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Forage the Poetry 〜道草を喰う。詩の奏作ワークショップ〜
2024年6月16日日曜日、代々木上原にあるComorisという小さなシェアフォレストにて、"Forage the Poetry 〜道草を喰う。詩の奏作ワークショップ〜 " を開催しました。"Forage(フォレッジ)"というのは、「(食べ物を)採集する」という意味です。
昨年2023年の1年間フィンランドに滞在していたときの小さな出来事をもとに、2本の短編小説を書きました。その小説を題材に
「石」を風化させる風や雨になれ。現代アートとアクティビズムの文脈からみる、フィンランドの学生運動"Occupy Aalto"
2023年の一年間、フィンランドのアアルト大学アート・デザイン・建築学部に交換留学をしていました。
アアルト大学の一部授業紹介については、こちらをご覧ください。
2023年9月から約1カ月間、フィンランドのアアルト大学でおこなわれた "Occupy Aalto"(オキュパイ・アアルト:"アアルト大学を占拠せよ")という学生運動が、とても興味深いものだったので、備忘録として残しておきたいと思いま
環境問題を都市から解決。フィンランドのNGO"Dodo"に学ぶ、創造的なアクティビズム
今日は、私がフィンランド滞在中にアアルト大学外の活動としてよく参加していた、フィンランドの環境NGO “Dodo(ドードー)”の取り組みについてご紹介します。
1. フィンランドの環境 NGO "Dodo"とは?ドードーは、「環境問題は都市で解決する」ことをモットーに掲げ、クリエイティブに環境問題に取り組む NGO です。温室を含む都市農園や都市養蜂、コミュニティディナー、収穫祭などのイベントや
【フィンランド・Bioart Society主催】WORKSHOP – Making Fish Leather(魚の革作りワークショップ)
2023年3月7日から9日に、フィンランドの首都ヘルシンキにて行われた3日間のワークショップ "WORKSHOP – MAKING FISH LEATHER"(魚の革作りワークショップ)に参加しました。このワークショップは、生物学、生態学、生命科学に重点を置いたアートと自然科学をめぐる活動をプロデュース・促進している、ヘルシンキを拠点とする団体 "Bioart Society"(以下、バイオアート
もっとみる【フィンランド・アアルト大学授業紹介】Subjective Atlas of Finland(地図製作の批判性)
2023年アアルト大学での春学期に取っていた Visual Communication Design Major の1週間のワークショップ授業 "Subjective Atlas of Finland: A workshop on participatory forms of counter mapping" についてご紹介したいと思います。この授業では、通常の地図製作・地図学について批判的に捉え
もっとみる【フィンランド・アアルト大学授業紹介】Glass Challenge(ガラスチャレンジ)
2023年アアルト大学での春学期に取っていたContemporary Design Majorの「Glass Challenge」の授業についてご紹介したいと思います。ガラスアーティストのKirsti Taiviolaと博士課程のSara Hulkkonenによる授業でした。
この授業は、私が最も力を入れた好きな授業の一つです。ガラスのデザイン、デザイナー・職人関係、ガラスと環境などに関心があ
ヘルシンキのお気に入りの図書館3つ
フィンランドでは、公共図書館がよく利用されています。図書館へのアクセスは法律で規定され、民主主義やアクティブシティズンシップを促進するのに欠かせない存在です。また、本を読む・借りる場所としてだけではなく、3Dプリンターや自転車、電動工具など様々なものを借りることもでき、まさに市民のリビングルームとして機能しています。
ヘルシンキには、2018年に開館したヘルシンキ中央図書館(Oodi)という有名
【自己紹介】はじめまして!水野渚です
はじめましての方も、少しお知り合いの方も、こんにちは。水野渚(みずのなぎさ)です。
いつかの自分のために、そして誰かのために、改めて自分のやってきたことや、日々学んでいることを、書き留めて発信していこうと思います。
まずは、簡単に自己紹介からはじめます。
1. 愛知県名古屋市で生まれ育つ名古屋の中心部に位置する栄の近くで生まれ育った自称・都会っ子。18歳まで名古屋で暮らし、名古屋の暮らし