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学生が運営するインターンシップ 常に高みを目指して
NPO法人ドットジェイピー北海道支部に聴く
若者の積極的な社会参画・投票率向上を目指して、学生 に ソーシャル・インターシップ を提供するNPO法人ドットジェイピー。「『 私もできる 』を 私達がつくる。」の理念で知られる同法人は、多くの学生スタッフで運営されている。
全国津々浦々にある支部の中でも大きな支部だという北海道支部は、今年で 21年目を迎える。17名いるスタッフのうち、14名は本学の
~学生新聞に見る北海学園七十年史(後編)~(10)〈創立百周年〉と「北の早稲田」の栄光 1986~1994
自らの生きる21世紀と長い「平成」と動乱の令和の世を憂い、金と人が愚奔していた「80年代」を愛する私の感情を吐露するならば、本学学生新聞が「面白かった」時期はこの頃だけである、とさえ思っている。
そこそこの高偏差値とどこか知性の漂う自虐、そして飛び交うネタの数々に、エッセンスとしての社会派記事――。新聞会初代会長は「再刊以来レベルダウンした[1]」と言ったそうだが、私はむしろ再刊後の約20年
学生新聞に見る北海学園七十年史~(九)”大学紛争“の時代④ 明暗/”歴史の終わり“のはじまり(第一部 最終回)~
●明暗/とある助教授の死
1970年4月14日火曜日の道新夕刊は、この日の午前9時頃に発生した事件を写真付きで取り上げた。それは北海学園大学経済学部の助教授が札幌市平岸の自宅で妻との無理心中を図り、妻は逃れたという内容のものであった。この享年39歳の財政学担当の助教授は名を宮下幸太郎といった。道新記事によれば「宮下さんは学生部委員を委嘱された直後から『学生部委員を押しつけられて困っている』と悩