記事一覧
愛すべき地獄・あとがき
このたびは「愛すべき地獄」をお手に取っていただきまして、誠にありがとうございました! この1冊で、バカデカい愛さんがどのような価値観をもって生きているかがよくわかったんじゃないかな〜。
もっとみるフェミニズムは死なない
わたしはほんとうにフェミニストなのだろうか? いや、確かにフェミニスト寄りではあるのだけれど、胸を張って「わたしはフェミニストです」とは言いたくない。なぜなら、SNSアクティビズムが中心の第4波フェミニズムは、もはや女性の権利を獲得するための運動とは呼べないところにまで来ているからだ。
もっとみるママが怒らないなら何でもよかった
母親にかんする記憶といえば、鬼の形相で怒鳴っているか、もしくは平常時からやや高めの声をさらに高くして笑っているかの二択で、幼い頃からわたしは母親の二面性がとても怖くてたまらなかった。
今日は怒鳴る日か笑う日かというのは、リビングから聴こえる足音の重さでおおむね判断できた。ドアを閉める音も同じくらい役に立つ判断材料だった。
そういう日はいつもより"いい子"にしなくてはならない。ママが都会の