9代目 折田シズる

日々シズらされながら書いていきます。いつかシズらせるために。

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    マガジン

    • 朝渋マガジン

      • 21本

      朝7時半から渋谷で活動している『朝渋』のマガジンです☀️

    • sioのイズム

      sioの料理哲学、イズムを、解像度高く理解するためのnoteマガジンです。 現在、『サウナ』『五味モデル』『リズム』『キレ』『敷学』があります。

    • #今日のシズる

      シズる株式会社の折田シズるが毎日のシズるをつらつらと書き連ねるnoteです。毎日AM8時に更新をしたいと思います。ぜひシズってください。

    • #スキすぎてごめんなさい

      料理を暑苦しいほど愛する料理家SHIORIと料理人sioオーナーシェフ鳥羽周作が出会い、編集・ディレクションは山口繭子さんのファシリテーションのもと、 clubhouseでアツいトークを繰り広げています。 少しでもたくさんの人に想いを届けきるために、noteでアフター配信を行っています。#スキすぎてごめんなさい をつけて投稿いただいた皆さんのnoteをすべて収録したマガジンです。 #スキすぎてごめんなさい について、お問い合わせは info2020@sio-inc.com 広報担当折田まで

    • 僕らの家族

      折田シズるが取材して書いたnoteです。お話の中から気になったことをいくつかピックアップして深堀りし、キラーワードになるように書いていきます。いずれも大切なnoteたちです。

    最近の記事

    • 固定された記事

    そのレシピは本当に考え抜いているのか。

    これまでも、本当にもっとおいしくならないのか、考え抜き続けてきた。 鳥羽は、常にアップデートしてきた。 パスタ料理として捉え、なめらかさとアルデンテにこだわった、ナポリタンを超えたナポリタン。 冷めてもおいしい。これまで挑戦したことないテイクアウトに対して、安心するおいしさの甘じょっぱいをベースに5味+1を搭載した究極のミニマム、HEY!バインミー。 チキンオーバーライスとタコライスを掛け合わせ、20種類のパーツを組み合わせた味のワンダーランド、チキントーバーライス

      • 化物語は、はじまったばかり。

        明治初期、西洋の文化が日本に持ち込まれ、新しい日本が産声を上げました。 文明開化。 辞書にはこう書かれています。 僕がはたらくのは、すき焼きレストラン「㐂つね」。 店名の由来は、文明開″化″から来ています。 文明開化の象徴である、すき焼き。 国民食であり、ハレの日の定番です。 すでに抜群においしい料理。 もう完成されたスタイルであろうすき焼きも、sioのフィルターを通して覗いてみれば、まだまだ美味しくできるのではないか。 そんな問いから、このレストランは生まれ

        • 未開の味を旅しよう、旨味のリュックサックを背負って。〜すき焼きトーバーライス〜

          旨味はリュックサック。 旨味があればあるほど、いろんな味が詰め込める。 オーナーシェフの鳥羽はこう言います。 しっかりとした旨味があると、その他の甘味、苦味、酸味をたっぷりと受け止めることができます。 甘じょっぱいすき焼きはバックパッカーばりのリュックサックです。さまざまな食材と手をつなぎます。 20種類以上のパーツで成り立つ、トーバーライスのメインの具材としてうってつけの食材でした。 今回は㐂つねがつくり出した「すき焼きトーバーライス」について、紹介します。 si

          • まだ見ぬだれかを照らす、迷子のことば。

            さらけ出した文章が綴られた本を読んだ。 なんだか、共感しかなかったんです。 伝えたいことがあると、思わず書きたくなります。 やっぱり言葉は、伝えるためにある。 その本はまだ見ぬ誰かのために書いたことで、きっと自分のためにもなっている。 一つ間違いないことは、私のために書いた手紙ではもちろんない。なのに、針で刺されたように痛む一文も、じんわり身体を温める一文もある。鍼灸のようなことばたち。 書くことが、自身を救うこともある。 自分のために書いたものが、誰かを救うことも

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          • ショウガナイジン|ショウガナイズ北千住のマガジン
            山本遼 @ryo0y 他

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            たった一振り、かけるだけのおいしい魔法

            かけるだけで生まれ変わる魔法。 もはや、さながら神様。 これまで、何度も伝えてきました。 大阪、堺で120年和風香辛料を作り続ける、やまつ辻田さんの″魔法″。 大好きな、ヤバい粉。 国産の鷹の爪を絶やさぬよう、信頼のおける農家さんを巻き込み、作り続けてきた和風香辛料への愛。 一度面倒を見ると決めたらどこまでもとことん付き合う。たとえ、それが料理のこと以外でも。圧倒的な作り手、使い手への愛。 世界一の″魔法″で喜ばせるために、今も自ら産地に出向き、最高の素材を手に入れ

            ぼくは3年前からファンだった。そして、

            厨房内は毎日が酷暑日2019年8月、一つ星レストランのカウンターの中。人が通るにはぶつかるしかないほど恐ろしくコンパクトな厨房。真夏はなんと40℃近くまで気温が上がります。コップに入れた氷もあっという間にとけるほどに灼熱。 慣れない仕込みを何とか終えて、17時前。 照明は薄暗くなり、ムーディーな店内。 「こんばんは。」 お客様が入店します。予約表から名前を確認し、客席にご案内。来店のお礼を伝え、冷たいおしぼりに、スパークリングワインが注がれる。 サマッシュ、と一皿目の

