ひとみみちお/自然セラピー

イルカ・自然セラピスト。カリブ海でイルカと泳いだ旅を機にシステムエンジニアから転身。自…

ひとみみちお/自然セラピー

イルカ・自然セラピスト。カリブ海でイルカと泳いだ旅を機にシステムエンジニアから転身。自然解説、ファシリテート、心理セラピー、森林セラピー、マインドフルネスを学ぶ。イルカ・自然と触れ合い心身を整え本当の自分に戻る旅やセミナーを全国で実施。各地の自然を活かしたコンテンツ作りも好評。

最近の記事

雪原の足跡

真っ白な雪原に 一本の足跡 僕がここへ来る前に 誰かがここを歩いて行った 足跡は森へ続いている キタキツネだろうか その姿はどこにもない 足跡が新しい この森にキツネが棲んでいる証 その姿を想像する 気持ちがワクワクしてくる 後をつけたら会えるだろうか 真っ直ぐな足跡を眼で追ってみる 気づかれて 姿を隠してしまうかな 乱れた自分の足跡を見て 能力の違いを実感する まてよ 耳の痛くなるような静寂が広がり 身体が少し緊張する 今も森の何処かから こち

    • 海好きの方には解ってもらえるかな

      青い海から青い空を望む 太陽が見える 雲の替わりに魚たちが泳いでいる 風の替わりに波が動いている 花の替わりにサンゴが彩を添えている 僕は息を止めて海へ潜る 海へ潜ると 不思議な感覚に包まれる 安心感のような 懐かしいような 緊張感もあり そのお陰で感覚が鋭敏になる 水の動きや魚の気配 自身の身体の状態も良く分かる この感じがとても好き この風景を眺めたくて この感覚を味わいたくて また、海へ行きたくなる ■ネイチャーガイド風の道

      • マインドフルネスの効果は継続してわかる

        2017年1月より、マインドフルネスを実践 始めは気持ちが落ち着くスッキリする程度でしたが、 継続することで、集中力や俯瞰力の向上など、いろいろなポジティブな効果がありましたので、まとめて見ました ■一週間:集中力の向上を実感瞑想において「意識がそれたことに気付く」というトレーニングの効果が現れた。仕事中に意識がそれている、又は、本題から逸れている事に自分で気付き、自分で修正できるようになった。 結果的に集中力が上がり仕事の効率が上がった。 ■二週間:瞑想は筋トレだと悟る

        • 自然から遠ざかれば、心は固くなる

          「自然から遠ざかれば、心は固くなる」 ネイティブアメリカン、ラコタ族の言葉です 20代後半、当時の仕事に追われ、 自然から遠ざかっていました いつの間にか 心は硬く脆くなってしまいました ある日、限界を超え 心が割れてしまいました 感情も、好奇心も、気力も、無くなりました 心がどこかへ行ってしまいました 自然から遠ざかり 心の無い灰色の日々が続きました ある映画を観ました 主人公とイルカの触れ合いが印象に残りました 「イルカと泳ごう」声が聞こえてきました あちこ

          相手をリスペクト、伝説のブリーフィング

          海へ出る前の説明でキャプテンが乗客である僕らに説明をしている。 以前ハワイ島でイルカと泳ぐプログラムに参加した時の事。 ボートの乗り降りの仕方、海に入った際のOKサインや異常時のサイン、 英語での説明だけれど、シンプルなので内容は理解できる。一通りの説明の最後に特にゆっくりと念を押すように言った言葉 「相手をリスペクトする。イルカに限らず、海の生き物、海や自然をリスペクトしてください。」 なんてわかりやすい説明だ、相手をリスペクトすれば、無理に追いかけたり、触れようと手を

          相手をリスペクト、伝説のブリーフィング

          潔い!自然は偉大な先生だ

          風に吹かれた葉っぱが落ちてきた 手のひらの形をした20㎝はある大きな葉っぱ 拾い上げ、どこから来たかと見上げると そばにあったトチノキだった バサッ、また一枚落ちてきた 木のそばに行ってよく見ると 枝にはまだ3割ほど葉が残っていた 夏にこの場所に立てば 葉が茂り空を覆い涼しい木陰になっていただろう 秋になり今は葉がすっかり落ち木陰はなく 見上げれば枝の向こうに青空が見える 自らのエネルギーで作った大きく立派な葉を ひと夏で落としてしまう 平然とそのサイクルを繰り返すこの

          潔い!自然は偉大な先生だ

          朝の呼吸

          何もしたくない朝 窓を開けると 冷たい空気と雨の音が 部屋の中に流れ込んでくる きもちいい ベランダへ出て 雨で湿った空気を深呼吸で身体へ取り込む 頭も身体も真っ白になる もう一度 さっきより深く、長く、呼吸をする もう一度 もっとゆっくり、丁寧に、呼吸をする 先程の気分は消え去り 感謝の気持ちが湧いてくる 当たり前のように来た朝 当たり前のように見えるいつもの風景 自由に動くことが出来る身体 自然の恵である空気 その空気を吸い込み 自然との繋がりを意識することが出

