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学校に「無駄」は絶対に必要~大先輩の昔話から
けい先生です。定期的に有志のZOOM学習会に参加しています。70代の元高校教員が2名いらっしゃって、昔話がたいへんおもしろい。学校現場は、戦後教育が始まった頃から大きな変化をしています。ですから、大先輩の話を聞くことは、現在の教育を批判的に捉えるためにも貴重なのです。
1.「無駄」は絶対に必要70代の国語の先生が、「無駄は絶対にいいこと」と断言していました。今の学校現場(社会)は効率化重視で動い
教員採用試験を乗り越える!~「具体的な指導法」が分かるおすすめ本
けい先生です。ここではとくに、講師経験の「ない」方々に向けて書籍の紹介をします。講師経験があれば、そのことを小論文や集団討論、面接で使えます。しかし、ない場合は書籍から具体的な知識を得ておくのが有効です。
今回おすすめするのは、堀裕嗣さんの「10の原理100の原則」シリーズです。
この本がおすすめな理由は、
イラスト(マンガ)が分かりやすいこと
です。
もちろん、そればかりではなく、押さ
『内外教育』を読む~いじめ法「普通の教師が生きる学校」を
けい先生です。教育専門誌『内外教育』(4月26日)で、大阪大学名誉教授の小野田正利さんが連載記事「いじめ法の放置から10年(14)―教師への厳罰化は待て!」を執筆されています。
「内外教育」は、職員室の資料コーナーに必ず配置されている専門誌なので、ぜひお読みください。老婆心ながら付け加えると、管理職、教育行政に関わるほどの人なら全員目を通しているはずです。教育情報の最新のトピックに関しては、内容
不登校問題の困難さと解決に向けて
けい先生です。4月も折り返し地点を過ぎました。先生、保護者のみなさんは、ちゃんと休めていますか。子育て、教育には大人の側にエネルギーが必要です。家に帰って、一旦、仕事を放り出して、休む時間を作ってほしいと思います。
さて、本日は不登校問題についてです。「公立学校が不登校を生む機能を果たしているのではないか」という報告が現場から出されました。不登校の生徒、保護者に対して「あなたがたは不登校という選