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潔い!自然は偉大な先生だ

風に吹かれた葉っぱが落ちてきた
手のひらの形をした20㎝はある大きな葉っぱ

拾い上げ、どこから来たかと見上げると
そばにあったトチノキだった
バサッ、また一枚落ちてきた
木のそばに行ってよく見ると
枝にはまだ3割ほど葉が残っていた

夏にこの場所に立てば
葉が茂り空を覆い涼しい木陰になっていただろう
秋になり今は葉がすっかり落ち木陰はなく
見上げれば枝の向こうに青空が見える

自らのエネルギーで作った大きく立派な葉を
ひと夏で落としてしまう
平然とそのサイクルを繰り返すこの木を見ていたら
『潔い』という言葉が浮かんだ

辺りを見渡すと
イチョウ、カエデ、ケヤキ、、、紅葉が進んでいる
これらの木はこれから全ての葉を落とす
紅葉の美しさに気を取られていたが
なんて潔いのだろう

冬、葉を落として寒さに耐え
春、新たな葉を開き
夏、日差しを浴びて力を蓄え
秋、役目を終え葉は木から落ちる

毎年、繰り返し、繰り返し、
作っては手放し、作っては手放し
そして成長していく

せっかく作ったものを捨ててしまうことは
一見無駄のように見えるが
落ちた葉は分解され
やがて土へ還り次の世代の土壌となる
長い目で見れば
効率が良いことなのだろう

ああそうか、そうだな

捨てられない服
なんとなく続けている習慣
ルーチン化した仕事

改善のため、成長のために、
分かっていながら手放せないでいるものは何か
自然の潔く合理化したシステムを前に
自分のことを振り返っていた

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