          ハマっている事、続けている事

          最近ハマっている事 歩きながらのマインドフルネス 「歩く」という動作に自分の意識を集中させる なんとなく集中ではなく 足の運び 足の裏の着地 着地の衝撃を吸収 重心の移動 その移動に繋がる上半身 そして、次の一歩、、、 全身の動きにしっかりと意識を向ける 一つ一つを丁寧に観察していると 「歩く」という行為は全身運動で 沢山の動きが連携して出来ている 凄い動作だと言うことが分かる 集中して歩いていると 自由に歩けることが嬉しくなり 楽しくなり、感謝が湧き そして、幸せな気持ち

          ハマっている事、続けている事

          時間は伸び縮みする

          物理学の世界では 時間は絶対的なモノではなく 伸び縮みするらしい スカイツリーの上は地上よりも 重力がわずかに小さいため 時間が10億分の4秒速く進んでいるという イルカと泳いでいるとき お互いに眼が合い 何かを感じながら、やり取りしながら 手を伸ばせば触れることが出来る距離を保ちながら 青い海を一緒に泳ぐ とても長い時間のように感じるけれど 後で動画を見ると数秒の出来事・・・ 何か納得できないような気持に一瞬なるけれど イルカと一緒に泳いだ体験は変わらない 長さを競う

          いい時間だった・・・

          「いい時間だった・・・」 ポツリと呟く声が聞こえた 旅先の夜 小さな島でも里の中には街灯があり しっかりと夜道を照らしている 都心と比べるとその光はわずかなモノ けれども 遥か遠くからやってくる 星の光を楽しむには強すぎる 僕は街灯の光が届きにくい場所へ二人を連れて行き その陰に入って空を見上げてごらん ちょど良いポイントを案内した 「わぁ~~~」 街灯にさえぎられていた星の光 影に入ることで 一気に二人へ降り注いだ 星座の話や今日の出来事 話し声は深い空へ吸い込まれ

          いい時間だった・・・

          「もう一つの時間」は体験を通して知る

          星野道夫「旅をする木」、もうひとつの時間より 南東アラスカの夏の海 一頭のザトウクジラがすぐ目の前で飛び上がった その光景に言葉を失った知人がずっと後になって語った言葉 『東京での仕事は忙しかったけれど、本当に行って良かった。 何が良かったかって? それはね、私が東京で慌ただしく働いている時、 その同じ瞬間、もしかするとアラスカの海で クジラが飛び上がっているかもしれない、それを知ったこと』 自然の感動体験は価値観を大きく広げ、意識を大きく広げる 実際、僕はイルカと泳ぐ

          「もう一つの時間」は体験を通して知る

          奇跡の日常

          今年もイルカと泳ぎました それは当たり前ではなく 奇跡のような出来事 毎朝目が覚めて 食事が美味しく出来て 身体が自由に動くということも 当たり前ではなく 奇跡のような出来事 慣れてしまうと 感謝が薄れていき 大切なことを忘れてしまう 日常の中に たくさんの奇跡が詰まっていることを 自然の中で気づく、日常で気づく、新たな自分に気づく 気づきの旅、ネイチャーヒーリングの旅 ネイチャーガイド風の道 ■ネイチャーガイド風の道公式HP⇒クリック ■人見道夫公

          折れて曲がって傷ついて、、、

          生きていれば いろいろある 何百年も生きたこの樹も 幹が曲がり 枝は折れ あちらこちら傷がある それを全て受け入れて 自分の一部として そして今がある 生きるとは 成長するとは 受け入れることなのかもしれない 目の前の自然と対話する、自分と対話する、ネイチャーヒーリングの旅 ネイチャーガイド風の道 ■ネイチャーガイド風の道公式HP⇒クリック ■人見道夫公式ブログ⇒クリック ■自然の旅の情報が無料で届く⇒メルマガ

          折れて曲がって傷ついて、、、

          大丈夫? と聞かれた時

          大丈夫? と聞かれた時 大丈夫! と答える私 大丈夫? と聞かれた時 ちょっと疲れた と答える私 大丈夫? と聞かれるのは 大丈夫に見えないから 昔、親しい知人から 会うたびに大丈夫? と聞かれた 僕は言われるたびに 大丈夫 と答えた 今ならわかる 僕は大丈夫じゃなかった 大丈夫と答える私は 自分の状態を認識出来ていない 大丈夫と思い込んでいるので 改めて自分の状態をふりかえろうともしない ちょっと疲れたと答える私は 自分が平常ではないことを認識している このまま

          大丈夫? と聞かれた時

          『聞く』ということ

          目の前の人の話を聞く ただそのままを聞く 良いとか、悪いとか、評価はいらない 人の話の内容に 点数をつけたり 問い詰めたり アドバイスしたり 学校で職場で日常でやっていると それが当たり前になってしまう 「そこがおかしい、私ならこうする・・・」 話を聞きながらそんなことを考え 終わると同時に投げ返す それが求められている時はそれで良い でも、そうではない時もある 話を聞くということは 相手の思いを受け取るということ 思いを受け取るということは 投げ返すことではなく

          『話す』ということ

          話すは 放す 溜めこんでいた感情を ことばに乗せて外へ放す 話すは 離す 放した感情と距離が出来たら 冷静にそのまま感じてみる はなすは 話す 気持ちが落ち着いてきたら 自分の心と話してみる 話すは感情の整理 話すは気持ちの整理 話すは自分の整理 はなす で出来た心のすき間 そこから癒し、生気、イメージが湧いてくる 話すことで自分が見えて 話すことで可能性が広がる 話すことは魔法の呪文かもしれない 自然の中、旅の中、オンライン、「話す」で可能性を広げる場を提供 ネ