記事一覧
自然から遠ざかれば、心は固くなる
「自然から遠ざかれば、心は固くなる」
ネイティブアメリカン、ラコタ族の言葉です
20代後半、当時の仕事に追われ、
自然から遠ざかっていました
いつの間にか
心は硬く脆くなってしまいました
ある日、限界を超え
心が割れてしまいました
感情も、好奇心も、気力も、無くなりました
心がどこかへ行ってしまいました
自然から遠ざかり
心の無い灰色の日々が続きました
ある映画を観ました
主人公とイル
相手をリスペクト、伝説のブリーフィング
海へ出る前の説明でキャプテンが乗客である僕らに説明をしている。
以前ハワイ島でイルカと泳ぐプログラムに参加した時の事。
ボートの乗り降りの仕方、海に入った際のOKサインや異常時のサイン、
英語での説明だけれど、シンプルなので内容は理解できる。一通りの説明の最後に特にゆっくりと念を押すように言った言葉
「相手をリスペクトする。イルカに限らず、海の生き物、海や自然をリスペクトしてください。」
なん
潔い!自然は偉大な先生だ
風に吹かれた葉っぱが落ちてきた
手のひらの形をした20㎝はある大きな葉っぱ
拾い上げ、どこから来たかと見上げると
そばにあったトチノキだった
バサッ、また一枚落ちてきた
木のそばに行ってよく見ると
枝にはまだ3割ほど葉が残っていた
夏にこの場所に立てば
葉が茂り空を覆い涼しい木陰になっていただろう
秋になり今は葉がすっかり落ち木陰はなく
見上げれば枝の向こうに青空が見える
自らのエネルギーで
ハマっている事、続けている事
最近ハマっている事
歩きながらのマインドフルネス
「歩く」という動作に自分の意識を集中させる
なんとなく集中ではなく
足の運び
足の裏の着地
着地の衝撃を吸収
重心の移動
その移動に繋がる上半身
そして、次の一歩、、、
全身の動きにしっかりと意識を向ける
一つ一つを丁寧に観察していると
「歩く」という行為は全身運動で
沢山の動きが連携して出来ている
凄い動作だと言うことが分かる
集中して歩いてい
いい時間だった・・・
「いい時間だった・・・」
ポツリと呟く声が聞こえた
旅先の夜
小さな島でも里の中には街灯があり
しっかりと夜道を照らしている
都心と比べるとその光はわずかなモノ
けれども
遥か遠くからやってくる
星の光を楽しむには強すぎる
僕は街灯の光が届きにくい場所へ二人を連れて行き
その陰に入って空を見上げてごらん
ちょど良いポイントを案内した
「わぁ~~~」
街灯にさえぎられていた星の光
影に入ること
「もう一つの時間」は体験を通して知る
星野道夫「旅をする木」、もうひとつの時間より
南東アラスカの夏の海
一頭のザトウクジラがすぐ目の前で飛び上がった
その光景に言葉を失った知人がずっと後になって語った言葉
『東京での仕事は忙しかったけれど、本当に行って良かった。
何が良かったかって?
それはね、私が東京で慌ただしく働いている時、
その同じ瞬間、もしかするとアラスカの海で
クジラが飛び上がっているかもしれない、それを知ったこと』