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感動的なおいしさを作るために
独立して3ヶ月半。フリーの料理人をやめる。
理由は単純で、独学の限界を感じたからだ。
この3ヶ月間は、ほぼ休みなく、あらゆるところで料理を作って働いた。
ご家庭に行って、お家にある食材で作りおきを用意するサービスは、自分がこれまで家族や友達に振る舞っていたことがそのまま活かせて喜んでもらえる楽しい仕事だった。
ケータリングは、週1回ほどのペースで行った。最大で80名分の用意はしびれる体験だ
弟子から見た、sio鳥羽周作が見つめる″星付きレストランがファミレスを持つ″という景色
「ねぇ、おりたくさんは家族になったの?」
にこにこと愛くるしく笑いながら、まっすぐな目でこっちを見ている。
鳥羽さんの長男だ。
「ガルル…ガウ!!」
毎週金曜日は、恐竜ごっこで朝が始まる。
兄弟揃ってハマっているようで、僕も恐竜役を迫られた。
「今日は恐竜まだー?」
「今日はできないよー。(カチカチ)」
「なんで?昨日は良いのに今日はダメなの?」
「そう!あれは金曜日しかできない
自宅での食事が増えてコンビニが美味しさを極める時代に、レストランがやるべきこと
年始にジョブチューンというTV番組でコンビニ三強が自社商品を一流シェフに召し上がっていただく企画を見ていた。100回以上試作を行いベストな結び加減、塩梅を追求したおむすびを7人のシェフが美味しいかどうか、ジャッジをする。開発担当者が手を合わせて祈る中、7人が満場一致で美味しいと言った。また、人気飲食店監修の元、中には800円するようなリッチな弁当なども開発されていて、各社が美味しさの追求に力を入れ
もっとみる僕たちのナポリタンがナポリタンを超える3つの理由
ナポリタンは僕たちのスペシャリテです。
その名も、ナポリタンを超えたナポリタン。
「みんなお馴染みのナポリタンを少しだけアップデートしたい」という思いからです。
その名前たる所以は3つの理由があります。一つずつ解説していきます。
①なめらかなナポリタンナポリタンはフライパンの上でベーコンや野菜を炒め、パスタと合わせたらケチャップを加えて全体に馴染ませるというのが基本でしょう。
ナポリタン
【保存版】noteでヘッダー画像に困ったら読むnote
毎日noteを書く中でポイントがヘッダー画像の選定です。
どんなに良い記事を書いても、見られなければただのメモ書きです。
シェアした際の視認性をあげて、記事に引き込むためには、画像のチョイスが重要になります。
書いている内容をそのまま表すようなイラストもいいですし、イメージを伝えるような写真にしてもいいかもしれません。
ヘッダー画像の探し方はキーワードで探すのもいいですが、作者で探す方が圧倒
#感動ズッキーニ のつくり方
これまで何とも思っていなかったのに、ふとした瞬間の意外な一面。ギャップにときめき、踊る心。
今年の夏、ズッキーニに恋をしました。
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夏野菜の定番であるズッキーニ。この季節になるとスーパーでは大量に見かけます。
ズッキーニはキュウリのような見た目ですが、キュウリ科ではなく、かぼちゃの一種とのこと。味わいはたんぱくなのでプラットフォームになる野菜です。
肉質はシャキではなく、もっと身が詰
すき焼きを因数分解する
すき焼き師のオリタタクヤです。
わたしは全国の名店のこだわりを知るために、すき焼き巡礼をしています。
同じすき焼きといえど、全く同じものはどこにもなく、どのお店にもそれぞれの創意工夫があり、めぐる度に気づきがあります。
知れば知るほど、すき焼きは面白い。
もっと知りたい。
そもそも、すき焼きとは何なのでしょうか?
すき焼きの歴史や背景を知ることも重要ながら、すき焼きをもっと自分なりに理解