            あまりにもおいしすぎて思わず笑っちゃうから、僕なりのおすそ分け。

            おいしいを超えた感動を作りたい。 そんな想いでできたレストランが僕が働く「sio」です。7/20、もうすぐ4周年を迎えます。 そして、昨年10月には新たなレストランが出来ました。 ここには、「sio」で学んだこと、感じたことを活かしながら、僕たちが考える理想のレストランを詰め込んでいます。 その結果、できあがったのは″架空のホテルのレストラン″。 その名も「Hotel′s」です。 そんな「Hotel′s」で新しい取り組みが始まりました。オーナーシェフの鳥羽周作が厨

            新定番・洋食酒場では「あなたの背徳感」がスパイスに。

            焼肉トラジのアイスキャンディを食べたことがあるだろうか。 キンキンに冷えたビールで喉を潤したら、厚切りタンを焼き、サンチュも手に取りナムルやキムチとともに巻く。一口で食べると肉汁がいっぱいに広がる。 〆にスンドゥブを飲み干したのち、ゆっくりしているとアイスキャンディーの出番だ。 サービスで出している素朴で冷たいミルクアイス。たしかトラジオリジナルのパッケージである。あれがなんとも言えない幸福感なのである。 たらふく食べた後に食べる甘いものは、心底うまい。 "おいしい"で

            怒り、という人間のガソリン

            かつて、言いたいことを言えない子どもでした。 考えていることがあってもどうしても黙ってしまう。親の前で1時間以上、何も言わずにいた事もあります。 月日が経ち20歳を超えても、社会人になっても、人に対して何か思っても感情をぶつけることが苦手な時期がありました。(周りからはどう見られてるのか、分かりませんが) そう、僕はあまり怒れなかった時期があります。 それはなぜか? ムカつくことはあっても、怒ることに対する申し訳なさが勝っていたからだと思っています。 なぜ申し訳な

            背をみて育つ

            自分の至らなさに毎日のように、いや毎日気付かされる。 体に染み込んださまざまな「クセ」は、なかなか消えない。意識より先に無意識が顔を出すのだから、当たり前だ。 いつの間にか、椅子に浅く座っているし、 いつの間にか、パスタは音を立てながら食べている。 小さい世界の中で、自分が何となくしていたことも、大海に出ればたちまち人に違和感しか与えない。 ありがたいことにそれを注意してくれる師匠がいる。この数年でちゃんとした人間養成ギプスをつけてもらっている。 元々があまりにも幼かっ

            約束の坊主。

            去年の10月下旬、僕は坊主にしました。 実に中学生ぶりです。 そういえば中学校の卒アルは坊主でした。 なんで坊主にしたのか、聞かれることも多いので書いておきたいと思います。 約1ヶ月のお休み明けに僕は、去年9月中旬から10月中旬に1ヶ月ほどお休みをいただいていました。約4ヶ月ほど、ほぼ毎日書いていたnoteの更新も止まってしまって、ありがたいことに心配頂いた方もたくさんいました。ごめんなさい。 そんな中、僕は会社を休んで、社長であるシェフの実家に週に何度も夜ご飯を食べに

            僕らが大事にすべきは「気持ち良さ」である

            ″その「体験」にお金を払う価値があるか?″ 当たり前のことでも、人によって、タイミングによって、刺さる言葉が違う。 3週間の大阪出張の帰りに何気なくTwitterを見ているとみる兄さんが書いた記事が目に飛び込んできた。 バルミューダの製品は持っていない。 しかし、以前から気になっている。 だが、手を出せていない。 一人暮らしの男にとって、決してホイホイ買える商品ではない。 それでも、同世代でも日々の朝食を有意義に、空間を快適に、と購入している人も多いだろう。 読み終

            料理人を″料理に携わる人″と再定義する

            1年半前、料理人を辞めた。 脱サラして始めた厨房での修行も、1年間でピリオドを打った。 きっかけは、コロナウィルスが本格的に蔓延し始めたタイミング。 2020年4月、sioでは毎日のようにシェフが #おうちでsio でレシピをアップし、みんなでバインミーや日替わり弁当を作っていた頃だ。 #トーバーイーツ と名づけ、自分たちで届けられる範囲でデリバリーも開始した。 実は、その頃。 僕は高熱が出て、現場を休むことになった。2〜3日すると微熱になったが、2ヶ月ほど37.5℃から

            怒涛の9月が待っている

            いろんなことが同時に動いています。 リリースに向けて、自分ができることをやるしかないのですが、頭がカオスになりがちだから、そういうときこそ一呼吸入れなきゃいけません。 何かやらかしたら意識ではなく仕組みを変える。 決して忘れちゃいけないことです。 なんかドタバタしていて、、今日はここまで🙇‍♂️ Twitterばりに短くてすみません!! 今日も頑張りましょう🔥

            ニュースが目白押し #最近のシズる

            (公開設定ミスりましたm(_ _)m) 最近のシズるですがニュースが目白押し!! TOP5をご紹介します!! 5位 シズるへPOPEYE(ポパイ)入社チキントーバーライス が繋いだ縁。新しいソルジャーPOPEYEが9/1に入社しました。👏 あんなに前からやり取りしてたのにあっという間でした。笑 早速初日からバリバリ働いてもらって最高です! 決意表明noteもぜひご覧ください↓ 4位 9/1よりマルシンハンバーグ×パーラー大箸コラボ開始なんと、9/1はマルシンハンバー

            野菜の日に生まれました

            昨日、8月31日は野菜の日。 キユーピーさんがつけた記念日みたいです。 そんな昨日という日にサラダ専用ナッツ 『GOOD NUTS GOOD SALAD』 が販売開始されました。 sio(シェフ)は味の観察をしています。 そして、そんな僕らの新商品が今、 パーラー大箸で期間限定で食べられます。 その名も #ととのえるサラダ  今日は短くなりました🙇‍♂️ ごめんなさい! ぜひお試しください!