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2024年4月の記事一覧

【山門文治式】ホントに捗るライティング術・前半

【山門文治式】ホントに捗るライティング術・前半

相方(三連休)がこんな記事を書いていた。

これに呼応するかたちで、山門文治式の捗るライティング術というものを公開する。
ぼくらコンビは、「売れる」を三連休が、「書ける」を山門文治が担当する形で分業を行っている。それぞれの専門分野をもち、互いの強みをかけ合わせていくのである。
餅は餅屋という言葉があるが、そのとおりだと思う。ぼくの親戚は長野市内で餅屋を営んでいるので、その関係で毎年餅屋の餅がうちに

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編集者は「上手な文章」を求めているのか

編集者は「上手な文章」を求めているのか

そう思って、私のnoteを読んでくださっている方もいるかもしれません。

では、「上手な文章」とはいったいどういうものなのでしょうか?

「上手な文章」のイメージはありますか?

流れるように読むことができて、論理構成もバッチリで、人の心を動かす魅力にあふれた文章。

手を入れる箇所が見当たらないような一文字一文字にまで配慮が行き届いている文章。

そんなイメージでしょうか?

「上手な文章」より

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〝長文アレルギー〟は「書けない」のではなく「書き方を知らない」だけ。

〝長文アレルギー〟は「書けない」のではなく「書き方を知らない」だけ。

創作大賞の募集がはじまって、1週間が経ちました。

大手メディアから書籍化・映像化のチャンスということで、昨年は3万4000もの応募があったそうです。今年はもっと増えるでしょうね。

しかし一方で、

「自分に創作の才能なんて……」
「そもそも、そんな何万字も書けないよ」

と思った方も多いのでは?

長い文章を書くのが苦手。
話がふくらまない。
おもしろさが今ひとつ伝わらない。

実はかつての僕

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「文章わかりやすいね」と言われる人が実践する2つの習慣

「文章わかりやすいね」と言われる人が実践する2つの習慣

こんにちは!

前回、「うまい文章」をこう定義しました。

=================================
うまい文章=「わかりやすさ」×「モチベーション」×「独自性」
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今回は、1つめの要素である「わかりやすさ」を高める習慣を解説します。

「わかりやすさ」は、「知識(=わかりやすく書く方法を知っているかどう

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文章はけっきょく、書き出し————魅力的なリード文のつくり方

文章はけっきょく、書き出し————魅力的なリード文のつくり方

この記事はこんな人のために書いています。

ぼくはこれまで、noteでたくさんの記事を書いてきました。
公開されている分だけでも、130記事あります。
本格的にnoteを始動したのは、今年(2024年)の1月なので、それから100記事近く書いています。
そのぼくが断言したいのは、文章はけっきょく、書き出しということです。
いい書き出しさえ書けてしまえば、あとはもう流れるように書けますし、それに呼応

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ドアを閉めて書く。そして、ドアを開けて書き直す

ドアを閉めて書く。そして、ドアを開けて書き直す

先日、「最近、note書けないんですよね」と相談される機会があり、「書くこと」についての2冊を紹介した。

「文章の創作の難しさ」については、この2冊を、自分なりに解釈した「書けないひとのためへのアドバイス」を3つ紹介したい。

書く動機は、感情的であっていい発信が、リスクになるようなシーンも増えてきている。感情的につぶやいたツイートが炎上につながったりしている。読み手が増えてくると、批判的なコメ

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「うまい文章」を構成する3つの要素とは?

「うまい文章」を構成する3つの要素とは?

こんにちは!

先日、ある企業のライティング研修が終わったあと、受講生からこんな質問をもらいました。

「結局、文章ってどうしたらうまくなるんでしょうか?」

本質的かつ答えるのが難しい質問――。頭のなかであれこれ考えたのですが、いい切り口が思いつかず、「やっぱり、本をたくさん読んで、たくさん書くことなんじゃないでしょうか」という毒にも薬にもならない返事をしてしまいました。

せっかく質問してくれ

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