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中国の富裕層がどんどん日本に入ってきているらしい

というよりも中国から逃げてきているようです。

どういうことかと言うと、中国での習近平首席の行動の結果みたいですね。
習近平体制になってから第一期の5年はともかく次の第二期の時にすごい政策をいくつもやらかしてしまいました。

色々ありすぎてアレですがいくつか代表的なものを挙げてみます。

一帯一路いったいいちろというアメリカなど世界の代表国を排した国々との連携(中国トップの高利貸し)も一見上手くいっている様子でした。
ですが対中戦略とコロナの影響で中国自体の経済が大きく低下していきました。
高金利で貸したお金を返してもらおうにも一帯一路の経済圏の国も大きなダメージを負っていて、融資の返済のメドが立たずに地団駄を踏んでいます。
それでスリランカが国家破綻したのは記憶に新しいですね。

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中国国内のアリババという超巨大ファンドが「生意気だから」という理由で強力な圧力をかけ、アリババトップの「ジャック・マー」氏の言葉の揚げ足を取り 追い詰めるということを政府当局がしました。
自国の経済を支える人を追い込むという訳の分からないことです。
そうこうしている内にアメリカの対中戦略も進んでいき効果が出始め不動産バブル崩壊に繋がったのですから愚かと言う他ありません。

それを見ていた他の中国企業は儲けすぎたり調子の乗ったように見られると上から蹴落とされるという印象やイメージを植え付けられてしまいました。
中国で儲けて成り上がろうという気概が湧きづらい状況です。

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そしてゼロコロナ対策。
サムネの画像は上海における都市封鎖の様子です。
これには上海に住む富裕層の中国人が逃げる大きな口実となりました。
上海に住んでいなくともいつ自分の地域がこういう封鎖に巻き込まれるかわかったものじゃない…という状況。

もしあなたが多額のお金を持っていれば普通に中国から逃げ出しませんか?

その政策が間違っていると認めてしまうと自分(習近平首席)の首を絞めてしまい次の首席(中国トップ)の座が脅かされてしまうということで全く修正をしていません。

その未修正の状態を中国の富裕層からすると「自浄作用が全く働かない状態。生産的な未来がない。」ということなのでしょう。
つまりこのまま習近平首席がトップの第三期続投をして大きな顔をしているようだといくら自分がお金を持っていても中国にいたままだと縮こまざるを得ないんでしょうね。

家から出たら犯罪者と見なされる都市封鎖がいつ起こるか分からないなんて自由がなさすぎて窮屈な生活だと言わざるを得ません。

なので日本に逃げてきているんですね。

なぜ日本なのか。
それは教育制度や安全(銃がない社会)、食べ物、娯楽など色々あるみたいです。

お金を持っている人たちなので日本で職を探す必要はありません。
安全かどうかや自分の子供の教育を伸び伸びできるかなど模索した結果なようですね。

確かに日本は安全基準が高く生活水準も高く穏和な国民性です。
少なくとも外国よりははるかに。

もちろん島国でプレートに囲まれた日本は災害など多いので地震が怖くて日本にはとても住めないという外国人も多いです。

利便性やコストや妥協や許容範囲をクリアしていくと日本が選択肢のトップになることが多いみたいです。
同じアジア人で他の国の人と比べてあまり奇異の目で見られにくいという事情もありそうです。

中国人が日本を安く買い叩いて中国村…いえ中国街みたいなところが増えてしまうと逆に日本人にとって目の上のたんこぶになってしまうのではないかとの指摘もありそうですが、彼らの立場に立って考えてみると確かに自分が中国人でお金を持っていて上海封鎖に巻き込まれたら日本に行くかもしれないと思いました。

シンガポールとかも人気みたいですね。
でも国土が狭く結構ルールが厳しい国なので安全と引き換えに遊ぶ所が少なく堅苦しい国であると考える人も多いようです。

日本は多様性の国で個人の尊厳や在り方考え方を尊重します。
よく外国人が犯罪を起こして「またベトナム人か」とか「中国人が日本人に成りすまして」などの話を聞きますがほんの一部であることは確かです。

