【心理学】”断る力”を持っている人は仕事が上手くいく・下
「自分のできないことはできない」「自分の優先すべきことを優先する」と”断る力”をもっている人間が仕事で上手くいきます。
その理由については昨日の記事でお話しさせていただきましたのでまだご覧になっていない方はこちらの記事をご覧ください↓
昨日の記事を通して何が言えるのかというと、断る力をもっている人が仕事では上手くいきます。
「できないことはできない」
「自分が優先すべきことを優先する」
こういう考え方は日本では自己中だと言われていますが、しかしこの考え方は浅はかだということも昨日お話ししましたよね。
ということで今日は昨日の続きで、どうすれば「断る力」をつけられるのかということをお話ししていこうと思います。
心理学歴10年、まひろです。
僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。
要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。
”断る力”とは
まず、本題をお話しして行く前に今この記事を読んでくださっている読者の皆様にご理解していただきたいことは、当たり前ですが”断る力”とはただただ人の頼みごとを断ることをいうのではありません。
何でもかんでも片っ端から断るのは確かに盲点ではありましたが、そんなことをしていたら自分基準ではなく他人基準で物事を考えなくてはいけないので、何も上手くいきませんよね。
ここではっきりさせておくと、”断る力”とは自分が「できない」「無理だ」と思ったことを断る能力のことを指します。
これって文字だけを見ると簡単そうに聞こえるのですが、意外とできない時が誰にでもあるんですよね。
例えば、仲の良い経営者や社長などの、あの普段お世話になっている人やあの目上の偉い人から「これやってくれない?」と言われた時に、自分ではその頼みは手に負えないor不可能だと思った、あなたはこの頼みを断れますか?
実際対面して言われると断れるかわからない、なんて方は多いと思います。
それはなぜかというと、基本的に人間は他人からかけられた期待を裏切りたくない生き物だからです。
頭が良さそうと言われれば勉強をしたくなるし、いつも優しくしてくれてありがとうと言われると優しくしたくなる生き物です。
しかし、いくら自分が期待を裏切ったり、頼みを断ることによって相手が怒ったとしても、できないものはできない、という事実は変わりませんよね。
この世には「努力してできないことはない」という情熱に訴える素晴らしい言葉がありますよね。どこかでアスリートや情熱的な著名人が口にしていたのを皆さんも見た記憶があるのではないでしょうか?
こんな言葉口にしようものなら、好感度なんてうなぎのぼりなのでしょうね。
しかしここで夢も好感度もない事実を言うならば、普通に努力してもできないことはありますよね。
頑張って努力して筋肉を本気で鍛えても、人間がパンチ一発で地球を真っ2つに割れるかと言われれば無理ですよね。
いくら目の前のスプーンを頑張って睨んでもぐにゃぐにゃ動きませんよね。
いくら頑張って目をカッピラいても女性の服の下がどうなっているかは見えませんよね。
それはなぜかと言うと、できないことはできないのです。僕達が存在するこの世界にはルールがあって、いくら頑張っても魔法やエスパーは論理的に使えないのです。
だからいくら普段からお世話になっている方や目上の偉い人からの頼みごとであっても、自分ができないものはできない。
だからこそどんな人に頼まれても「自分ができないものはできない」「自分が優先すべきことを優先する」と”断る力”がある人間は仕事で上手く行きます。
では御託もたくさん話したので、今から断る力の鍛え方を書いていこうと思います。
断る力の鍛え方〜その①捉え方を変えてみる〜
まず、他人からの頼みごとを断るのが苦手な人達に共通していることは、頼み事を断ることに罪悪感を持っていると言うことです。
だからキツ目にそう言う人達の心理を解説すると、罪悪感から逃れたいだけの軟弱人間です。(キツすぎやろ)
逆に捉え方を変えると相手の立場になって物事を考えられる視野の広い人間だとも言えるのですが、しかし上でも話した通り仕事の時だけでもこの考え方はどうにかしたいですよね。
では、なぜ他人の頼み事を断ることに罪悪感を抱くのかと言うと、簡単にピグマリオン効果が働くからです。
ピグマリオン効果…人間の行動が他人から掛けられた期待に応える様に収束していく現象
だから簡単に言えば、人間は基本的には他人の期待に答えたい・なければならない、という欲があるのですが、これが作用して人は他人の頼み事を断る時に罪悪感を抱いてしまうのです。
しかしむしろ僕は相手の頼みを断るだけで罪悪感を抱くのってどんだけ傲慢やねんとすら感じますが。
上でも書きましたが、努力してもできないことはこの世にあるし、できないことはできません。
だから、例え相手の頼みを自分が引き受けたとしても、それが「自分のできないこと」ならば返って最終的に迷惑や被害が行くのは頼みごとをしてきた相手と引き受けた自分の両方ですよね。
だから頼み事を断るのに罪悪感なんて感じる必要はないのです。自分が無理だと思ったら相手のためにも断ることが優しさなのです。
こうやって物事を捉えてみてください、それだけで大分無駄なストレスから解放されます。
”断る力”の鍛え方〜その②忖度を止める〜
これに関しては昔からまひろ(筆者)は記事でちょくちょくお話ししていたのですが、忖度って言う日本の文化がありますよね。
相手の思考を言わせずに推し量る、みたいな。
確かに、旅館などに行った時に何も言わずに布団を敷いてくださったり、灰皿を片付けていただくと気持ちは良いし、日本ではこう言う習慣を美学だと教えられているし、実際僕自身も子供の時からそう言い聞かされて育てられました。
だから忖度は良いことだと思っていました、心理学を勉強するまでは。
