日目、端

-1日目、端

私の端っこを手放す。
あなた作られたお人形、から遠ざかる、大雑把に区切られた寂しさ、語られた、手応えのない執着。

大人になった孤独を、俯いた夜に聞く、窓を開けて正座して、会える夜に聞く、母の背中。
平日の深夜、公園に落りてきた星が透けて、透明な笑顔の思い出に、窓が唸る、外に連れ出して欲しくて泣き、止まなかった。

いつも何かに謝りたい、私の願いで変わることはないから、突然の暗闇も嬉しい、差し出さ

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香

最初から、0から存在したかった、老いて、鼻をつまむほど簡単なこと、ひとりになって自分になれる、匂いが遠ざかる、一度できた溝は埋まらないと知りながら、皺々の心に保湿液を塗る。

毛の生えてない、初めての間合い、あなたが、この会話を後悔しないように、あなたを通り抜ける、普通でいられますように。
自由を手放しそうな、正しい他人の匂い、きっと誰もが好きになる身勝手を、一見複雑な退屈が、これまでもこの先も、

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席

運転者の顔を忘れる、ミラーに映る自分、以外に興味がない、昨日と似た光の、見慣れた夜景に涙を流すことができる。恋していたい、いつも、どんな薬も消化する、陽気に、誰にも迷惑をかけずに生きれるはずもないから。

全部を寂しくする、ちゃんと黙って、丁寧に、丁寧に消費できない、特別になりきれない、あなたはいつか、あなたと似た人と幸せになる、その確信が嬉しいです。
全く違う私は、あなたという話の中で、ただほん

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全員が主人公だと知って、服を捨てた、生き物みたいな湯は、裸の私だけに話しかけてくれる。

湯気に消えそうな故郷の声、できるだけ身体を乗り出して、黙って俯く夜に、あの頃の私が幸せでありますようにと祈った。
細かい雪が頬に当たって、一瞬、今まで貰った言葉達が遊び回って、溺れていたかった、コンパスで掘った足の傷も、ぜんぶ笑い話の中。

皮膚が剥がれるように、私の透明な部分だけが溶け込んで、このまま、私だ

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北

手袋が大きくて力が入らない、握れない寂しさを目印に、走っている人はいるだろうか。
無重力みたいに軽い、光が、あなたに共感してもらったみたいな、たった1つの点が、点が眩しくて、たくさん、瞬きをする。

あの頃、誰かに愛されていた気がする。無いものばかりがあるから、何も見えないように、私をギュッと抱き寄せる。
帰る家がある人とは友達になれないような、ひとりの、それぞれの冬だけが繋がれる、限界で会いたい

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先

学校で教えてくれなかった、早足で帰っていく流行りのサビが、何を伝えたいのか。

モンキチョウが落ちている、過ごしたい季節はいつも、次の春にあって、待った、祈った、祈ることを考える、嘘に触らないように、眺める、私はあなたと話をする時、自分のことばかり考えていて、あなたはそれに気づいている。

あなたの嘘は心地良い、背負ってきた、きっと、もっとずっと本当の不安を手放さず、それを隠そうともしない。
詰め

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島

私には一生辿り着けない場所に、花が咲く季節が来る。
抱きしめる力が弱い、いつまでも拭いきれない違和感を、私が望んだのかもしれない。私は、あなたが必要なことを誰にも理解されたくない、過剰摂取、解像度を下げ鼻を噛む、鼓膜が張る、小さな嘘が優しさになる。

失う予感がする、夏だった、波は、私を置いて帰ってしまう。私を怖がる目の二重線、あなたの肩から伸びる水平線、真っ直ぐに、体温計、自由と永遠、この後悔が

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玄関

玄関

簡単に開いた鍵は、自然と失くしてしまう、悲しさが育つ、開けっぱなしにする代わりに、今日は何も許さないと決めている。
全てじゃなくて良いから、正しく生きようとしなさいってお婆ちゃんが言うから、新しい友達に合わせて、都度、下地を塗り直す肌。
何1つ安全では無いのに、危険な見出しの本を探しにいく。

守るものがあるから悲しいのか、面白くない、そんな事ない、退屈が根が張る頭で、扉を叩く。
おばあちゃんが良

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コーヒー

コーヒー

隣の君も、いつかは皆になってしまって、苦い孤独は、大気圏のようにいつもそこにいる、目の前を流れる人達を、待っている人達がまたどこかにいるのだろうか。

特別になって許されたかった、標準に近づけた目や鼻が、なんとなく、あの人の望む娘にはなれないと知っている。
愛を真剣に歌った人の目、人混みに融和する私と、たまごの温かい匂い、あなたの過去にしてください、今見ている景色と同じように、元カノみたいにすれ違

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