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右と左で温度が違う『Hot and Iced Tea』
先週、ご紹介した上下の温度差を味わうスープ。
今回は左右の温度差でインパクトを狙います。イギリスで最も有名なシェフ、ヘストン・ブルメンタールが開発したテクニックで、Fat Duckではデザート前の口直し的に(英語で言うところのpalette cleanser)提供されています。
問題は材料の入手。このテクニックにはジェラン(type F)という熱耐性があり、凝固力も強いゲル化剤を使いますが、ジ
お刺身ラヴァーのあなたに伝えたい、お野菜と合わせてかさ増し、10のアイデア
私はスーパーのお魚売り場で、すごく険しい顔をしているかもしれません。
それはお刺身を選ぶ時。
・家族全員に行き渡る量か
・量が多くても高くないか
・どっちのサクが大きいか
・どっちのサクが美味しそうか
うーん、うーんとにらめっこ。お刺身の日は殺気立つほど、家族で取り合いなのです。
そんなわけで、私はサクや1尾購入して、薄ーく切っています。
そして重要なのはかさ増し!ツマのお野菜がメイン!?っ
オーブン任せで簡単やみつき!ごぼうと鶏肉のクミンコンフィ
ごぼうのカリカリした部分、ホクホクしたところ、プリッとした鶏肉の美味しさ!熱っ、もうちょっとおかわりして良い!?と止まらなくなる我が家の人気メニュー。オーブン任せでこんなに豪華な一品が出来ます!
エスビー食品さんのnoteで「ごぼうと鶏肉のクミンコンフィ」のレシピを紹介しています。
おかずとしても常備菜としても優れているのですが、何と言ってもこのオイルの美味しさもたまりません。
絶対に捨てずに保
地味滋味な炒め煮の底力-きんぴら・ひじき・切り干し大根-
あると嬉しい名副菜。
炒め物も、煮物も慣れるまでちょっと難しいけど、炒め煮は比較的簡単。
鍋にひっついた!とか焦げそう!!ってなったら煮ちゃえばいいし
煮物みたいに中まで火が入ってない事も少ない。
今回は年中作る家庭の炒め煮の巨匠。
きんぴら、ひじき、切り干し大根。を紹介しますね。
・炒め煮の基礎。炒め煮は色々あるけど、今回は日本の家庭的な物を。
決してインスタ映えしないけど、懐かしくてほっ
フライパンでホタテを焼く
ホタテには冷凍と生の2種類がありますが、フライパンで焼くのであれば冷凍することで繊維が壊れてやわらかくなるので冷凍、解凍品を使うのがおすすめ。逆に活けのホタテはやっぱりお刺身で食べたいものです。
ホタテをフライパンで焼くのは手軽で美味しい。ポイントは高温、短時間で焼くことだけです。肉を焼くときは何度も裏返しますが、ホタテの場合は表面の焼き色を優先するために裏返す回数は最小限に。
ところでこの帆
アンディーブ or チコリ。どっちの表記がいいでしょうか?
今日のテーマはアンディーブ or チコリ。
白菜の芯のような野菜です。もともとはすごく苦い野菜なのですが、軟白栽培することで、おいしく食べることができます。独特のほろ苦さがあり、サラダや煮込み、グラタンなどに使われます。この苦味が美味しい野菜です。
酸化すると色が変わってしまうので、加熱するときは空気に触れないように注意したりします。昔は小麦粉を溶かした水にレモンを入れて、白く仕上げるのはちょ
具なしパエリアの作り方
ISETANさんのサイトにパエリアのレシピを掲載していただきました。クックパッドに載っているレシピが炊き込みご飯ばかりだったので、正統派のパエリアの作り方を模索しています。
PVに貢献すべく読んでいただけるとうれしいのですが、この記事のパエリアは26cmのフライパンを使用することが前提です。このパエリア、色々と実験したのですがフライパンの表面積と火加減によって、水分が蒸発するスピードをコントロー
空気を食べる〜ニンジンの泡の作り方〜
スペイン語で「アイレ」、 英語では「フォーム」、フランス語では「エキューム」と呼ばれる技法のご紹介。大豆レシチンを使ったテクニックはエルブジのシェフ、フェラン・アドリアのチームが開発したもの。
ニンジンのエアー
ニンジンジュース 200cc
大豆レシチン 3g
大豆レシチンはトレハロースやマルトデキストリンが添加されている粉末タイプを使います。レシチンは湿気やすいので、保管の際
切り方で味が変わる〈ホタテのカルパッチョ、シブレット風味〉
ホタテの旬は2回あり、一度目は産卵後の5〜8月にかけて貝柱が大きくなる初夏と、産卵前の冬。とはいえ養殖の冷凍物が出回っているので年間通しておいしく食べることのできる優等生食材です。昔は30cmくらいの大きな天然物が穫れたらしく、今でも大事に保存している貝殻だけは見たことがあります。今では一年もの10cm〜二年もの15cmくらいが普通
2人前でこれくらいの分量。今日はシブレット風味にしました。
素材をしぼっても美味しく出来ました!玉ねぎとなすのラタトゥイユ風
ラタトゥイユといえば、一つ一つのお野菜をソテーし、トマトソースで合わせたお料理。トマトをベースに、なす、ズッキーニ、パプリカ…色んなお野菜が入っていて楽しいですし、お野菜の美味しさを実感するお料理です。
子供の時、きんきんに冷えているラタトゥイユを食べて、なぜこんなにも美味しいのだろう!と驚き、自分でもよく作るようになりました。
いつも急に「ああラタトゥイユ食べたいなあ」と思い、いてもたっても
ピーマンの30分焼き
まったく参考にならないシリーズです。
ズッキーニを1時間焼くと美味しい、という記事を書きましたが、今度はピーマンを焼きます。今の時期の種のやわらかいピーマンが適しています。
ピーマンの場合はズッキーニと違ってカラメリゼ(糖分を焦がす)するのではなく、ピーマン自身の水分で蒸し焼きにするようにして火を通します。ズッキーニと違ってバターは使わず、加熱に強いオリーブオイルのみで焼いていきます。
この
レミーのラタトゥイユを、無駄なく美味しく。
『レミーのおいしいレストラン』
小学生の頃に映画館で観た思い出がある。
料理上手のネズミと、料理の出来ない見習いコックの話だ。
それを見てレストランに強い憧れを抱いたのは俺だけじゃないだろう。
この映画を観た後に食べたくなる料理が
ラタトゥイユだ。
乱切りをごった煮という固定概念があったのに、スライスして並べるという方法が斬新で、ラタトゥイユへのイメージが変わったのは言うまでもない。
今回