【硬式野球】開幕2連勝!最速155km/h右腕工藤が5回7奪三振の好投
令和6年度札幌学生野球連盟春季1部リーグ 4月30日 第1節第2試合
北海学園大学 ― 札幌大学
【スタメン】
北海学園大学
1(三)森 晴斗 (④・法・知内)
2(二)杉林 蒼太 (③・経済・北海)
3(遊)常谷 拓輝 (③・人文・札幌静修)
4(指)南 泰成 (④・法・札幌光星)
5(中)下向 航 (③・経営・浦河)
6(一)森 順哉 (③・経営・札幌日大)
7(右)金野 颯汰 (④・人文・札幌第一)
8(捕)久保田 廉太朗 (④・経営・札幌国際情報)
9(左)柏原 翔太 (②・経済・旭川実業)
先発投手 工藤 泰己 (③・経済・北海)
札幌大学
1(右)伊藤 翼 (③・白樺学園)
2(左)桑田 翔叶 (③・旭川大高)
3(中)佐野 翔騎郎 (④・札幌山の手)
4(三)吉澤 慈暖 (③・札幌山の手)
5(指)小飼 隆太 (③・札幌静修)
6(一)近藤 大翔 (③・旭川大高)
7(二)三浦 琉生 (③・苫小牧中央)
8(捕)布施 友梧 (④・札幌第一)
9(遊)久保田 晃士 (②・青森山田(青森))
先発投手 宮田 文仁 (③・苫小牧中央)
【スコア】
投手
(学園大)工藤(5回) → 小沼(1回)(③・人文・北海) → 住吉(1回)(②・法・室蘭栄) → 長内(1回)(①・経済・北海) → 高谷(1回)(③・経済・札幌日大)
(札大)宮田(5回) → 小川(1回)(①・東京学館浦安(千葉)) → 山本(1回)(①・白樺学園) → 高松(1回)(④・旭川永嶺)
(本塁打)斉藤(③・経済・北海)(8回ソロ)・久保田(8回ソロ)
【戦評】
今日は初回からピンチを迎える本学。2番桑田に四球を与えるとすかさず盗塁され1死2塁のピンチに。1B1Sから3番佐野に150km/hのストレートをセンター前へとはじき返されて失点。直後にまた1塁走者に盗塁を許すが、後続を抑えて最少失点で切り抜けた。
1回裏に三塁までランナーを進め同点のチャンスをつくるが、4番南がショートフライに倒れ無得点に終わった。
3回裏8番久保田が相手のファンブルで出塁すると9番柏原の打った打球を投手が悪送球し無死1・2塁に、さらに1番森晴斗がセーフティバントを試みてこれが成功し無死満塁の大チャンス。
この大チャンスで打席に立つのは2番杉林。1Bから高めのボールを打つとこれが投ゴロとなり本塁に帰ってきた三塁走者をアウトにする。しかし捕手が悪送球しその間に2塁ランナーが本塁に生還し同点に追いついた。
さらに昨日先制3ランを打った3番常谷のヒット、4番南の犠牲フライで2点を加え3-1と2点のリードを得た。
5回表、2死から再び満塁の大ピンチ。ここで先発工藤が粘りのピッチング。
あっという間に7番三浦を2Sへ追い込むと最後はで空振り三振。
三振に打ち取った直後、工藤はマウンドを降りて声をあげ、ベンチへ小走りで戻っていった。
5回116球7奪三振5被安打6四死球1失点。決して本調子ではなかったものの、チームを勝利へ導くピッチングで闘志を見せた。
7回には長内が登板。昨年甲子園で投げた左腕が今度は円山球場を舞台に投げた。
1アウトから4番吉澤に内野安打を打たれ、悪送球の間に打者が2塁へと進塁し初めてのピンチを背負った。
しかし後続の5番小飼、6番代打水野(①・札幌静修)を遊ゴロに打ち取って初登板を無失点デビューで飾った。
8回裏、7回表から守備に就いていた6番斎藤が打席に立った。
初球だった。この回から登板した高松の投じた高めのストレートを思い切り振りぬいた。打った打球は瞬く間にレフトスタンドへと吸い込まれた。ソロホームラン、衝撃の一発が球場を沸かした。
さらに8番久保田も続いた。3B1Sから力強くバットを振ってまたしてもレフトスタンドへ突き刺さるソロホームランを放った。
追加点が欲しい展開に、曇天を切り裂くような一発が2本飛び出した。
9回は高谷が登板。140km/h代後半の直球を軸にしたピッチングで簡単に2アウトへ追い込んだ。
しかし札大打線がここで奮起した。5番小飼がファンブルで出るとそこから3本のヒットと四球で2点を返し3点差に詰め寄った。
なおも2死満塁のピンチ、高谷も粘りのピッチングを披露。
1番三家(①・東邦(愛知))の一二塁間方向へ打った打球を二塁に送球しゲームセット。
6-3で開幕2連勝を決めた。
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