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思い出ぽろぽろ

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ぽろぽろ思い出す昔のエピソード。昔のことじゃなく「今」につながる物語。
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#母と娘

なぜこんなに『信じて待つこと』は難しいんだ、を解明した先にあったもの

なぜこんなに『信じて待つこと』は難しいんだ、を解明した先にあったもの

信じて待って欲しいのに、待ってくれない。
信じて待つことができないんだよね・・。

どちらも分かる、分かりすぎるぞ。
私も苦手だ。

というテーマについて友人と談義していたら、ちょうどツイッターでも『信じて待つ』が目に飛び込んできたので、タイムリーな話題として取り上げてみる。最初に私自身の解を書いちゃうと、

信じて待って欲しいのに待ってくれないのは、あなたが信じて待つことができないから。
相手を

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おしどり夫婦は、世代を越え子や孫たちにまで。

おしどり夫婦は、世代を越え子や孫たちにまで。

「結婚73周年の記念旅行を予約したばかりでした。」

祖母の告別式でこう話したのは、母である祖母の娘。祖父母の結婚記念日には、子ども夫婦あわせて計8人での旅行が例年の行事となっていた。

先日、母方の祖母が急逝した。親族、近所の人たちの誰もから羨ましがられた祖母。

どこに行く時も何をする時も、そばに寄り添って甲斐甲斐しく世話をするのは夫である祖父。オシドリ夫婦の鏡な二人は、そろって95歳、結婚7

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母と子の想い「会社を辞めてホントに良かった!」

母と子の想い「会社を辞めてホントに良かった!」

「ねぇ、なんで泣いてないの?」

来月実家に帰ることもあり、母と頻繁にやり取りをしている最中の会話。特に泣くことがないから泣いてない。

きっかけは娘の運動会。
といっても、カケッコだけ参加!
カケッコの動画を撮り、いつもと同様“みてね”にUP。その動画をみた母からの言葉だった。

娘の懸命な走りに感動したのは確かで、ウルっとした。しかし、動画に残っていたのは、テンション爆上がりで応援する私の声援

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過去の記憶と記録がつながる時、そこには届け主がいた。

過去の記憶と記録がつながる時、そこには届け主がいた。

昔のことってどれくらい覚えてますか?

正直、私はあまり覚えてないんですが、記憶してなくても『記録』があると、記憶を呼び起こしてくれる。そう実感している。

ただ『記録』を見ないことには始まらない。
記録や記憶の届け主は母だった。

たとえば『結婚は34歳!』と執念のように信じていたのは母↓↓

占いを受けた本人も忘れているのに、母は5年間ずっと忘れてなかった。占い師さんに言われた「34歳で結婚し

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時代錯誤な結婚式は、覚めない魔法

時代錯誤な結婚式は、覚めない魔法

「結婚式記念日とかないやろ」

記念日を増やされたくない夫からの一言で始まった。結婚式4周年の今日。

35歳までに入籍、式まで挙げられたらベスト、と意気込んで始めた34歳からの婚活。

人生一の功績。
35歳直前で結婚式まであげる、滑りこみの快挙となった。

今時、派手にやる人いるんだっけ?!

夫からだだ漏れるオーラを完全スルーし、結果的に派手になった披露宴。

4年前に戻って選択したら?

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地元大分の郷土料理だんご汁、実家のだんご汁

地元大分の郷土料理だんご汁、実家のだんご汁

食べるのが大好き。
けれども作るのは嫌い。

そんな自分にとって #私のイチオシレシピ
は無縁の世界のはずだった。

母から一通のラインが届くまでは。

「今年のカボチャ、甘い、大きい、だんご汁最高」

だんご汁とは地元大分県の郷土料理の一つ。

様々な野菜に味噌ベースの味付けと小麦粉をこねた団子が一般的。

だが我が家のだんご汁は違う。

カボチャ&鶏肉のみ。
カボチャと鶏肉の素材がモノをいうシ

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