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運転者の顔を忘れる、ミラーに映る自分、以外に興味がない、昨日と似た光の、見慣れた夜景に涙を流すことができる。恋していたい、いつも、どんな薬も消化する、陽気に、誰にも迷惑をかけずに生きれるはずもないから。

全部を寂しくする、ちゃんと黙って、丁寧に、丁寧に消費できない、特別になりきれない、あなたはいつか、あなたと似た人と幸せになる、その確信が嬉しいです。
全く違う私は、あなたという話の中で、ただほんの少し、そこを走るこの車に、流れる違和感の重みが、正解だと思っていたいだけ。

私の好きは否定され、常識は誰かの笑いになる。どうでも良い、いつまでも美しくいられないから、生きていて良かった、私のことを嫌いな人まで運ばれた、恋への恋は、死なないから。

好きと言われた、そんな感じ。