…なんか自分が外国人受け入れに賛成みたいな感じで書いてしまいましたねw
今度は普通に日本人の立場から考えてみます。
以前から色々なnoteで言っていますが、自分は安易な外国人受け入れはあまり喜ばしいと考えていません。

外国人が日本に大量に流入してくることの危険性は重々承知しています。
日本人が馴染みのない銃の知識を持っている外人が日本で銃の製造に関わってしまうことも怖いですし、村や街レベルで徒党を組んで何かされるのも怖いです。
参政権を寄越せとか集団で言われたらちょっと恐怖ですね。

日本があまり外国人に永住権を与えない理由は色々あります。
たとえばウクライナから避難してきた人たちに安易に居住権を大量提供してしまうと良からぬ思想を持った人も「可哀そう」を隠れ蓑に大量に日本に流入してきます。
現にロシアの横のジョージアでは労働力やお金を落としてくれるロシア人が大量に入ったことで経済が発展してその分 現地民たちにとっての問題や差別も多く発生しています。


日本に限りませんが、外国人の大量流入は思想の違う人種が複雑に絡み合うことで犯罪発生率の急上昇の可能性を示唆するのです。
もちろん交流の幅も拡がりますし技術者や頭の切れる人も来るでしょうし悪い話だけではありません。

ただ、一括りに良いか悪いかだけでの単純な話ではないんです。

自分は思想が大きく異なる人たちが日本という狭い国でごっちゃになることは良いことよりも悪いことの方が増大すると思っているので、あまり喜ばしいことではないと現段階では結論付けています。
少なくとも今のところはですけどね。

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中国の富裕層が日本にどんどん入ってきているとの記事の話に戻ります。

記者はなぜ中国を出たのか聞きました。
すると…

「中国社会の非合理性に、つくづく愛想が尽きたんです。あそこまで厳格な封鎖は本当に必要だったのか。数日に一回のPCR検査で逆に『密』になって感染リスクが高まったり、陽性者が送り込まれる集団隔離所が非衛生的でプライバシーもなく、かえって心身を壊しそうな環境だったり。まともじゃありません」

つまり社会主義の中国とはいえ一定の自由があったはずなのにゼロコロナで締め付けキツすぎてもう付いて行けないということです。

「もともと、習近平政権が2期目に入った5年前から雲行きのあやしさを感じて、日本に少しずつ財産を流していたんです。いつでも拠点を移せるようにはしていましたが、今回の一件が、出国を決める最後のひと押しになりました」

元々 不満はあったけれども中国を出るほどではなかったけれども、上海ロックダウンが迷っていた背中を押したようです。

習近平首席による自分の保身以外を切り捨てる動きに自浄作用が期待できないみたいです。
国家が危機に陥ればとにかく国を安定させようと動く…ではなく自分の立ち位置を守るためだけに動いているのはどう見ても明らかなので付いて行けないのも仕方ありません。
民主主義なら弾圧できますがトップがガチガチの保身に走ると弾劾することが難しい社会主義・共産主義国家はこうなることがままあります。

自分に都合の良い法律を作ってしまいますから。
現に5年×2の2期で中国の首席は交代しなくてはいけないルールだったのに彼は2期目にその制限を取っ払ってしまいましたからね。

なので3期目に突入しそうなこの空気には耐えられないと日本に来たこの女性は思ったのでしょう。

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台湾有事やら日本も危ないやらの情報は持っていると思います。
それでもアメリカの後ろ盾もあるし日本の自衛隊の優秀さも知っているでしょうから安全を天秤にかけても「日本なら」と思ってくれたのかもしれません。
日本に来たということはそういうことですから。

お金を持っている人には情報が集まります。
それらをさばけるから富裕層で居続けられるのです。
そういう人たち(外国人)が日本なら安全だと考えどんどん来日してくれること自体は逆に日本が危ないと外国にあまり思われていない証拠となるとも考えています。

外国人が日本に大量に住むことには反対なのですが、こういう情報も彼らの行動から取得できるので複雑な想いがありますねw
「日本は安全だ。ご飯も美味しいし遊べる所もあるし教育にも最適だ。」と思ってくれたからこそ日本に来てくれた訳ですから。

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まだまだ中国崩壊に関する影響ニュースは増えていくと思います。

今後も追っていきたいですね。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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