心理学を学んでからはもうまるっきり逆になったんですよね。忖度するために学んだ学問で忖度の不要さを知ったのです。
それはなぜかと言うと、相手のことなんていくら考えてもわからないからです。
これは人間にはできないことです。
例えば、今目の前にいる人が不機嫌だ。これは心理学ではわかるので、人間ができることです。
でも、なんで不機嫌になっているのかは、いくら心理学を極めても何をどう頑張ってもわかりようがないですよね。そんなのただのエスパーですから。
でも日本人はそれで勝手に忖度して
「疲れたんですか?一回タバコ休憩行ってきたらどうですか?」
「それができんからムカついとんねん!黙っとけ!」
みたいなことになるのです。
だから確かに忖度には良い面も悪い面もどちらもあるのですが、ある程度のとこまでいくと考えても仕方がなくなります。感情はわかっても、原因はわかりません から。
だから忖度なんてしても相手のことはわかりっこないのだから、するだけ無駄だと僕は思っています。
そして忖度は”断る力”を衰えさせる原因の1つです。
忖度をすると
「自分的には無理だと思うけど、これ断ったら相手大変になるだろうな」
「これ断ったら相手の期待を裏切ることになるな」
みたいに考えてしまうのです。しかしいくら何を考えても、どうせ自分のできないことはできないと言う事実は変わらないのですから、こう言うことって考えるだけ無駄なんですよね。
ちょっとこう言う考え方が冷たく感じる方もいらっしゃるかと思います。が、それで決断が遅れたり無理に引き受けた時に、最終的に被害が大きくなるのは誰でしょうか。
上でも書きましたが、自分が無理だと思ったら相手のためにも断ることが優しさなのです。
最後に大切な事
と言う感じで2スッテップをこなすだけで、大分「断る力」は見違えるぐらいつくと思います。
・自分が無理だと思ったら相手のためにも断ることが優しさ
・忖度はするだけ無駄
この二つを明日から、普段お世話になっている人や目上の人と話す時に意識的に頭の中に置いておいてください。そうするだけで断る力はかなりつきます。
僕自身も昔は協調性が高い方で、なかなか自分から断ると言う行為をしたことがなかったのですが、協調性を下げて断る力を付けるメンタルトレーニングをしてからは無理なことは無理だとスパッと言い切る様になりました。
あまり自分では変化に気がつかないのですが、自分の環境が変わった時や初対面の人にあった時に、前までの人とは違う印象を言われる様になったので多分変わったんだと思いますが。
ただ一つだけ言えることは、協調性を下げても不便になったことは何もなかったと言うことです。
本日の雑談「流行りの曲について」
数名のマジで昔からまひろの記事を読み続けてくださっている方はご存知だと思うのですが、まひろってバンドが好きで今でも趣味程度でやっています。
だから普段から移動中や仕事中はだいたい音楽を聞きますし、去年に限っては通算700時間位聞いていたらしいのですが、人間ってそないに音楽聞く時間があるものなのでしょうか。(知らん)
最近は世間では、優里とか髭男とかAdoとかが流行っているんですかね。
世間で流行る曲ってシンプルでアップテンポな曲が多いからすぐに聞き飽きるし「香水」とか再生して10秒ぐらいで飽きるから、流行りの曲を良いなと思ったのはインディーズから好きだったKing Gnuだけ。
今回僕が雑談で言いたいのは、なんか流行りの曲って同じ様な曲ばっかでマジでつまらなくないですか。ということなんですよね。
というか一緒にカラオケに行って「香水」とか入れられると、リアルに◯したくなるし、いい加減ノイローゼやから。
だから世の中の人って刺激が足りてなさすぎだし、絶対平和ボケしていると思うんですよ。(うっせぇわ)
ここで僕が好きなバンドを紹介すると、「NOCTURNAL BLOODLUST」通称ノクブラと言われているデスコアバンドです。
デスコアとはまあ言ってしまえば、デスボゴリゴリ低音ばちばち7弦ベース上等バンドで「F◯ck you」とかちょとだけ言っちゃうのですが、まあ結構激しめのメタルのことを言いまして、最近このバンドがめちゃくちゃ好きで仕事中とか移動中とかはずっと聞いています。
YouTubeにもライブ映像があるので、ぜひまひろの記事を普段から読んでくださっている方はご覧ください。ライブ映像見ながら絶対一緒に気づいたら「F◯ck you」って言っちゃってますから。
普段生きていてこう言う曲は聞く人の方がどちらかと言うと、てかどちらかと言わずとも少ないと思うのでぜひこの機会に一度聞いてみてください。
YouTubeで「ノクブラ ライブ」で調べたら、多分大半の人が音楽では感じたことないぐらいえげつない迫力と刺激を味わうことができます。それぐらいカッコ良いライブが出てきますから。
そして、その中でも僕が好きなノクブラの曲は「マッチョオブザ・ワールド」「T.Y.R.A.N.T」「DESPERATE」ですね。基本全部神なのですが。
「T.Y.R.A.N.T」とか、ライブで聞いたら多分ものすごいテンション上がるんでしょうね。ただ好きだったメンバーが変わっちゃったんですが…
と言う感じで、普段からメタルとかハードロックしか聞いていないので、普通に最近の流行りの曲とか聞くとなんか刺激が足りなく感じるんですよね。
だから仕事中も移動中もこう言うメタルバンドを大体流すのですが、この前久しぶりに母親の車に乗って助手席でこのバンドを初めて流してみたのですが、母親は大変お気に召さなかったそうで、音楽を再生して2曲目ぐらいで「うっせぇわ」って言われましたけどね。
逆になんで1曲待ったねん、断る力ないやん。
それでは、あなたの人生がより豊かになる様にまひろは心の底から応援しています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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